【ロモズ歩兵団】副長選抜考査
革酎
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21
サイラス
受験者、重兵(隊長、副長にPC無し)希望だよ。技能評価の方はまあ省略ではあるけど、怪我とか出ればヒールかけたり応急処置するよ?
面接は最初に欠点(戦闘や鍛治以外の技能は専門家に劣る、鍛治系ギルドと不仲)とウリ(大抵の事はやれる、鍛冶屋仲間のツテ、鍛冶の腕)は出す。動機はほら、取引したとは言え湿地帯の問題直して貰った恩あるしね。【学乱】見て冒険者ギルドの中立、王国の政治力が信用出来ない、種族相性問題や故郷分からんのもあるし安心して作業出来そうな帝国に縁欲しいのもあるが。仕事の態度?受けた仕事はきっちりやるよ。例え(貴族の)無茶振りの末タダ働きだろうが受けた物はやったし(2度目からは阻止したしそれ系多いから仕事避けてるけど)。後副長として立場は弁えるよ?受恵者だろうが部下に隊の行動決められる状況の隊長とか内心ヤバいの予想つくからその辺はしっかり話し合うし納得して貰える様にするよ。隊の空気壊す気無い。
とりあえず面談後とか何かの合間に作業、初見さんに案内とか?後飯時にパンとか干肉持ち込んで鍋やチーズフォンデュを。そら臨時外す為の点数稼ぎもあるけど、当落関係無く隊員との顔合わせさせた方が親しんで今後も気にして貰えそう。初関与者もだが特に交友や恋愛関連で隊指定した人、縁故採用とかでギクシャクされてもアレだし直接見て話して納得して貰う切欠位は用意。今後の為にその位はフォロー要る予感がね…
面接は最初に欠点(戦闘や鍛治以外の技能は専門家に劣る、鍛治系ギルドと不仲)とウリ(大抵の事はやれる、鍛冶屋仲間のツテ、鍛冶の腕)は出す。動機はほら、取引したとは言え湿地帯の問題直して貰った恩あるしね。【学乱】見て冒険者ギルドの中立、王国の政治力が信用出来ない、種族相性問題や故郷分からんのもあるし安心して作業出来そうな帝国に縁欲しいのもあるが。仕事の態度?受けた仕事はきっちりやるよ。例え(貴族の)無茶振りの末タダ働きだろうが受けた物はやったし(2度目からは阻止したしそれ系多いから仕事避けてるけど)。後副長として立場は弁えるよ?受恵者だろうが部下に隊の行動決められる状況の隊長とか内心ヤバいの予想つくからその辺はしっかり話し合うし納得して貰える様にするよ。隊の空気壊す気無い。
とりあえず面談後とか何かの合間に作業、初見さんに案内とか?後飯時にパンとか干肉持ち込んで鍋やチーズフォンデュを。そら臨時外す為の点数稼ぎもあるけど、当落関係無く隊員との顔合わせさせた方が親しんで今後も気にして貰えそう。初関与者もだが特に交友や恋愛関連で隊指定した人、縁故採用とかでギクシャクされてもアレだし直接見て話して納得して貰う切欠位は用意。今後の為にその位はフォロー要る予感がね…
ロモズ歩兵団 遊兵4番隊副長
テス・クラルス
【遊兵4番隊所属希望】
受験生と交流歓迎
「お互いに受かりますように」
リーヴァー様、審査の方々
機会を頂けて嬉しく思います
生死を預かる職分への志願だ
…受験に際して沢山考えたよ
切っ掛けはロイの隊長就任だよ
成功率と生還率を重視した機動部隊
その時はロイらしい、真っ直ぐ茨の道を突進む目標だと思ったんだ
ふとロイの目標と
先日会った団員達を重ねて
彼らが死ぬかもしれないと、遅れ馳せながら思い至ったんだ
彼らはそれでなくとも難民で、もう何も失って欲しくない
でも戦わなければ、得られず、喪う物がある
彼らはそれを知って戦う事を選んだ尊敬すべき戦士だ
生存率も成功率も必須だって思い直した
焦燥を感じたんだ
ただただ送り出す側で良いのかって
ロイには目標に導く力がある
お会いした事はないけれど、副団長殿には苦楽を共にした兵の信頼があるだろう
ならば私は、彼らの進む道を整えて生存率を高めたいと思う
作戦時は
策を立て、分隊の指揮行う
遊兵の情報収集力、機動力、隠密力は汎用性が高い能力
3部隊で運用出来るならば
例えば索敵・陽動・救助など行動の幅が広くなる
訓練時は
彼らがどの指揮下に入っても順応出来るよう
あらゆる戦術下での訓練や合同練習を組みたい
コミュニケーション力の向上をはかれば、補充兵としての運用も可能になる上
歩兵団全体の連携も向上すると考えるよ
副隊長に就任した暁には
暫く彼らと寝食を共にさせて欲しい
兵ではない、本当の彼らを知りたいと思うんだ
受験生と交流歓迎
「お互いに受かりますように」
リーヴァー様、審査の方々
機会を頂けて嬉しく思います
生死を預かる職分への志願だ
…受験に際して沢山考えたよ
切っ掛けはロイの隊長就任だよ
成功率と生還率を重視した機動部隊
その時はロイらしい、真っ直ぐ茨の道を突進む目標だと思ったんだ
ふとロイの目標と
先日会った団員達を重ねて
彼らが死ぬかもしれないと、遅れ馳せながら思い至ったんだ
彼らはそれでなくとも難民で、もう何も失って欲しくない
でも戦わなければ、得られず、喪う物がある
彼らはそれを知って戦う事を選んだ尊敬すべき戦士だ
生存率も成功率も必須だって思い直した
焦燥を感じたんだ
ただただ送り出す側で良いのかって
ロイには目標に導く力がある
お会いした事はないけれど、副団長殿には苦楽を共にした兵の信頼があるだろう
ならば私は、彼らの進む道を整えて生存率を高めたいと思う
作戦時は
策を立て、分隊の指揮行う
遊兵の情報収集力、機動力、隠密力は汎用性が高い能力
3部隊で運用出来るならば
例えば索敵・陽動・救助など行動の幅が広くなる
訓練時は
彼らがどの指揮下に入っても順応出来るよう
あらゆる戦術下での訓練や合同練習を組みたい
コミュニケーション力の向上をはかれば、補充兵としての運用も可能になる上
歩兵団全体の連携も向上すると考えるよ
副隊長に就任した暁には
暫く彼らと寝食を共にさせて欲しい
兵ではない、本当の彼らを知りたいと思うんだ
リリリリス
私(ワタクシ)の華憐さと優雅さに相応しい戦いの場が、そこにあるという事ですわ
(あふれでるかりすま感)
ロモズ歩兵団 重兵9番隊長。ミ…んっん!(咳払い)ギーゼラ様がいると言う事です
『つまり私に居て欲しいと思うに違いありませんわ!』(根拠の無い自信に溢れている)
A1・志望動機
カリスマ感を出しながら語りだす※スキル
『私が一般民衆の方々を、この身をもってお護り致しますわ!…えぇ、えぇとてもやり甲斐が…やり甲斐ありますのよ…』
攻撃の矢面に身を置き、私の可憐さと優雅さを背中で魅せて差し上げられます
…そして、汚れた衣服や傷んだ装備の修繕費は嵩む…嵩みますの…
『…ですが、個人としての限界を少々……えぇ、感じてしまいましたの』
思い返せば、必要経費に消える報酬
私が私らしくあり続ける為に必要なソレは惜しまない、惜しめないですわ…
『そう!私がよりもっとこの身を盾にしても構わない…相応しい場はココにあるのですわ!』
きっと修繕費も経費精算できる!目指せ屋根付き三食ご飯付の生活!
