自称プログラマーの横田幸之介容疑者(36)=東京都豊島区上池袋=が、東京都内に住む無職の少女(16)を自宅に連れ込み、25日間にわたって誘拐したとして、未成年者誘拐容疑で逮捕された。横田容疑者は、容疑を否認している。共同通信などが22日、伝えた。
同通信によると、横田容疑者は家出をしていた少女とツイッターで知り合い、5月27日〜6月20日の25日間、上池袋の自宅アパートに連れ込み、誘拐した疑いが持たれている。横田容疑者は、少女が未成年だとは知らなかったとし、「家出した女の子を泊めて、喜んでもらいたかった」と話して容疑を否認している。少女は5月24日から家出をしていたという。
日刊スポーツ紙によると、少女はツイッターに「寝泊まりさせてくれる人いませんか」などと書き込み、横田容疑者が「家においでよ」などと言って誘っていた。
同紙と毎日放送によると、横田容疑者は6月19日、同じく家出をしていた大阪府内に住む別の少女(16)とインターネットの掲示板で知り合い、自宅に泊められることを持ち掛けていた。しかし、横田容疑者の自宅に東京の少女がいたことを大阪の少女が不審に思い、横田容疑者と外食して別れた後、20日午前に近くの交番へ保護を求めたことで発覚した。
警察は、横田容疑者と少女が25日間、どのように生活していたかなどの実態を調べる方針。