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<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- Another Episode 作者:海道 左近
43/43

遥かなる渇き 中編

(=ↀωↀ=)<昨日、漫画版44話の原稿チェックを行いました


(=ↀωↀ=)<なので明日、遅くとも来週にはコミックファイアで44話が更新されると思われます


(=ↀωↀ=)<マリーVSベルドルベル決着回です

 □■彼女について


 その日、十歳のゼタは端末で童話を読んでいた。

 緑の服を着た少年が、鉤爪の海賊と戦う世界的に有名な物語だ。

 一般的にはもっと子供の頃に読みきかせられる物語だが、彼女には関係ない。

 読み方にしても、緑の服の少年や共にいる子供達に感情移入する子供らしい読み方ではない。

 どこか、冷めた見方で物語を俯瞰するように読んでいる。

 緑の服の少年のように、ずっと子供のままでいることなど彼女にはできないからだ。

 彼女は考える。子供の自分は火星のリソースを食いつぶすだけの存在だ。

 だから少しでも早く大人になって、母親達を助けられるようにならねば……と。


「!」


 不意に、生活施設でこれまで一度として鳴ったことがないサイレンが鳴り響いた。

 ゼタの母親達が慌ただしく動き、何事かを言い合っている。

 『新規プラントでトラブル』、『微小隕石の落下』、『破損エリアの拡大』、『このままでは他のプラントにも……』、切羽詰まった声音でそんな言葉が耳に届く。


「か、母様……」


 何が起きているのかも把握しきれず、人生で初めてのトラブルにゼタは怯えていた。


「ゼタ、大丈夫よ」


 母親は不安そうなゼタの頭を撫でる。

 安心させるように。どこにでもいる親子のように。

 地球から離れた火星の地でも、変わりなく。


「ここで待っていてね。お母さん達があなたの未来を守るから」


 それから、母親達は総出でプラントの事故対応に向かった。

 ゼタは静かに生活設備で母親達の帰りを待った。


 それからどれくらい経ったのか、何か大きな爆発音と振動が伝わった。


「…………」


 ゼタは生活設備でずっと待ち続けた。

 空腹を覚え、喉が渇いて、眠くなっても待ち続けた。


 待ち続けても……誰も帰っては来なかった。


「…………」


 二十四時間以上が経過して、彼女は立ち上がった。

 設備状況を確認するための部屋へと移動し、以前教えられたとおりの操作で確認する。

 母親達が復旧に向かったプラントには、『Lost』の文字が表示され。


 同じ文字が、母親達のバイタルにも表示されていた。


「…………ああ」


 同じ年齢の子供達の大多数よりも、ゼタは賢かった。

 だから理解できた。できてしまった。


 この火星で、彼女だけが生き残ったということを。


 泣いたのか、叫んだのか、このときの自分をゼタは覚えていない。


 ◇◆


 幸いにして、半自動の生活資源生産プラントは生きている。

 幸いにして、食料や水、空気の貯蔵は十分にある。

 幸いにして、通信設備は生きている。

 不幸にして、彼女しかいない。


 火星で生まれた、火星しか知らない子供が一人。

 それでもいくつかの設備を動かすための方法は既に教えられていた。知らないものについてもマニュアルが存在する。

 だから、一人だけ生き残ったゼタが生きることも、地球にビデオメールやデータ転送で現状を伝えることも出来た。

 母国のスタッフは最初は彼女からの通信を火星側の笑えないジョークだと思ったが、それが真実だと分かれば当然ながら一大事として扱われた。

 だが、どうすればいいかの対応はまとまらない。

 火星からの脱出方法は現時点では目途も立っていない。

 追加人員の降下は禁じられているため、スタッフの補充もできない。

 火星プラントは地球から物資を届けなければ、いずれ限界が来る。

 そもそも、大人が全員死んだのでは設備の拡大もできない。

 子供一人を生かすためだけに、莫大な予算を投じるのかという意見も出た。

 母国の上層部には『いっそ全員死んだことにしようか』と考えた者もいる。


 しかし、その考えが実行に移されることはなかった。

 ゼタが自身のビデオメールを、母国以外でも受信できる形で火星から流したからだ。

 それが操作に不慣れな子供だからそうなったのか、狙ったのかは分からない。

 結果として、火星から発信して丸一日が過ぎたころには、世界中のニュースのトップを彼女のビデオメールが飾っていた。

 こうなっては母国も見捨てる選択肢など取れるわけがない。