切実!5日程なにも食べてない私の妙に迫真の主張(演技補正)
『きっと、ヒールしたがりさんのギーゼラ様も喜んで受け入れますわ』(どやがお)
※アドリブ歓迎
(あふれでるかりすま感)
ロモズ歩兵団 重兵9番隊長。ミ…んっん!(咳払い)ギーゼラ様がいると言う事です
『つまり私に居て欲しいと思うに違いありませんわ!』(根拠の無い自信に溢れている)
A1・志望動機
カリスマ感を出しながら語りだす※スキル
『私が一般民衆の方々を、この身をもってお護り致しますわ!…えぇ、えぇとてもやり甲斐が…やり甲斐ありますのよ…』
攻撃の矢面に身を置き、私の可憐さと優雅さを背中で魅せて差し上げられます
…そして、汚れた衣服や傷んだ装備の修繕費は嵩む…嵩みますの…
『…ですが、個人としての限界を少々……えぇ、感じてしまいましたの』
思い返せば、必要経費に消える報酬
私が私らしくあり続ける為に必要なソレは惜しまない、惜しめないですわ…
『そう!私がよりもっとこの身を盾にしても構わない…相応しい場はココにあるのですわ!』
きっと修繕費も経費精算できる!目指せ屋根付き三食ご飯付の生活!
切実!5日程なにも食べてない私の妙に迫真の主張(演技補正)
『きっと、ヒールしたがりさんのギーゼラ様も喜んで受け入れますわ』(どやがお)
※アドリブ歓迎
ノックス・マグナ
●心情
ロモズ歩兵団の人材は多くて困ることはありませんから、冒険者が副団長として加入するのは非常に心強いです。
しかしその素質を見極めるのはリーヴァー団長の役目。
だから私はその見極めるための場を整えましょう。
ところで、弓兵隊への志願者がいないのは少し寂しいですね。
●行動
今回は裏方ですね。
弓兵3番隊の皆に会場の準備と志願者の案内を支持します。
他の隊と動きが被るようであれば分担して行います。
面接の際に団長の補佐につこうとは思いますが、秘書のカレンディアもいると思うので彼女の手が回らない部分をひっそりと手伝います。
ロモズ歩兵団の人材は多くて困ることはありませんから、冒険者が副団長として加入するのは非常に心強いです。
しかしその素質を見極めるのはリーヴァー団長の役目。
だから私はその見極めるための場を整えましょう。
ところで、弓兵隊への志願者がいないのは少し寂しいですね。
●行動
今回は裏方ですね。
弓兵3番隊の皆に会場の準備と志願者の案内を支持します。
他の隊と動きが被るようであれば分担して行います。
面接の際に団長の補佐につこうとは思いますが、秘書のカレンディアもいると思うので彼女の手が回らない部分をひっそりと手伝います。
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブ
前提として今回の副長考査は反対
内部で育成・登用すべきと持論
団長に
・採用枠以上の採用をしない事
・副長以外のポストをこの場で設けない事
を確約させる
「ただでさえ重要な任務は倍率が跳ね上がるのにさぁ、これ以上競争率高くされても困るんだよねぇ」
事前準備
受験者が過去に受けた依頼の報告書を
ギルド経由で入手
遊兵3番隊を動員し受験者の言動から人格を精査
・公私を弁えているか
・他者と意思疎通で問題ないか
・冒険者としての経験・実績の有無
・人の上に立つ者として相応しい言動か
・特定人物に対し精神的依存は無いか
・協調性があるか
上記基準を満たすか否かで適正を評価
面接用資料として纏め団長及び面接官に配布
適正高
クレア
テス
適正低
サイラス
ノイアン
リリリリス
アルフィー
エミリア
ナタリア
●面接
質問事項
・志願理由
・隊長を支える事が出来るか
・歩兵団(帝国の奪還)に如何にして貢献するのか
・隊長不在でも隊を纏められるか
・上記の項目をどの様にして実現するのか
質問に対し
明確に答えられない・抽象的→評価-
具体性がある・現実的プランがある→評価+
尚、副長の地位に対して
・気楽だから
・目立たないから
・隊長と比べて責任が軽い
等の軽視する発言があった場合は説教
「ちょっといいかな…副長の地位を甘く見てない?責任が軽いから気楽とか、今の副長さんたちにすごく失礼だよね。人の上に立つ覚悟と命を預る覚悟が無いなら、志願しないで。」
プレイングに沿わないアドリブ不可
内部で育成・登用すべきと持論
団長に
・採用枠以上の採用をしない事
・副長以外のポストをこの場で設けない事
を確約させる
「ただでさえ重要な任務は倍率が跳ね上がるのにさぁ、これ以上競争率高くされても困るんだよねぇ」
事前準備
受験者が過去に受けた依頼の報告書を
ギルド経由で入手
遊兵3番隊を動員し受験者の言動から人格を精査
・公私を弁えているか
・他者と意思疎通で問題ないか
・冒険者としての経験・実績の有無
・人の上に立つ者として相応しい言動か
・特定人物に対し精神的依存は無いか
・協調性があるか
上記基準を満たすか否かで適正を評価
面接用資料として纏め団長及び面接官に配布
適正高
クレア
テス
適正低
サイラス
ノイアン
リリリリス
アルフィー
エミリア
ナタリア
●面接
質問事項
・志願理由
・隊長を支える事が出来るか
・歩兵団(帝国の奪還)に如何にして貢献するのか
・隊長不在でも隊を纏められるか
・上記の項目をどの様にして実現するのか
質問に対し
明確に答えられない・抽象的→評価-
具体性がある・現実的プランがある→評価+
尚、副長の地位に対して
・気楽だから
・目立たないから
・隊長と比べて責任が軽い
等の軽視する発言があった場合は説教
「ちょっといいかな…副長の地位を甘く見てない?責任が軽いから気楽とか、今の副長さんたちにすごく失礼だよね。人の上に立つ覚悟と命を預る覚悟が無いなら、志願しないで。」
プレイングに沿わないアドリブ不可
ロモズ歩兵団 重兵11番隊副長
クレア・エクレール
面談はちょっと緊張。
でも考査通れるようアルフィー君も一緒にがんばろ!
クレア・エクレール、重兵11番隊の副長を希望します!
まず歩兵団に参加しようと思ったのはこれまでの仕事で何度か帝国の難民さん達に関わってきたのと最近の情勢を踏まえて、もう少し力になりたいなって思ったから。
重兵11番隊を希望したのは友人が隊長を務めてるってことも大きいけれど、隊の運用方法と理想として「短期決戦」「仲間と自分の命を大切にする」って掲げてるとこが一番の理由かな。
ボクは他の授恵者と比べて打たれ弱い分、短期決戦を常に意識して立ち回ってる。
ヒーラーの様に生存率上昇に直結するスキルはないけれど、短期決戦に持ち込む為の切欠作りと支援は得意だからそういう意味で重兵11番隊に貢献できると考えてるよ。
クラスの違う隊長とは異なる視点やスキルで、作戦成功と重兵11番隊が掲げる目標を達成できるよう臨機応変にサポートする副長として頑張りたい。
あとは重兵11番隊は女性が2人しかいないって聞いてね。
戦場に性別とか関係ないと言いたいところだけど、やっぱり少数派って意見出しにくかったり遠慮したりしてしまうことがあるだろうし。
そういう面でも手助け出来たらいいなって。
隊の潤滑油というか、どんな状況でも皆が前向きでいられるようなムードメーカー的な存在になれたら嬉しいでっす!
