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松岡久蔵「空気を読んでる場合じゃない」~CAが危ない!ANAの正体(19)

ANAHD子会社CA、検疫補助業務後にPCR検査なしで国際線乗務…現場CAが戦々恐々

文=松岡久蔵/ジャーナリスト
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ANAHD「補助業務後は体調チェックと検温を実施」という不十分な体制

 ANAHDは「検疫補助業務に就いた者が、所定の勤務ルール(インターバル時間取得など)に則って、国際線に乗務する場合もございますが、その場合は、通常時と同様、出勤時の体調確認、検温を実施しており、体調不良時には、勤務を外すことを徹底」しているとも回答している。だが、体調確認と検温だけで、コロナ感染しているかどうかを「徹底」できるのかは疑問といえよう。無症状の場合、体調確認でも検温でも感染しているかどうかはわからない。

菅内閣は「PCR検査実施してない」と回答

 実は、検疫補助業務後のPCR検査を実施しないという方針は、菅内閣の「公認」のものだった。先の通常国会で立憲民主党から提出された質問主意書に、菅義偉総理名義で閣議決定された回答として「PCR検査を実施してない」と明記されている。東京五輪の強行開催に踏み切った菅政権だが、乗客、国民の安全に対してはまったく配慮が欠けていたことを認めた格好だ。

 次回はこの件と合わせ、検疫補助業務の感染防止対策のルールをつくった厚労省の動きについて報じる。

(文=松岡久蔵/ジャーナリスト

ANAHD子会社CA、検疫補助業務後にPCR検査なしで国際線乗務…現場CAが戦々恐々の画像2●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)

Kyuzo Matsuoka

ジャーナリスト

記者クラブ問題や防衛、航空、自動などを幅広くカバー。特技は相撲じゃらし。現代ビジネスや⽂オンライン、東洋経済オンラインなどにも寄稿している。ツイッターアカウント@kyuzo_matsuoka

ホームページはhttp://kyuzo-matsuoka.com/

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