WISHMKR&CHANNELジラーチの基本情報及び個体検索
- 2021/05/05
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【WISHMKRジラーチ】
・基本情報
裏IDや出身バージョン、親性別等が固定で、比較的正規判別がし易い。
セーブデータのチェックサムの値(2バイト)が個体生成の初期シードとなる都合上、出現する個体はたったの65536通りしかなく、色違いは僅か9種類しか存在しない。
また、イベントフラグがないので剣盾での色違いエフェクト固定縛りは本来ないが、この9種類は全て星形エフェクトであり菱形は存在しない。
・個体検索
WISHMKRジラーチは、神速ジグザグマを始めとしたポケモンボックスRSで入手出来るタマゴと同じく"リバースメソッド1"という方式で個体生成が行われる。
リバースメソッド1は、通常のメソッド1が
[性格値下位]→[性格値上位]→[HAB個体値]→[CDS個体値]
という順で個体生成が進行するのに対し、
[性格値上位]→[性格値下位]→[HAB個体値]→[CDS個体値]
と、性格値の上位と下位の生成順が逆になる個体生成方式である。
ただ、異なるのは性格値だけであり、同じ乱数値を元にした場合に生成される両者個体の個体値は全く同じであるし、色違いの条件式の特性により色違い判定にも変化がないことから、性格を不問とすれば初期シードの範囲を0x0000〜FFFFに限定可能な乱調ツール(3genSearch等FRLG乱調に対応したもの)であればどれでも個体検索が可能であったりする。
フリーダウンロード出来るツールの中でリバースメソッド1の検索が可能なものの一つに「RNG Reporter」というツールがある。
海外製の多機能乱調ツールで日本国外ではメジャーな乱調ツールであり、ニッチな乱数調整にも対応しているので国内でも一定数の使用者が見られる。
RNG ReporterではWISHMKRジラーチ自体の個体検索機能が備わっているので、特に特殊な設定を行わなくても普通にWISHMKRジラーチの個体検索が可能である。
メインウィンドウの左中程にある[Time Finder]>[GameCube Time Finder]からGameCube RNGウィンドウを開き、画像のように設定して個体検索が出来る。
色違いの検索も可能でIDは自動的に表20043裏00000として計算が行われる。
ただし、日本製ツールとは異なりジラーチが持っている木の実の結果は出力されず、求める場合には以下のように付属のカスタム計算機を用いて手動で算出する必要がある。
メインウィンドウの右上にある[Researcher]をクリックしてResearcherウィンドウを開き、画像のように設定して目的の個体の乱数値から出力結果を表示し、"Frame5"の"Custom2"の値を確認する。
この値が"0"ならカムラの実、"1"ならリュガの実を所持している。
<参考>
https://www.reddit.com/r/pokemonrng/comments/fk7fve/wishmkr_jirachi_rng/
【CHANNELジラーチ】
・基本情報
裏IDを筆頭にWISHMKRジラーチよりランダム要素が多い。
色違い個体も比較にならない程多いが、残念ながら色理想個体と呼べる程のものは殆ど存在しない。
ただし、こちらもイベントフラグはないので剣盾での色違いエフェクト固定縛りはなく、星形と菱形の両方のエフェクトが存在する。
因みに、レベルはWISHMKRジラーチと同じLv5だが、こちらは入手レベルの内部値が0x0つまりタマゴから孵ったことでLv5となった設定になっている。
・個体検索
CHANNELジラーチの乱数はCoやXDと同じXDRNGに属しているが、その個体生成機構は全く異なっている。
Co,XDポケモンの個体生成は
[HAB個体値]→[CDS個体値]→[XD特性]→[性格値上位]→[性格値下位]
という順で進行していくが、CHANNELジラーチの場合は
[裏ID]→[性格値上位]→[性格値下位]→[木の実]→[出身バージョン]→[親性別]→[H個体値]→[A個体値]→…→[D個体値]
という仕組みになっている。
裏IDを筆頭にランダム要素が多いCHANNELジラーチはそれだけ多くの乱数が消費されることになるが、更に個体値が能力1箇所に就き1つの乱数を使用して決定されるというのも大きな特徴である。
また、色違いの判定も複雑で、固定の表ID40122と乱数により決定する裏ID及び性格値を使用して判定を行う必要があり、しかも性格値上位の決定の際には元となる乱数値の上位と0x8000をXORすることを考慮しなければならず、並の乱調ツールではまず計算不可能である。
これにより、CHANNELジラーチの個体検索はそれ専用の機能を備えたツールでしか実行することが出来ない。
フリーダウンロード出来るツールの中でCHANNELジラーチの個体検索機能を備えたものの一つに「PokeFinder」というツールがある。