面談は笑顔でハキハキ、元気よく。
アルフィー君に威嚇されても気にせず応援。
でも考査通れるようアルフィー君も一緒にがんばろ!
クレア・エクレール、重兵11番隊の副長を希望します!
まず歩兵団に参加しようと思ったのはこれまでの仕事で何度か帝国の難民さん達に関わってきたのと最近の情勢を踏まえて、もう少し力になりたいなって思ったから。
重兵11番隊を希望したのは友人が隊長を務めてるってことも大きいけれど、隊の運用方法と理想として「短期決戦」「仲間と自分の命を大切にする」って掲げてるとこが一番の理由かな。
ボクは他の授恵者と比べて打たれ弱い分、短期決戦を常に意識して立ち回ってる。
ヒーラーの様に生存率上昇に直結するスキルはないけれど、短期決戦に持ち込む為の切欠作りと支援は得意だからそういう意味で重兵11番隊に貢献できると考えてるよ。
クラスの違う隊長とは異なる視点やスキルで、作戦成功と重兵11番隊が掲げる目標を達成できるよう臨機応変にサポートする副長として頑張りたい。
あとは重兵11番隊は女性が2人しかいないって聞いてね。
戦場に性別とか関係ないと言いたいところだけど、やっぱり少数派って意見出しにくかったり遠慮したりしてしまうことがあるだろうし。
そういう面でも手助け出来たらいいなって。
隊の潤滑油というか、どんな状況でも皆が前向きでいられるようなムードメーカー的な存在になれたら嬉しいでっす!
面談は笑顔でハキハキ、元気よく。
アルフィー君に威嚇されても気にせず応援。
ロモズ歩兵団 遊兵10番隊副長
エミリア・シバ
・面接
まずは軽く自己紹介ね
エミリア・シバ、踊りが得意で好物はお酒と甘い物よ
戦闘スタイルの身の軽さと機動力を活かす感じね
志望動機は……
シュランドル子爵はいい指先のお手入れ方法を知っているって聞いたのよね
メドゥの指先っていう汚い指を手入れするための
おねえさんみたいな踊り子って指先まで綺麗にするが大事なのよ
って、まあ、つまりはおねえさんの美学に合わないのよねあいつら
「青の小指」ヤコブ・ヴィリアン、「赤の示指」ラスリャマス
他にもいるけど知ってる二人だけでも大っ嫌いなのよね
死体を弄んだり生贄をするような、命を弄ぶようなの
……ってヤコブは先日死んだわね
だから、入団できたらぜひともそれを学びたいのよね
もちろん直接教えてくれるならそれに越したことはないんだけども
とまあ、そんな個人的な目的も多大にあるのだけれど
副隊長として所属するからには
隊長の指示を読み取って部下にしっかりと伝えるなど
隊がスムーズに動くための調整などの役割は果たしたいわね
希望するのは遊兵隊ね
戦場では遊兵の基本に忠実に機動力を活かすように動きたいわ
※以下は出来ればテレパスで子爵のみに
ただ、戦場での偵察よりもう一段階前の情報収集に特化した部隊……
例えるならシャルガネのシノビと言われている集団みたいなのとは言わないまでもを作れたら
面白いかしらって思うのよねぇ
なので、何かと目立つ授恵者ではない隊長さんと組めたらとは
・所属希望
NPC隊長の遊兵隊
まずは軽く自己紹介ね
エミリア・シバ、踊りが得意で好物はお酒と甘い物よ
戦闘スタイルの身の軽さと機動力を活かす感じね
志望動機は……
シュランドル子爵はいい指先のお手入れ方法を知っているって聞いたのよね
メドゥの指先っていう汚い指を手入れするための
おねえさんみたいな踊り子って指先まで綺麗にするが大事なのよ
って、まあ、つまりはおねえさんの美学に合わないのよねあいつら
「青の小指」ヤコブ・ヴィリアン、「赤の示指」ラスリャマス
他にもいるけど知ってる二人だけでも大っ嫌いなのよね
死体を弄んだり生贄をするような、命を弄ぶようなの
……ってヤコブは先日死んだわね
だから、入団できたらぜひともそれを学びたいのよね
もちろん直接教えてくれるならそれに越したことはないんだけども
とまあ、そんな個人的な目的も多大にあるのだけれど
副隊長として所属するからには
隊長の指示を読み取って部下にしっかりと伝えるなど
隊がスムーズに動くための調整などの役割は果たしたいわね
希望するのは遊兵隊ね
戦場では遊兵の基本に忠実に機動力を活かすように動きたいわ
※以下は出来ればテレパスで子爵のみに
ただ、戦場での偵察よりもう一段階前の情報収集に特化した部隊……
例えるならシャルガネのシノビと言われている集団みたいなのとは言わないまでもを作れたら
面白いかしらって思うのよねぇ
なので、何かと目立つ授恵者ではない隊長さんと組めたらとは
・所属希望
NPC隊長の遊兵隊
ロモズ歩兵団 重兵2番隊副長
ナタリア・フィッツジェラルド
臨時兵長から副長へのステップアップという野心であれど
これは私が為したい事、為すべき事、包み隠さず話す好機
今こそ私自身の熱が問われる時だ
より多くの兵を動かし得ると同時に、彼らと共に慌しく動けるのだからな
◆副長志願
配属先は重兵希望
今の所、コネのある知人は同所に居ないので配属先に拘り無し
スタンスは補佐官・衛生兵。技能試験でもそのように
ウォーリア主体の重兵は攻防の要。私がやらねばならぬ事は、初めて関わった時と同じ
彼らの支えとなり共に壁となり、命を賭して作った機会を元手に勝利の為の最善手を導き出す事
彼らは元々難民だった
それが今では故郷の奪還、大切な者の敵討ち、各々の切実な想いを糧に矢面に立っている
クリーパー、指先……いずれも強大な敵故に帝国奪還の道は険しい。だがそれでも挑まねば勝利の鍵は得られない
「明日の勝利」の為に挑み続けるという大役を、願わくば私に授けて欲しいと思っている
殿下は無論、シュランドル卿のように帝国に関わってきた者達への報恩の為にも
故にその結果として生じた兵達の犠牲という惨事も、この目で受け止めねばならない
例えそれが、私自身の選択の結果であったとしてもだ……だからこそ折れる訳にはいかない
折れたという事は殿下ら、当事者達の尊い夢や理想が屈したという事にもなるのだから
生きていればもう一度戦える。そんな彼らの強さを信じたい
これは私が為したい事、為すべき事、包み隠さず話す好機
今こそ私自身の熱が問われる時だ
より多くの兵を動かし得ると同時に、彼らと共に慌しく動けるのだからな
◆副長志願
配属先は重兵希望
今の所、コネのある知人は同所に居ないので配属先に拘り無し
スタンスは補佐官・衛生兵。技能試験でもそのように
ウォーリア主体の重兵は攻防の要。私がやらねばならぬ事は、初めて関わった時と同じ
彼らの支えとなり共に壁となり、命を賭して作った機会を元手に勝利の為の最善手を導き出す事
彼らは元々難民だった
それが今では故郷の奪還、大切な者の敵討ち、各々の切実な想いを糧に矢面に立っている
クリーパー、指先……いずれも強大な敵故に帝国奪還の道は険しい。だがそれでも挑まねば勝利の鍵は得られない
「明日の勝利」の為に挑み続けるという大役を、願わくば私に授けて欲しいと思っている
殿下は無論、シュランドル卿のように帝国に関わってきた者達への報恩の為にも
故にその結果として生じた兵達の犠牲という惨事も、この目で受け止めねばならない
例えそれが、私自身の選択の結果であったとしてもだ……だからこそ折れる訳にはいかない
