松本パルコ、美術館に変身 草間弥生さんらの作品展示

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 松本市の松本パルコで、松本市出身の前衛芸術家・草間弥生さんら県内ゆかりの作家の作品を展示する「パルコde美術館」(実行委主催)が開かれている。彫刻や写真、インスタレーション(空間芸術)など多彩な現代アートが来場者の目を引いている。

 改修工事で休館している市美術館の所蔵作品などを街なかで披露する企画で、6階フロアが丸ごと展示室に。地元出身の彫刻家飯沼英樹さん、美術家の千田泰広さん、市内在住の彫刻家大曽根俊輔さんら12人の作品を紹介する。

 黄色に黒の水玉模様をあしらった草間さんの立体作品「大いなる巨大な南瓜(かぼちゃ)」は、同じ模様が会場の壁や床に広がる。須坂市の中島治さん(74)は「奇抜できれいですね」と見入っていた。

 来年2月まで4期に分けて開催。8月29日までの第1期は彫刻や絵画など約120点が並ぶ。入場料500円、中学生以下無料。祝日以外の水曜日は休館。

草間さんの作品「大いなる巨大な南瓜」
千田さんの空間作品。天井から日光が差し込み、太陽の動きとともに変化する
ピンク色の展示室には飯沼さんの木彫作品が並ぶ
大曽根さんの作品「コウテイペンギン」

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