前述のRNG Reporterと同じ作者による姉妹ツールで、こちらの方が新式に当たり、機能がより洗練されている反面実装されていない機能が幾つかありまだ開発途上の状態にある。
PokeFinderではCHANNELジラーチの性格値や個体値、色違いなどの基本的な事柄について検索が出来る。
実はRNG ReporterにもCHANNELジラーチの個体検索機能が備わっているのだが、どうやら実機では再現出来ない乱数値の個体も出力されてしまうよう(詳細不明)で、PokeFinderの方が出力される個体がより適正になっていると思われる。
また、PokeFinderでの色違い検索では剣盾での色違いエフェクトの指定が可能となっている。
メインウィンドウのGen3内にある[GameCube]をクリックしてGameCube RNGウィンドウを開き、画像のように設定して個体検索が出来る。
色違いの検索では前述の通り剣盾でのエフェクトの指定が可能で、表IDは固定の40122が、裏IDは乱数によって決まった値がそれぞれ自動的に使用されて計算が行われる。
ただし、こちらも日本製ツールとは異なり裏IDや木の実、出身バージョン、親性別については出力されず、求める場合には以下のように付属のカスタム計算機を用いて手動で算出する必要がある。
メインウィンドウの上部右にある[Tools]>[Researcher]からResearcherウィンドウを開き、画像のように設定して目的の個体の乱数値から出力結果を表示し、下記位置の値を確認する。
・裏ID:
Advances1,Custom1(16Bit Highの10進法表記)
・木の実:
Advances4,HBit(0:リュガの実/1:カムラの実)
・出身バージョン:
Advances5,HBit(0:S/1:R)
・親性別:
Advances6,HBit(0:男/1:女)
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【WISHMKRジラーチ】
・基本情報
NN | : | [JIRACHI](ゴミ値08 70) |
TN | : | [WISHMKR] |
ID | : | 表20043裏00000 |
性格値 | : | 不定 |
個体値 | : | 不定 |
レベル | : | Lv5(入手レベル値0x5) |
ボール | : | モンスターボール |
持ち物 | : | カムラの実/リュガの実 |
出身バージョン | : | R |
親性別 | : | 男 |
国籍 | : | 北米 |
出会った場所 | : | 運命的な出会い(0xFF) |
リボン | : | なし |
イベントフラグ | : | なし |
裏IDや出身バージョン、親性別等が固定で、比較的正規判別がし易い。
セーブデータのチェックサムの値(2バイト)が個体生成の初期シードとなる都合上、出現する個体はたったの65536通りしかなく、色違いは僅か9種類しか存在しない。
また、イベントフラグがないので剣盾での色違いエフェクト固定縛りは本来ないが、この9種類は全て星形エフェクトであり菱形は存在しない。
・個体検索
WISHMKRジラーチは、神速ジグザグマを始めとしたポケモンボックスRSで入手出来るタマゴと同じく"リバースメソッド1"という方式で個体生成が行われる。
リバースメソッド1は、通常のメソッド1が
[性格値下位]→[性格値上位]→[HAB個体値]→[CDS個体値]
という順で個体生成が進行するのに対し、
[性格値上位]→[性格値下位]→[HAB個体値]→[CDS個体値]
と、性格値の上位と下位の生成順が逆になる個体生成方式である。
ただ、異なるのは性格値だけであり、同じ乱数値を元にした場合に生成される両者個体の個体値は全く同じであるし、色違いの条件式の特性により色違い判定にも変化がないことから、性格を不問とすれば初期シードの範囲を0x0000〜FFFFに限定可能な乱調ツール(3genSearch等FRLG乱調に対応したもの)であればどれでも個体検索が可能であったりする。
フリーダウンロード出来るツールの中でリバースメソッド1の検索が可能なものの一つに「RNG Reporter」というツールがある。
海外製の多機能乱調ツールで日本国外ではメジャーな乱調ツールであり、ニッチな乱数調整にも対応しているので国内でも一定数の使用者が見られる。
RNG ReporterではWISHMKRジラーチ自体の個体検索機能が備わっているので、特に特殊な設定を行わなくても普通にWISHMKRジラーチの個体検索が可能である。
メインウィンドウの左中程にある[Time Finder]>[GameCube Time Finder]からGameCube RNGウィンドウを開き、画像のように設定して個体検索が出来る。
色違いの検索も可能でIDは自動的に表20043裏00000として計算が行われる。
ただし、日本製ツールとは異なりジラーチが持っている木の実の結果は出力されず、求める場合には以下のように付属のカスタム計算機を用いて手動で算出する必要がある。