折れたという事は殿下ら、当事者達の尊い夢や理想が屈したという事にもなるのだから
生きていればもう一度戦える。そんな彼らの強さを信じたい
ロモズ歩兵団 遊兵9番隊副長
エル=バ=ノイアン
希望部隊:遊兵9番隊副長
…二度と兵団に所属することはないと思っていたんだが、奇妙な縁もあるものだ
折角話を貰ったんだ、期待には全力で応えよう
遊兵9番隊所属を希望する
遊兵という兵種はその機略性がもっとも重要だ
最上位指揮系統に都度指示を仰いでいては敵戦力に立て直しの時間を与えてしまう
4部ある各隊をさらに小階梯に分けて下士官にある程度指揮権を与え
その場その場で迅速な意思決定をさせるために…
規律の整備と瞬時の連絡網の形成、および戦術戦略指導案をまとめてきた
また、待機時間に兵を遊ばせないための行軍規律案
そして…「寄る辺の紬ぎ手」であろうとするならば求められるであろう、友軍への支援案
長期的支援の部では衛生管理と糧秣管理
短期的支援の部では野戦治療陣と情報伝達網の展開方法をまとめた
…用意してきた資料はこんなものだろうか
とはいえこれらの情報の多くは俺の個人的な経験に依存している
精査や改善点の洗い出しが必要だ。それはウーリバーに任せたい
…面接といわれてもそういうものを受けたことがないから、何を話せばいいか。
俺は、彼女が理想と選び、歩む道を阻むものを排除する。そういう個人的な理由がある
だが従軍となれば、私情を挟む余地はない
戦場においては、あらゆる情は無意味で無価値だ
…そういった判断を下せる人間が、彼女のそばには必要だろう
…なるほど鍋か(うさぎ肉を取り出して(調理
★絡みアドリブ歓迎/ノイアンが名前/笑顔NG
…二度と兵団に所属することはないと思っていたんだが、奇妙な縁もあるものだ
折角話を貰ったんだ、期待には全力で応えよう
遊兵9番隊所属を希望する
遊兵という兵種はその機略性がもっとも重要だ
最上位指揮系統に都度指示を仰いでいては敵戦力に立て直しの時間を与えてしまう
4部ある各隊をさらに小階梯に分けて下士官にある程度指揮権を与え
その場その場で迅速な意思決定をさせるために…
規律の整備と瞬時の連絡網の形成、および戦術戦略指導案をまとめてきた
また、待機時間に兵を遊ばせないための行軍規律案
そして…「寄る辺の紬ぎ手」であろうとするならば求められるであろう、友軍への支援案
長期的支援の部では衛生管理と糧秣管理
短期的支援の部では野戦治療陣と情報伝達網の展開方法をまとめた
…用意してきた資料はこんなものだろうか
とはいえこれらの情報の多くは俺の個人的な経験に依存している
精査や改善点の洗い出しが必要だ。それはウーリバーに任せたい
…面接といわれてもそういうものを受けたことがないから、何を話せばいいか。
俺は、彼女が理想と選び、歩む道を阻むものを排除する。そういう個人的な理由がある
だが従軍となれば、私情を挟む余地はない
戦場においては、あらゆる情は無意味で無価値だ
…そういった判断を下せる人間が、彼女のそばには必要だろう
…なるほど鍋か(うさぎ肉を取り出して(調理
★絡みアドリブ歓迎/ノイアンが名前/笑顔NG
アルフィー・リッパー
あんた(クレア)も一緒だったんだな。お互いに頑張ろうぜ。
リーヴァーも、久しぶりだな。今日はよろしくな。
技能試験は今の持ってる力を出し切ろうと思っている。力技だけじゃなくて、機敏に動けるところとか、そういうところも見せたい。
団体で動くことがあるなら味方を盾に奇襲を仕掛けたりコンビプレイを見せたり、あいつ(アーシェル)と一緒に戦った成果を見せる
面接試験は自分の気持ちを
そこまで、話すのかは躊躇うけど…でも自分の気持ちを素直に話した方がいいとリーヴァーやマイジェロに向き合い
自分は捨てられていたこと
育ててくれた人が亡くなったこと、拾ってくれた友人と住んでいた街が野盗に襲われて焼けて亡くなったこと
自分の無力さを嘆いてもう何も失いたくないことを、大切なものは守りたいことを話す
強くなりたい、それに大事なものは守りたい。重兵11番隊の隊長は仲間と自分の命を大事にしろと言ったんだろう。なら俺はそれを副隊長としてサポートしていきたい。力は、正直あんたたちよりはないと思う。
けど、大切なものを護りたい気持ちは負けない。
隊長が団員たちの命を大事にしているように、俺もその補佐をしたい。盾になり動くことが多いなら、あんたらが少しでも戦いやすいよう足になって動く。
もちろん、大事なものを守るために、な。
(話した後に顔を真っ赤にして照れてふしゃーと毛並みを立てつつ)
リーヴァーも、久しぶりだな。今日はよろしくな。
技能試験は今の持ってる力を出し切ろうと思っている。力技だけじゃなくて、機敏に動けるところとか、そういうところも見せたい。
団体で動くことがあるなら味方を盾に奇襲を仕掛けたりコンビプレイを見せたり、あいつ(アーシェル)と一緒に戦った成果を見せる
面接試験は自分の気持ちを
そこまで、話すのかは躊躇うけど…でも自分の気持ちを素直に話した方がいいとリーヴァーやマイジェロに向き合い
自分は捨てられていたこと
育ててくれた人が亡くなったこと、拾ってくれた友人と住んでいた街が野盗に襲われて焼けて亡くなったこと
自分の無力さを嘆いてもう何も失いたくないことを、大切なものは守りたいことを話す
強くなりたい、それに大事なものは守りたい。重兵11番隊の隊長は仲間と自分の命を大事にしろと言ったんだろう。なら俺はそれを副隊長としてサポートしていきたい。力は、正直あんたたちよりはないと思う。
けど、大切なものを護りたい気持ちは負けない。
隊長が団員たちの命を大事にしているように、俺もその補佐をしたい。盾になり動くことが多いなら、あんたらが少しでも戦いやすいよう足になって動く。
もちろん、大事なものを守るために、な。
(話した後に顔を真っ赤にして照れてふしゃーと毛並みを立てつつ)
●選抜考査に関わる者達
その日、天は分厚い雲に覆われていた。
郊外の練兵場脇に建つロモズ歩兵団事務棟内の小会議室のひとつで、弓兵3番隊長ノックス・マグナは部下達と共に忙しく駆け廻っていた。副長選抜考査の裏方担当として、専属秘書カレンディアに指示を仰ぎながら面接会場の設営を進めていたのである。
「大体、こんなところでしょうか」
室内の動きが落ち着いてきたところで、面接資料に視線を落としていたカレンディアにノックスが呼びかけると、カレンディアは右手人差し指と親指を丸く繋ぎ合わせ、OKのサインを出した。
その笑顔にノックスも安堵の表情を見せる。
するとそこへ、ロモズ歩兵団長リーヴァー・シュランドル帝国子爵が遊兵3番隊長サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブを伴って小会議室へと足を運んできた。
「皆、朝からご苦労様。後は私達で進めるから、卿らは休憩に入ってくれ」
会場設営の出来栄えを褒められた弓兵3番隊の面々は、気分良く退室してゆく。彼らは一斉に食堂へと足を運んでいった。
「では私も失礼をば」
「あぁ、ゆっくりしてくれ」