 元より『火星で生まれた子供』としてアピールしていた少女だ。見捨ててそれが公になれば、自国民からの宇宙開発やそれを推し進めた政党へのイメージは崩壊し、政権が傾く。

 それを理解した上層部は逆に他国や民間に窮地を訴え、寄付や協力を募る方向へと舵を切った。


 これ以来、地球のニュースやドキュメンタリーでは時折彼女のことが取り上げられる。

 彼女の最新のビデオメールと共に、母国は少女を救出しなければと世界を煽り、援助を要請し、宇宙開発の技術協力を進める。

 思惑はあれど、多くは『火星に独り囚われた少女を救出しよう』という善意により、地球の人々は動いていた。

 それでも、地球の手が火星に届くまで……火星への着陸と離脱を可能とする技術が確立されるまで、あとどれほどの時間が掛かるのかは誰にも分からなかった。


 ◇◆


 事故から二年。

 地球からの援助物資と機能を維持していた各種プラントのお陰で、ゼタは生存を続けていた。

 彼女の世界(火星)にあるものは限られている。

 彼女自身と、生きるための設備と、触れ合えぬ世界(地球)とのラグ付き通信設備だけ。

 人手は簡易人工知能を積んだロボットもあるが、ロボットでは対応できないトラブルには彼女自身が対応しなければならない。

 一度、発電施設が止まりかけたときは死を覚悟した。

 彼女は子供だったが、子供ではいられない。

 孤独な火星を、子供のままでは生きていけない。

 だから未成熟の身体のまま技術を覚え、精神は練磨……否、研磨されていった。

 すり減らしながらも、生きるために彼女は学び続けた。


 あるいは地球人から見れば、彼女はひどく悲惨な境遇だろう。

 火星で産み落とされたばかりに、孤独に生きる少女。

 『牢獄の中で生きるために努力を続ける冤罪の囚人』、そんな捉え方をする者もいるだろう。

 けれど、彼女にとっては違う。

 その施設は牢獄ではなく、彼女にとっては故郷であり、我が家なのだ。

 家を守り、家で暮らすことに不満などない。

 『地球人にと()っての牢獄()』に存在しない何もかもは、最初から彼女の世界にはないのだ。

 けれど……かつて存在して、今は存在しないものも、ある。


「……母様」


 母親や大人たちが生きている間、彼女は孤独ではなかった。

 だからこそ、今の孤独の辛さを彼女は深く理解していた。

 愛を知っているからこそ、愛を失った悲しみがある。

 『家族を失った孤独』だけは……地球人の想像する通りだった。


 リアルタイムで繋がらない世界では……彼女の孤独は癒されない。

 すり減り続ける彼女は、自分がいつか消えてしまうのだろうと思っていた。


 ◇◆


 孤独な日々を二年以上も続けていたゼタ。

 彼女の転機は、意外なところから訪れた。

 それは、地球からの支援物資に紛れた……一つの荷物(・・)だった。


「……疑問」


 言葉通り、その荷物を前に彼女は疑問を抱く。

 これまで地球からは様々な物が届いた。

 主な物品は、食料や水、空気、プラントの修復資材など。

 プラントの修復資材は当然として、他の物資も重要だ。

 プラントは彼女一人なら賄える程度には物資を産出できるようになったが、不足すれば即座に死へ繋がることを考えれば物資は非常にありがたい。

 ただ、それ以外にも態々送られてきた……彼女にとってはズレを感じる贈り物もある。

 どこかの国の大統領や国王が、物資の運搬枠を割いて送ってきた彼女宛の手紙。粗末に扱うこともできないので自室の引き出しの一つをレターボックスにして仕舞っている。

 母国の郷土料理を宇宙食にしたものなども送られてきたが、そもそも彼女が一度も足を踏み入れていない国の郷土料理に馴染みなどない。

 しかし、今回の荷物はその中でも最たるズレを感じた。


「なぜ……これを?」

 彼女の前にある荷物は……ヘッドマウント式のゲームハードだった。


 VRゲームについては彼女も知っている。

 宇宙開発で採用しようかと検討されたこともあるからだ。

 宇宙空間や火星表面での作業のシミュレーション練習用や、スタッフのリラクゼーション用として開発はされていた。

 もっとも、クオリティが達しなかったためお蔵入りになったと母親達から聞かされた。

 ゼタも最初はこの荷物がそうした試作品の類であり、火星で退屈している子供に送ったのかと考えた。

 だが、違うとすぐに気づいた。

 そのハードには……<Infinite Dendrogram>と刻印されていたからだ。


「…………」


 その名前をゼタは知っている。

 彼女は定期的に地球からニュースをまとめたデータファイルを受信している。

 <Infinite Dendrogram>はそのニュースの中で、驚愕のVRMMO(・・・・・)として名が挙がっていたからだ。


「理解不能」