メインウィンドウの右上にある[Researcher]をクリックしてResearcherウィンドウを開き、画像のように設定して目的の個体の乱数値から出力結果を表示し、"Frame5"の"Custom2"の値を確認する。
この値が"0"ならカムラの実、"1"ならリュガの実を所持している。
<参考>
https://www.reddit.com/r/pokemonrng/comments/fk7fve/wishmkr_jirachi_rng/
【CHANNELジラーチ】
・基本情報
NN | : | [JIRACHI](ゴミ値08 70) |
TN | : | [CHANNEL] |
ID | : | 表40122裏不定 |
性格値 | : | 不定 |
個体値 | : | 不定 |
レベル | : | Lv5(入手レベル値0x0) |
ボール | : | モンスターボール |
持ち物 | : | リュガの実/カムラの実 |
出身バージョン | : | S/R |
親性別 | : | 男/女 |
国籍 | : | 日本以外(受け取りロム依存) |
出会った場所 | : | 運命的な出会い(0xFF) |
リボン | : | なし |
イベントフラグ | : | なし |
裏IDを筆頭にWISHMKRジラーチよりランダム要素が多い。
色違い個体も比較にならない程多いが、残念ながら色理想個体と呼べる程のものは殆ど存在しない。
ただし、こちらもイベントフラグはないので剣盾での色違いエフェクト固定縛りはなく、星形と菱形の両方のエフェクトが存在する。
因みに、レベルはWISHMKRジラーチと同じLv5だが、こちらは入手レベルの内部値が0x0つまりタマゴから孵ったことでLv5となった設定になっている。
・個体検索
CHANNELジラーチの乱数はCoやXDと同じXDRNGに属しているが、その個体生成機構は全く異なっている。
Co,XDポケモンの個体生成は
[HAB個体値]→[CDS個体値]→[XD特性]→[性格値上位]→[性格値下位]
という順で進行していくが、CHANNELジラーチの場合は
[裏ID]→[性格値上位]→[性格値下位]→[木の実]→[出身バージョン]→[親性別]→[H個体値]→[A個体値]→…→[D個体値]
という仕組みになっている。
裏IDを筆頭にランダム要素が多いCHANNELジラーチはそれだけ多くの乱数が消費されることになるが、更に個体値が能力1箇所に就き1つの乱数を使用して決定されるというのも大きな特徴である。
また、色違いの判定も複雑で、固定の表ID40122と乱数により決定する裏ID及び性格値を使用して判定を行う必要があり、しかも性格値上位の決定の際には元となる乱数値の上位と0x8000をXORすることを考慮しなければならず、並の乱調ツールではまず計算不可能である。
これにより、CHANNELジラーチの個体検索はそれ専用の機能を備えたツールでしか実行することが出来ない。
フリーダウンロード出来るツールの中でCHANNELジラーチの個体検索機能を備えたものの一つに「PokeFinder」というツールがある。
前述のRNG Reporterと同じ作者による姉妹ツールで、こちらの方が新式に当たり、機能がより洗練されている反面実装されていない機能が幾つかありまだ開発途上の状態にある。
PokeFinderではCHANNELジラーチの性格値や個体値、色違いなどの基本的な事柄について検索が出来る。
実はRNG ReporterにもCHANNELジラーチの個体検索機能が備わっているのだが、どうやら実機では再現出来ない乱数値の個体も出力されてしまうよう(詳細不明)で、PokeFinderの方が出力される個体がより適正になっていると思われる。
また、PokeFinderでの色違い検索では剣盾での色違いエフェクトの指定が可能となっている。
メインウィンドウのGen3内にある[GameCube]をクリックしてGameCube RNGウィンドウを開き、画像のように設定して個体検索が出来る。
色違いの検索では前述の通り剣盾でのエフェクトの指定が可能で、表IDは固定の40122が、裏IDは乱数によって決まった値がそれぞれ自動的に使用されて計算が行われる。
ただし、こちらも日本製ツールとは異なり裏IDや木の実、出身バージョン、親性別については出力されず、求める場合には以下のように付属のカスタム計算機を用いて手動で算出する必要がある。
メインウィンドウの上部右にある[Tools]>[Researcher]からResearcherウィンドウを開き、画像のように設定して目的の個体の乱数値から出力結果を表示し、下記位置の値を確認する。
・裏ID:
Advances1,Custom1(16Bit Highの10進法表記)
・木の実:
Advances4,HBit(0:リュガの実/1:カムラの実)
・出身バージョン:
Advances5,HBit(0:S/1:R)
・親性別:
Advances6,HBit(0:男/1:女)
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