福井県立大学恐竜学研究所の今井拓哉助教が、福井県の恐竜時代を仮想空間で体験できる「福井バーチャル恐竜展」の開催に向け準備を進めている。今井さんは7月9日、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で資金100万円の募集を開始した。
【詳しくはこちら】「福井バーチャル恐竜展」で、福井県の魅力を全世界に発信したい!
▽実行者:今井拓哉さん
▽目標金額:100万円
▽締め切り:9月5日
▽リターン:千円から100万円まで18種類
新型コロナ禍で福井県立恐竜博物館の展示活動が制限される中、福井が誇る恐竜を専門に扱うバーチャル展示を構想。同研究所の東洋一名誉教授、芝原暁彦客員教授とともに実行委員会を立ち上げた。仮想の展示会場を制作して太古の福井を恐竜3Dモデルとともに再現。研究者の解説などを加え、楽しみながら学べる場を提供したいとしている。
◇ミラカナ 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年4月に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年6月から福邦銀行が事業に参画した。