こんにちは。ZOZO研究所の山﨑です。
ZOZO研究所では、検索/推薦技術をメインテーマとした論文読み会を進めてきました。週に1回の頻度で発表担当者が読んできた論文の内容を共有し、その内容を参加者で議論します。
本記事では、その会で発表された論文のサマリーを紹介します。
ZOZO研究所では主に検索/推薦技術に関する論文読み会を進めてきました。論文読み会とは週に1度、1人が読んできた論文を発表し、その内容を議論する場です。
論文の選択基準は特に指定せず発表者に一任していましたが、SIGIRやKDDといったトップカンファレンスの論文が人気でした。
これまでに約30本の検索/推薦技術を中心とした幅広い分野の論文が社内で共有され、実際のプロダクト開発にも活かされています。
論文読み会はチームに閉じた形式ではなく、この取り組みに賛同する社員であれば誰でも参加できる形式を取りました。その結果、10〜20名程度が参加し、活発な議論が生まれました。
次章では、発表された論文のサマリーを紹介します。
本章で掲載している画像は、特別な記載が無い限り全て原著論文より引用しています。
(上記画像はslideより引用)
論文読み会では多くの方に集まっていただき、多くの有益な情報を共有できました。
最後に、本記事でご紹介した論文のアブストラクトのWord Cloudを作成してみました。
「search」「recommendation」以外にも「user」や「model」という文字も大きく表示されていますね。
本記事では、ZOZO研究所が検索や推薦技術で取り組んでいるアカデミックな調査の概要をお伝えしました。本記事を通して、ご興味のある論文を見つけた際には是非とも原著論文を読むことをお勧めします。
ZOZO研究所では検索エンジニア・MLエンジニア・サーバサイドエンジニアのメンバーを募集しております。今回紹介した検索/推薦技術に興味ある方はもちろん、幅広い分野で一緒に研究や開発を進めていけるメンバーも募集しています。
ご興味のある方は、以下のリンクからぜひご応募ください!