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東京は4度目の緊急事態宣言に入ったが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。

こうした中、酒類を販売する団体が西村大臣に猛反発。

関東で2021年初めての猛暑日を観測した12日、東京都心の気温も31.6度まで上がった。

午後2時半過ぎの渋谷。

気温は30度を超えていて蒸し暑かったが、人通りは多い印象だった。

12日から始まった緊急事態宣言の6週間。

あの金融機関発言をめぐっては、西村大臣へ抗議が殺到。

逆風が強まっている。

東京都では12日、新たに502人の感染を確認。

先週月曜から160人増え、前の週の同じ曜日を23日連続で上回った。

12日から8月22日までを期限に、4度目の緊急事態宣言に入った東京都。

会社員(20代)「(きょうから緊急事態宣言だが?)あんまり...もう何回も出ているので」

大学生(10代)「大学が休みになってるわけではないので、あまり実感はしていない」

11日夜、「イット!」が取材したのは、都の要請に従い午後8時で閉店する居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」。

訪れていたのは、禁酒令前夜の駆け込み客だった。

客「また飲めなくなるからその前に。気が知れた仲間と飲む会食が楽しい」

禁酒措置を迎えるにあたり、この店では11日、仕入れたビールだるが2つ残っていたことから、急きょ、飲み放題コースを設けた。

おさかな本舗 たいこ茶屋・嵯峨完大将「もういっそお酒もどんどん出したいという気持ちだが、良き市民として、行政の方針には従わないといけないだろうという気持ち」

また、先週、緊急事態宣言の期間、酒の販売事業者に対し、酒類の提供停止要請に応じていない飲食店との取引停止を求めた西村大臣。

撤回に追い込まれた金融機関を通じた働きかけについては、12日、組合も抗議を申し入れた。

コロナ担当大臣に強い逆風が吹き付けている。

23日に開幕するオリンピック。

空港内の区切られた専用ルートを無言で進むイギリス選手団。

一方、ボクシングのブラジル選手団は、メガホン片手に陽気なムードで入国した。

また、成田空港にも、オランダやチェコ、アメリカなどから選手団が次々と到着。

内閣官房によると、今週、事前合宿などのために、およそ2,200人の選手やスタッフなどが入国する予定。

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