毒珊瑚の毒が気化?マウイイワスナギンチャクのパリトキシンで呼吸困難に!日本で販売(通販)は?
https://kikenseibutsu.info/palythoa-toxica-7k/
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こんちは!管理人のハバネロです。

みなさん想像してください。

 

ある日、急に家人が全員倒れる様を。

助けに来た救急隊員まで倒れていく。

 

その様子はまさに呪いにも見えるの

ではないでしょうか?

 

意外な物からそれらの事柄が起こりえる

という事実があるんです。

 

世界なんだコレミステリーでこんな内容で

放送されます。

 

昨年、イギリスで摩訶不思議な事件が…
家に入る人全員が、激しい咳と筋肉痛に襲われ、倒れ始めた。しまいには、駆けつけた救急隊にも同じような症状が!この家で、一体何が起きたのか…
原因はまさかの、 “あの生き物による毒”だった!?

イギリスというとよく『呪いの家』

等で有名ですがその類かな?とおもっていたら

ある生き物だったそうです。

 

その生き物は何と珊瑚。そう海の宝石とも

言える珊瑚の一種が今回の犯人だったのです。

 

どういった珊瑚なのか?ちょいと調べてみました。

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家族が全員呼吸困難になる怪奇現象。有毒ガスが充満?

今回の犯人はこのマウイイワスナギンチャク。

この事件の被害家族は熱帯魚を飼育していました。

 

熱帯魚の飼育の醍醐味の一つは、やはり水槽

環境を整える事。これも非常に楽しい。

 

その一環で、上記の珊瑚を通販で購入。

新たな水槽の景観を楽しんでいた矢先の

出来事だったのです。

 

ある日、家族の長男、クリスが頭痛と咳に

悩まされ始めます。そして次に彼女のエマ、

そしてクリスの両親にまで症状が。

 

これはおかしいと思い病院に行くと

風邪と診断され、納得いかないものの

4人は再び家へ戻る事に。

 

しかし、家に着くと再び症状がひどくなり

救急車を呼んだ直後に全員が意識不明の状態。

 

駆け付けた救急隊員にもその症状がでたの

です。幸い、救急隊員はミイラ取りがミイラに

ならずに適切な処置をして家族を死地から

救助できたのですが、いったいなぜ彼らは

呼吸困難になってしまったのか?

 

それは有毒ガスが充満していた状態に

酷似していたそうです。

マウイイワスナギンチャクは毒珊瑚!毒素のパリトキシンがヤバい!

実はこの時、水槽で飼っていた珊瑚の一種

マウイイワスナギンチャクから有毒な粘液が

分泌されていたのです。

 

世界猛毒生物ランキングでも1位になる

ほどの猛毒生物で、その毒素は

『パリトキシン』と言われる神経毒。

 

テトロドトキシンの60倍、青酸カリの

8000倍の毒素でわずかな量で致死に

至らしめるほどだそうです。

 

この毒が部屋中に充満していた。。。

となるとゾッとしますね。

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パリトキシンが何故?モーターの熱で気化する?

この事件でちょいと気になるのが『パリトキシン』

が空気中に充満して起こったという事実。

 

ろ過装置へ毒粘液が流れてそこから気化した

と考えられているのですが、そんな簡単に

気化するものなのか?と思って事例を調べて

観たら興味深い記事がありました。

 

マウイイワスナギンチャクではないのですが

同じく『パリトキシン』を含む珊瑚の仲間の

事例です。

 

8月11日の夜10時半、患者Aの身内により、32kgのスナギンチャクがプラスチック製の容器にて患者Aの自宅(149㎡のモービルホーム)の水槽(758L)に運ばれた。その際、スナギンチャクの断片が床に落ち、ポリプが裂けた。患者Aと同居していた患者BおよびCは水槽から約6メートル離れた隣の部屋で寝ていた。夜11時半に患者Aは自宅に戻り、水槽のある部屋でおよそ7時間就寝、翌12日、朝7時頃、患者A、B、Cともに神経系、呼吸器系、筋骨格系および他の様々な症状を呈し、目を覚ました。患者Aは咳、悪心、頭痛、筋肉および関節の痛みなどの症状が重かったため、救急外来を受診、頻脈、過換気および発熱(39.4℃)も認めた。患者BおよびCの症状は徐々に改善し、夜7時までには回復、患者Aは入院したが2日後には回復した。患者Aは自宅で犬と猫を飼っていたが、12日朝に犬が嘔吐し、その後、犬と猫ともに嗜眠状態となった引用:https://www.imic.or.jp/library/mmwr/17670/

ご覧のように、落としてポリプ(珊瑚は沢山

のポリプの固まりでできている、葡萄の房を

構成してる粒のイメージ)を壊しただけでも

毒が出てくるのがわかります。

 

さらにこの事件について調べてみたら

以前仰天ニュースでも取り上げられていた

そうで、それによると、当時、この事件が

あった時には床暖房がついていたそうです。

 

粘液が熱せられて乾燥。すると毒粉末が出来上がり

ます。

 

これが細かく砕かれ、何かの拍子に舞い上がって

吸引してしまった為に起こったとの事。

 

なので今回のケースもおそらくは『気化』では

なくて『乾燥』と『粉末化』のプロセスが

あったのでは?と思います。

 

一部参考サイトでは『気化』したために

症状が出たとあったのですが、『パリトキシン』

で気化する事例を調べても出てこなかった(;^ω^)

 

なので、上面フィルターや外部フィルターの

接合部や液面上部に毒粘液が付着してそれらが

自然乾燥して粉末化したのでは?と思うのですが

真相はわかりません。

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マウイイワスナギンチャクの販売・通販は日本であるの?

超猛毒の生物、知らずに購入したとなれば

かなり危険が高いです。

 

日本での通販があるか調べてみたの

ですが、一応は無さそうですね。

 

しかし、マニアの間でこっそり

取引されている可能性も0ではない

かもしれません。

 

知らずにキレイだからと買って

後悔することのなきよう十分に

注意が必要ですね。

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まとめ

イギリスで一家全員と救急隊員が

呼吸困難に陥った原因はマウイイワスナギンチャク

 

毒粘液に『パリトキシン』を含みそれらが

なんらかの理由で空気中に散布された結果。

 

日本での通販などは今のところはなし。

以上最後までご覧いただき

ありがとうございました!

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