帝国式の敬礼を送るノックスに返礼しながら、リーヴァーは静かに微笑んだ。
「リヴァ団長、ちょっと良い?」
ノックス達が廊下の向こうに消えるのを待ってから、技能考査結果を各面接担当者卓に置いて回っていたサフィラが硬い表情でリーヴァーに面を向け、非面接者であるかの様に一瞬だけ緊張の色を見せたが、すぐに意を決して言葉を繋いだ。
「あたしは今回の考査には反対なんだ。副長は内部で育成、登用すべきだと思ってる」
「そうか。参考意見として覚えておこう」
拍子抜けする程の簡潔な対応にサフィラの方が寧ろ驚いた。が、リーヴァーは相変わらずの涼しい顔。
「歩兵団設立の反対者が遊兵の副長に居るぐらいだ。卿の意見は驚く程のことでもない」
成程と納得したサフィラだが、しかしまだいいたいことが二点。採用枠以上の人数を採用しないことと、副長以外のポストをこの場で設けないこと、だ。
「人数は何ともいえん。五名程度と考えているだけだから、多少増減は出るかもな。二点目に関しては心配せずとも考えてはいないさ」
その時、副面接担当として重兵11番隊副長のマイジェロ・フェルーダと、遊兵9番隊副長のウーリバー・マグスが同時に入室してきた。
そしていよいよ、面接開始時刻を迎えた。
●面接開始
非面接者席にサイラスの巨躯が腰を据えている。
彼はまず自己流に分析した己の欠点を正直に話し、次いで自身の長所について述べた。
「大抵のことはやれるってことかな。特に鍛冶とその伝手には自信がある」
志望動機として挙げたのは、ディズル大湿地帯で受けた恩の他に、各組織に対する不信感や各国の世情、そして自分自身の個人的な動機等であった。
「仕事は勿論やるよ。無茶ぶりだろうが、引き受けた依頼は最後までな」
職人肌、というやつだ。但し二度目は無いというのがサイラスのスタンスらしい。
「副長になったら、そうだなぁ……当然、立場は弁えるよ」
隊内の空気を壊す気は無く、穏便に事が進むようにしっかり考えるというのが基本姿勢のようだ。隊長を支え切るという意思は明確だった。
「では質問だ」
リーヴァーが問いかけたのは、歩兵団に対して如何に貢献するのか、隊長不在でも隊を纏められるか、これら二点を実現する為の具体的な策はあるかの三点。
サイラスは回答を用意していなかったが、リーヴァーは別段責めたりはしなかった。
「面接は以上だ。態々遠いところを感謝するよ」
リーヴァーの穏やかな笑み。しかしサイラス自身は余り手応えを感じていない。
最後の質問云々ではなく、リーヴァーの淡々とした表情に不安を覚えたのだ。
(これは駄目かもな)
内心で肩を竦めつつ退出するサイラス。そのままロモズ旧村内へ足を運び、歩兵団員達と知己を結ぶ行動を予定していた。鍋やフォンデュを振る舞い、顔を覚えて貰おうという訳である。
そのサイラスと入れ替わりに入室してきたのは、リリリリスであった。
自己紹介と挨拶を終えた彼女は、堂々と胸を張って高らかにいい放つ。
「希望は重兵9番隊副長ですわ。この隊はきっと、私に居て欲しいと思うに違いありませんわ」
物凄い自信に溢れているが、どうやら根拠は無いらしい。その後も高い意識を維持しつつ言葉を繋げた。
曰く、攻撃の矢面に立ち、その可憐さと優雅さを背中で語り、大勢を魅了しようという訳である。
だがその結果として衣服や装備の修繕費に関しては少々心苦しい部分がある。要するに個人としての限界を感じていた、ということらしい。
依頼の報酬は毎回、必要経費に消える。勿論自分らしくあり続ける為に必要な金銭は惜しまないが――。
「もっとこの身を盾にしても構わない……相応しい場はココにあるのですわ!」
その時、腹の虫が鳴った。面接官達はぎょっとしたが、リリリリスはへこたれない。
歩兵団なら修繕費は経費で精算可能な筈だ。三食住居付きの安定した生活。嗚呼、何と甘美な響き。
この時サフィラが気色ばんで立ち上がろうとしたが、リーヴァーが射貫く様な鋭い視線で彼女を制した。今回の考査を正式任務として実施している以上、団長の命令は絶対だった。
一方リリリリスは、やるべきことはやったという完全燃焼の勢いで、退出していった。
果報は寝て待つに限る。尤も、本当に寝る訳ではなかったが。
●当落上の攻防戦
クレア・エクレールとアルフィー・リッパーはいずれも重兵11番隊を希望しているということで、同時面接となった。
「あんたも一緒だったんだな。お互いに頑張ろうぜ」
クレアに笑いかけるアルフィー。次いで面接担当者席にも視線を転じる。
「リーヴァーも久しぶりだな。今日は宜しくな」
技能試験で思った以上に体が動いたアルフィーは、幸先良さそうだと表情も明るい。
一方のクレアはやや緊張気味だったが、はきはきと笑顔で元気良く、を心掛けている。その表情は努めて明るかった。
「考査通れるように、アルフィー君も一緒にがんばろ!」
両拳に力を込めるクレア。どちらかといえばアルフィーを励ますというより、自身を落ち着かせる為の儀式にも思えた。
さて、いよいよ面接開始だ。
リーヴァーは各々の志望動機は当然として、副長として何をやるかを順番に述べさせた。
クレアは短期決戦と仲間の命重視に加え、重兵とは異なる視点と能力で作戦遂行に貢献することの意義を唱えた。また、女性隊員が少ないことも挙げ、負担の分散という観点も付け加えた。
一方のアルフィーは、己の気持ちを素直に打ち明けるという方針のようだ。過去の辛い経験から大切なものを守りたいという意志を持つに至った経緯や、強くなって仲間達を守りたいという想いを伝えた。
ここでもリーヴァーはサイラスやリリリリスに訊いたのと同じ問いかけを出した。
ふたり共、満足に答えられたとはいえないが、クレアは技術論で、アルフィーは想いの強さでカバーする意気込みを見せた。
「盾になって動くことが多いなら、あんたらが少しでも戦い易いよう足になって動く。勿論、大事なものを守る為に、な」
いい終えてから、アルフィーは顔を真っ赤にして勢い良く毛並みを立てた。
逆にクレアは未だ緊張が続いているものの、その表情は落ち着いている。恥ずかしさを隠そうとするアルフィーの威嚇に近しい視線に対しても、涼やかに応対するだけの余裕が生まれ始めていた。
マイジェロ自身は優劣つけ難いと考えているようだが、しかしリーヴァーは違う。彼女の中では、既に結論は出ているようであった。
ともあれ、アルフィーとクレアの面接はここで終了。
その後、少しの休憩を挟んでから、今度はエル=バ=ノイアンの面接へと入った。
ノイアンは遊兵9番隊副長を希望。つまり、寄る辺の紡ぎ手の助力になりたいと願っているようだ。
「遊兵という兵種は、その機略性が最も重要だ」
各隊、各班は現場での迅速な意思決定を要求されるという立ち位置から、ノイアンは自己流ながら規律の整備案と瞬時の連絡網の形成方針、および戦術戦略指導案、待機時間に兵を遊ばせないための行軍規律案、寄る辺の紡ぎ手としてあるべき姿を実現する友軍への支援案等を纏めてきた。
更に長期的支援の部では衛生管理と糧秣管理、短期的支援の部では野戦治療陣と情報伝達網と、その実務的な能力を如何無く発揮して諸々の提案資料を事前に用意しておいたのだ。
勿論、これらはノイアンの個人的な経験に依存している為、精査や改善点の洗い出しは必要だろう。そこに関してはウーリバー副長に任せたい、と頭を下げた。
「俺は遊兵9番隊の現隊長が理想と選び、歩む道を阻むものを排除したい。だが従軍となれば、私情を挟む余地はない。戦場に於いては、あらゆる情は無意味で無価値だ……そういった判断を下せる人間が必要だろう」
ここで一旦、ノイアンのプレゼンは終了した。
資料を受け取ったウーリバーは流石だと、ただ感心するばかりである。
●何を目指すのか
エミリア・シバは入室後、やや雑談めいた自己紹介と挨拶に加えて、自身の戦闘スタイルについても軽く触れた。
「おねえさんはね、身の軽さと機動力を活かす感じね」
次いで志望動機だが、これまた独特だった。彼女はメドゥの指先殲滅を第一に掲げていたのである。これはシュランドル家が関わってきた軍事戦略にも直接通じるところであり、そういう意味ではエミリアはリーヴァーの急所を突いているといって良い。
だが、リーヴァーは能面の如き無表情を貫いている。
「おねえさんみたいな踊り子って、指先まで綺麗にするのが大事なのよ。って、まあ、つまりはおねえさんの美学に合わないのよね、あいつら」
希望は遊兵隊。特に彼女は機動力を活かす基本を忠実に守りたい、と軽く述べた。
だが実はこの時、エミリアはある想いを精神の声でリーヴァーに告げていた。
(個人的には、戦場での偵察よりもう一段階前の情報収集に特化した部隊……シャルガネのシノビの様な諜報部隊が作れたら面白いと思うのよねぇ)
リーヴァーは目線だけで頷き返している。他の面接担当官達は、まるで気づく様子も無かった。
エミリアの面接は、恐らく一番短く終わっただろう。リーヴァーが早い段階で切り上げたのだ。その余りの速さに、リーヴァー以外の者はエミリアが早々に選外なのではと訝しむ程であった。
或いは逆もあり得るだろう。リーヴァーは既に決断していたのかも知れない。
そのエミリアの後に入室してきたのは、ナタリア・フィッツジェラルド。彼女はサイラス同様、臨時兵長の肩書を持っているから、室内の全員が顔を見知っている。
「私のスタンスは、補佐官であり衛生兵、だな」
帝国従軍治癒師という肩書は伊達では無い。その経歴から見れば、新任副長就任は最も確実だろうという見方が、ウーリバーやマイジェロの中にあったかも知れない。
ナタリアの希望は重兵。つまり最も負傷者が多く出る兵種だ。そこでこそ実力が発揮出来ると考えるのも、当然であろう。
帝国崩壊から今日まで、ナタリアは数々の惨状を目にしてきた。しかし帝国奪還はナタリア自身にとっても悲願である。明日の勝利の為に挑み続けたい――ナタリアの、いつもなら冷静で淡々とした調子からは想像も出来ない程の熱量を帯びた表情に、リーヴァーは真剣な眼差しを向けていた。
「彼らは、元々は難民だった。それが今では故郷奪還、愛する者の敵討ち、それぞれの切実な想いを糧に、戦場で矢面に立っている。彼らを死なせる訳にはいかない」
リーヴァーはナタリアのある経歴、即ち若き初心の授恵者を導き、鍛えてきたという事実をよく知っている。この指導力には、以前から一目置いていた。
ナタリアの面接時間も、エミリアと比較して大差が無い程に短かった。リーヴァーの判断に、他の面接担当官達も戸惑いを隠せなかったが、次でいよいよ最後の副長志望者である。
それからややあって、テス・クラルスが小会議室に姿を見せた。彼は遊兵4番隊副長を志望していた。
「リーヴァー様、審査の方々。機会を頂けて嬉しく思います」
挨拶もそこそこに、テスは志望動機を最初に述べた。
テスは過去に、歩兵団の面々と会っている。その時に感じたのが、ただ送り出すだけでは彼らを死地に赴かせるだけだという無力感だった。
そこでテスは生存率と成功率の両立――この相反するふたつを実現し、維持すること。その為に必要となる作戦立案と分隊運用、そしてこれらを裏付ける緻密な訓練についての重要性を語った。
テスの説明には何の淀みも無い。全てが頭の中に叩き込まれている証拠だ。相当に頭が良くなければ出来ない芸当だが、それだけ副長就任への想いが強いとも受け取れる。
最後にテスは、是非にお願いしたいこととして、以下の様に締めくくった。
「それで出来れば、副長に就任した暁には暫く彼らと寝食を共にさせて欲しい。兵ではない、本当の彼らを知りたいと思うんだ」
「それは副長権限で自由にして貰って構わない。就任出来れば、の話だがね」
だがこの時のリーヴァーの口調には、否定的な色は無かった。テスの副長採用は、もしかしたらこの時既に、腹の中で固まっていたのかも知れない。
●採用可否
リーヴァーは面接を受けた全員を小会議室に呼び寄せ、採用の可否を通達した。
副長採用者はテス、クレア、エミリア、ナタリア、ノイアンの五名。
サイラス、リリリリス、アルフィーの三名については、今回は採用見送りとなった。
クレアはアルフィーの落選に複雑な表情を見せていたが、テス、エミリア、ナタリア、ノイアンらは素直に喜びを分かち合っていた。
「授恵者の副長に求められるのは、隊長とは異なる視点を持っているかどうか。そしていざとなれば隊長の安否を切り離し、隊員を導くことが出来る冷静さと冷徹さを持っているか。この二点を重要視した」
結果、不採用三名はどちらかといえば隊長向きの資質であり、副長向きではないと判断されたのだ。
副長は隊長のイエスマンになってはならない。場合によっては隊長を諫め、隊をあるべき姿に戻す俯瞰した視線と冷静さが求められる。隊長が仏ならば副長は鬼に、隊長が動ならば副長は静に徹しなければならない。
不採用三名は冒険者としての実績や実力には申し分無かったが、隊長と同じ目線を向こうとする姿勢が不適格と判断された。
勿論この採用基準は事前には説明されていない。正解を前もって教える試験官など言語道断だろう。
「採用者は早ければ、次の任務から動いて貰う。以上」
リーヴァーの指示は、至って簡潔だった。
その日、天は分厚い雲に覆われていた。
郊外の練兵場脇に建つロモズ歩兵団事務棟内の小会議室のひとつで、弓兵3番隊長ノックス・マグナは部下達と共に忙しく駆け廻っていた。副長選抜考査の裏方担当として、専属秘書カレンディアに指示を仰ぎながら面接会場の設営を進めていたのである。
「大体、こんなところでしょうか」
室内の動きが落ち着いてきたところで、面接資料に視線を落としていたカレンディアにノックスが呼びかけると、カレンディアは右手人差し指と親指を丸く繋ぎ合わせ、OKのサインを出した。
その笑顔にノックスも安堵の表情を見せる。
するとそこへ、ロモズ歩兵団長リーヴァー・シュランドル帝国子爵が遊兵3番隊長サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブを伴って小会議室へと足を運んできた。
「皆、朝からご苦労様。後は私達で進めるから、卿らは休憩に入ってくれ」
会場設営の出来栄えを褒められた弓兵3番隊の面々は、気分良く退室してゆく。彼らは一斉に食堂へと足を運んでいった。
「では私も失礼をば」
「あぁ、ゆっくりしてくれ」
帝国式の敬礼を送るノックスに返礼しながら、リーヴァーは静かに微笑んだ。
「リヴァ団長、ちょっと良い?」
ノックス達が廊下の向こうに消えるのを待ってから、技能考査結果を各面接担当者卓に置いて回っていたサフィラが硬い表情でリーヴァーに面を向け、非面接者であるかの様に一瞬だけ緊張の色を見せたが、すぐに意を決して言葉を繋いだ。
「あたしは今回の考査には反対なんだ。副長は内部で育成、登用すべきだと思ってる」
「そうか。参考意見として覚えておこう」
拍子抜けする程の簡潔な対応にサフィラの方が寧ろ驚いた。が、リーヴァーは相変わらずの涼しい顔。
「歩兵団設立の反対者が遊兵の副長に居るぐらいだ。卿の意見は驚く程のことでもない」
成程と納得したサフィラだが、しかしまだいいたいことが二点。採用枠以上の人数を採用しないことと、副長以外のポストをこの場で設けないこと、だ。
「人数は何ともいえん。五名程度と考えているだけだから、多少増減は出るかもな。二点目に関しては心配せずとも考えてはいないさ」
その時、副面接担当として重兵11番隊副長のマイジェロ・フェルーダと、遊兵9番隊副長のウーリバー・マグスが同時に入室してきた。
そしていよいよ、面接開始時刻を迎えた。
●面接開始
非面接者席にサイラスの巨躯が腰を据えている。
彼はまず自己流に分析した己の欠点を正直に話し、次いで自身の長所について述べた。
「大抵のことはやれるってことかな。特に鍛冶とその伝手には自信がある」
志望動機として挙げたのは、ディズル大湿地帯で受けた恩の他に、各組織に対する不信感や各国の世情、そして自分自身の個人的な動機等であった。
「仕事は勿論やるよ。無茶ぶりだろうが、引き受けた依頼は最後までな」
職人肌、というやつだ。但し二度目は無いというのがサイラスのスタンスらしい。
「副長になったら、そうだなぁ……当然、立場は弁えるよ」
隊内の空気を壊す気は無く、穏便に事が進むようにしっかり考えるというのが基本姿勢のようだ。隊長を支え切るという意思は明確だった。
「では質問だ」
リーヴァーが問いかけたのは、歩兵団に対して如何に貢献するのか、隊長不在でも隊を纏められるか、これら二点を実現する為の具体的な策はあるかの三点。
サイラスは回答を用意していなかったが、リーヴァーは別段責めたりはしなかった。
「面接は以上だ。態々遠いところを感謝するよ」
リーヴァーの穏やかな笑み。しかしサイラス自身は余り手応えを感じていない。
最後の質問云々ではなく、リーヴァーの淡々とした表情に不安を覚えたのだ。
(これは駄目かもな)
内心で肩を竦めつつ退出するサイラス。そのままロモズ旧村内へ足を運び、歩兵団員達と知己を結ぶ行動を予定していた。鍋やフォンデュを振る舞い、顔を覚えて貰おうという訳である。
そのサイラスと入れ替わりに入室してきたのは、リリリリスであった。
自己紹介と挨拶を終えた彼女は、堂々と胸を張って高らかにいい放つ。
「希望は重兵9番隊副長ですわ。この隊はきっと、私に居て欲しいと思うに違いありませんわ」
物凄い自信に溢れているが、どうやら根拠は無いらしい。その後も高い意識を維持しつつ言葉を繋げた。
曰く、攻撃の矢面に立ち、その可憐さと優雅さを背中で語り、大勢を魅了しようという訳である。
だがその結果として衣服や装備の修繕費に関しては少々心苦しい部分がある。要するに個人としての限界を感じていた、ということらしい。
依頼の報酬は毎回、必要経費に消える。勿論自分らしくあり続ける為に必要な金銭は惜しまないが――。
「もっとこの身を盾にしても構わない……相応しい場はココにあるのですわ!」
その時、腹の虫が鳴った。面接官達はぎょっとしたが、リリリリスはへこたれない。
歩兵団なら修繕費は経費で精算可能な筈だ。三食住居付きの安定した生活。嗚呼、何と甘美な響き。
この時サフィラが気色ばんで立ち上がろうとしたが、リーヴァーが射貫く様な鋭い視線で彼女を制した。今回の考査を正式任務として実施している以上、団長の命令は絶対だった。
一方リリリリスは、やるべきことはやったという完全燃焼の勢いで、退出していった。
果報は寝て待つに限る。尤も、本当に寝る訳ではなかったが。
●当落上の攻防戦
クレア・エクレールとアルフィー・リッパーはいずれも重兵11番隊を希望しているということで、同時面接となった。
「あんたも一緒だったんだな。お互いに頑張ろうぜ」
クレアに笑いかけるアルフィー。次いで面接担当者席にも視線を転じる。
「リーヴァーも久しぶりだな。今日は宜しくな」
技能試験で思った以上に体が動いたアルフィーは、幸先良さそうだと表情も明るい。
一方のクレアはやや緊張気味だったが、はきはきと笑顔で元気良く、を心掛けている。その表情は努めて明るかった。
「考査通れるように、アルフィー君も一緒にがんばろ!」
両拳に力を込めるクレア。どちらかといえばアルフィーを励ますというより、自身を落ち着かせる為の儀式にも思えた。
さて、いよいよ面接開始だ。
リーヴァーは各々の志望動機は当然として、副長として何をやるかを順番に述べさせた。
クレアは短期決戦と仲間の命重視に加え、重兵とは異なる視点と能力で作戦遂行に貢献することの意義を唱えた。また、女性隊員が少ないことも挙げ、負担の分散という観点も付け加えた。
一方のアルフィーは、己の気持ちを素直に打ち明けるという方針のようだ。過去の辛い経験から大切なものを守りたいという意志を持つに至った経緯や、強くなって仲間達を守りたいという想いを伝えた。
ここでもリーヴァーはサイラスやリリリリスに訊いたのと同じ問いかけを出した。
ふたり共、満足に答えられたとはいえないが、クレアは技術論で、アルフィーは想いの強さでカバーする意気込みを見せた。
「盾になって動くことが多いなら、あんたらが少しでも戦い易いよう足になって動く。勿論、大事なものを守る為に、な」
いい終えてから、アルフィーは顔を真っ赤にして勢い良く毛並みを立てた。
逆にクレアは未だ緊張が続いているものの、その表情は落ち着いている。恥ずかしさを隠そうとするアルフィーの威嚇に近しい視線に対しても、涼やかに応対するだけの余裕が生まれ始めていた。
マイジェロ自身は優劣つけ難いと考えているようだが、しかしリーヴァーは違う。彼女の中では、既に結論は出ているようであった。
ともあれ、アルフィーとクレアの面接はここで終了。
その後、少しの休憩を挟んでから、今度はエル=バ=ノイアンの面接へと入った。
ノイアンは遊兵9番隊副長を希望。つまり、寄る辺の紡ぎ手の助力になりたいと願っているようだ。
「遊兵という兵種は、その機略性が最も重要だ」
各隊、各班は現場での迅速な意思決定を要求されるという立ち位置から、ノイアンは自己流ながら規律の整備案と瞬時の連絡網の形成方針、および戦術戦略指導案、待機時間に兵を遊ばせないための行軍規律案、寄る辺の紡ぎ手としてあるべき姿を実現する友軍への支援案等を纏めてきた。
更に長期的支援の部では衛生管理と糧秣管理、短期的支援の部では野戦治療陣と情報伝達網と、その実務的な能力を如何無く発揮して諸々の提案資料を事前に用意しておいたのだ。
勿論、これらはノイアンの個人的な経験に依存している為、精査や改善点の洗い出しは必要だろう。そこに関してはウーリバー副長に任せたい、と頭を下げた。
「俺は遊兵9番隊の現隊長が理想と選び、歩む道を阻むものを排除したい。だが従軍となれば、私情を挟む余地はない。戦場に於いては、あらゆる情は無意味で無価値だ……そういった判断を下せる人間が必要だろう」
ここで一旦、ノイアンのプレゼンは終了した。
資料を受け取ったウーリバーは流石だと、ただ感心するばかりである。
●何を目指すのか
エミリア・シバは入室後、やや雑談めいた自己紹介と挨拶に加えて、自身の戦闘スタイルについても軽く触れた。
「おねえさんはね、身の軽さと機動力を活かす感じね」
次いで志望動機だが、これまた独特だった。彼女はメドゥの指先殲滅を第一に掲げていたのである。これはシュランドル家が関わってきた軍事戦略にも直接通じるところであり、そういう意味ではエミリアはリーヴァーの急所を突いているといって良い。
だが、リーヴァーは能面の如き無表情を貫いている。
「おねえさんみたいな踊り子って、指先まで綺麗にするのが大事なのよ。って、まあ、つまりはおねえさんの美学に合わないのよね、あいつら」
希望は遊兵隊。特に彼女は機動力を活かす基本を忠実に守りたい、と軽く述べた。
だが実はこの時、エミリアはある想いを精神の声でリーヴァーに告げていた。
(個人的には、戦場での偵察よりもう一段階前の情報収集に特化した部隊……シャルガネのシノビの様な諜報部隊が作れたら面白いと思うのよねぇ)
リーヴァーは目線だけで頷き返している。他の面接担当官達は、まるで気づく様子も無かった。
エミリアの面接は、恐らく一番短く終わっただろう。リーヴァーが早い段階で切り上げたのだ。その余りの速さに、リーヴァー以外の者はエミリアが早々に選外なのではと訝しむ程であった。
或いは逆もあり得るだろう。リーヴァーは既に決断していたのかも知れない。
そのエミリアの後に入室してきたのは、ナタリア・フィッツジェラルド。彼女はサイラス同様、臨時兵長の肩書を持っているから、室内の全員が顔を見知っている。
「私のスタンスは、補佐官であり衛生兵、だな」
帝国従軍治癒師という肩書は伊達では無い。その経歴から見れば、新任副長就任は最も確実だろうという見方が、ウーリバーやマイジェロの中にあったかも知れない。
ナタリアの希望は重兵。つまり最も負傷者が多く出る兵種だ。そこでこそ実力が発揮出来ると考えるのも、当然であろう。
帝国崩壊から今日まで、ナタリアは数々の惨状を目にしてきた。しかし帝国奪還はナタリア自身にとっても悲願である。明日の勝利の為に挑み続けたい――ナタリアの、いつもなら冷静で淡々とした調子からは想像も出来ない程の熱量を帯びた表情に、リーヴァーは真剣な眼差しを向けていた。
「彼らは、元々は難民だった。それが今では故郷奪還、愛する者の敵討ち、それぞれの切実な想いを糧に、戦場で矢面に立っている。彼らを死なせる訳にはいかない」
リーヴァーはナタリアのある経歴、即ち若き初心の授恵者を導き、鍛えてきたという事実をよく知っている。この指導力には、以前から一目置いていた。
ナタリアの面接時間も、エミリアと比較して大差が無い程に短かった。リーヴァーの判断に、他の面接担当官達も戸惑いを隠せなかったが、次でいよいよ最後の副長志望者である。
それからややあって、テス・クラルスが小会議室に姿を見せた。彼は遊兵4番隊副長を志望していた。
「リーヴァー様、審査の方々。機会を頂けて嬉しく思います」
挨拶もそこそこに、テスは志望動機を最初に述べた。
テスは過去に、歩兵団の面々と会っている。その時に感じたのが、ただ送り出すだけでは彼らを死地に赴かせるだけだという無力感だった。
そこでテスは生存率と成功率の両立――この相反するふたつを実現し、維持すること。その為に必要となる作戦立案と分隊運用、そしてこれらを裏付ける緻密な訓練についての重要性を語った。
テスの説明には何の淀みも無い。全てが頭の中に叩き込まれている証拠だ。相当に頭が良くなければ出来ない芸当だが、それだけ副長就任への想いが強いとも受け取れる。
最後にテスは、是非にお願いしたいこととして、以下の様に締めくくった。
「それで出来れば、副長に就任した暁には暫く彼らと寝食を共にさせて欲しい。兵ではない、本当の彼らを知りたいと思うんだ」
「それは副長権限で自由にして貰って構わない。就任出来れば、の話だがね」
だがこの時のリーヴァーの口調には、否定的な色は無かった。テスの副長採用は、もしかしたらこの時既に、腹の中で固まっていたのかも知れない。
●採用可否
リーヴァーは面接を受けた全員を小会議室に呼び寄せ、採用の可否を通達した。
副長採用者はテス、クレア、エミリア、ナタリア、ノイアンの五名。
サイラス、リリリリス、アルフィーの三名については、今回は採用見送りとなった。
クレアはアルフィーの落選に複雑な表情を見せていたが、テス、エミリア、ナタリア、ノイアンらは素直に喜びを分かち合っていた。
「授恵者の副長に求められるのは、隊長とは異なる視点を持っているかどうか。そしていざとなれば隊長の安否を切り離し、隊員を導くことが出来る冷静さと冷徹さを持っているか。この二点を重要視した」
結果、不採用三名はどちらかといえば隊長向きの資質であり、副長向きではないと判断されたのだ。
副長は隊長のイエスマンになってはならない。場合によっては隊長を諫め、隊をあるべき姿に戻す俯瞰した視線と冷静さが求められる。隊長が仏ならば副長は鬼に、隊長が動ならば副長は静に徹しなければならない。
不採用三名は冒険者としての実績や実力には申し分無かったが、隊長と同じ目線を向こうとする姿勢が不適格と判断された。
勿論この採用基準は事前には説明されていない。正解を前もって教える試験官など言語道断だろう。
「採用者は早ければ、次の任務から動いて貰う。以上」
リーヴァーの指示は、至って簡潔だった。
皆様、お疲れ様でした。
今回採用に至った方々、おめでとうございます。
また不採用になってしまった方々、残念ではありますが求められる資質とちょっとずれてしまっていた為、今回は見送りとなりました。但しロモズ歩兵団シナリオへの参加は隊長、副長、臨時兵長等の肩書が無くても可能ですので、今後とも宜しくお願い致します。
尚、プレイング内に本シナリオ不参加のPC名を記載されていた方につきましては、その描写も若干調整しております。不参加PCについてはリプレイには登場させられないというルールがございますので、その点についてご了承頂けますと幸いです。
今回採用に至った方々、おめでとうございます。
また不採用になってしまった方々、残念ではありますが求められる資質とちょっとずれてしまっていた為、今回は見送りとなりました。但しロモズ歩兵団シナリオへの参加は隊長、副長、臨時兵長等の肩書が無くても可能ですので、今後とも宜しくお願い致します。
尚、プレイング内に本シナリオ不参加のPC名を記載されていた方につきましては、その描写も若干調整しております。不参加PCについてはリプレイには登場させられないというルールがございますので、その点についてご了承頂けますと幸いです。
ショートシナリオ易しい報酬:無し104〜10人
2021年07月11日
公開
日常帝国特殊
成功
NPC