 しかしいくら優れたVRゲームでも、MMOの時点で火星では無意味だ。

 地球との通信環境はあるが、惑星間通信にはタイムラグがある。

 リアルタイム通信はできず、通信や情報データの行き来もパッケージングしたファイルを送り合う形だ。

 人気のオンラインゲームなど、できるわけがない。

 いったいどこのバカがこんな無駄な大荷物を送ってきたのかと考えて……気づく。


 <Infinite Dendrogram>の名を彼女が知ったニュースは昨日(・・)受け取ったもの。

 発売自体もほんの数日前だったはずだ。


 火星への物資輸送にかかる時間も考えれば、発売前から彼女にこれを送りつけている。

 スタッフが人気のゲームを詰め込んだ、などという話ではない。


「…………」


 ゼタは沈黙と共にチェックリストを確かめる。

 チェックリストには、普通の宅配便のように差出人の名前が記載されていた。


 差出人の名は――ルイス・キャロル。

 この<Infinite Dendrogram>を世界的に発表し、注目されていた人物の名だった。


 チェックリストには、メッセージも添付されている。


『<Infinite Dendrogram>は新世界とあなただけの可能性(オンリーワン)を提供いたします』


 それは発表でも述べられた<Infinite Dendrogram>のキャッチコピーだった。


「…………」


 彼女の世界(火星)だけを知るゼタにとっての、新世界。

 その言葉と、自分を狙いすまし、星を越えて送られてきたハードに興味を持った。

 だから試すように、彼女はハードを被る。

 通信エラーが表示されるか、不具合が起きると考えていたが……。


 ハードを起動した彼女の意識は――彼女の知らない世界へと飛んだのだ。


 ◇◆


「あの子、0号から言われてた子だよね」

『ああ。アイツが目をつけた『特異環境に身を置いた人間』……<超級>になる可能性が高い奴だ』

「まぁ、僕達の歴史を見てもそこまでいくのは変わり者が多いみたいだからねー」

『多少手間はかかったが、<超級>が一人増えるなら問題はないということだろうさ』

「なるかなー」

『さてな。こちらに居続けるかも含めて、それは彼女の自由と可能性だ』

「そうだねー。……ところでさ」

『何だ?』

「あの子、アバターと名前あれでいいの?」

『……まぁ、ネットリテラシー……どころかネットすら存在しない世界の住人だ。顔と名前を隠すという行為は、彼女の生活にはないのだろう……。それに』

「それに?」

『私は私、だそうだ』


 ◇◆


 火星からログインできてしまった<Infinite Dendrogram>には、何もかもがあった。


 彼方まで広がる青い空があった。

 見渡す限りの海が広がっていた。

 むせ返るほどの潮の臭いがした。

 見たこともないほどの人がいた。


 ゼタが選んだ新世界(グランバロア)は、彼女の世界(火星)とは色も匂いも……何もかも異なっていた。


「あ……ぅ……」


 <Infinite Dendrogram>に足を踏み入れた人は、リアルと同じ五感に驚き『これは本物のVRだ!』と感動するという。

 だが、彼女にとって……それはリアルと同じではない(・・・・・・)

 現実(リアル)ではなく、データでしか知らない地球(異世界)と同じ。

 彼女の五感は、未知の衝撃に苛まれた。

 ふらふらとよろめき、人にぶつかりかけてしまう。


「気をつけろ!」

「……ぁ……」


 これまで家族とだけ過ごしてきた彼女は、初めての『他人』との直接接触にどうすればいいかも分からない。

 混乱したまま、走り出す。

 その様も不格好なものだ。火星でも筋力を維持するための運動設備くらいはあったが、人波の中で息を切らせて走ることなどない。


「……はぁ、……はぁ」


 不安で、理解できなくて、震えながら行先も分からず走っていた。

 気づけば、船と船を繋ぐ橋の上に辿り着き。


 ――そこから落ちた。


 海に飛び込んだのか。あるいは足が震えて落ちてしまったのか。

 彼女自身にも、どちらであるかは分からない。


「……! …………!」


 無論、泳げるはずもない。

 泳ぐほどの水など、彼女の世界(火星)にはなかったのだから。


 溺れている。

 溺れながら、実感している。

 全身を包む水の冷たさを、口に入る海水の塩気を、酸素を吸うため見上げた空の青さを。

 彼女の世界にはない、何もかも。


 その全てが彼女は怖くて、不思議で、価値観を崩されて――『ふざけるな』と思った。


「おい、大丈夫か」


 海に沈みかけていた彼女は、誰かに抱えられていた。

 水中でのもがき方すら分からず暴れる彼女を保持したまま、その人物は難なく泳ぐ。


「やれやれ。赤ん坊でもここまでひどくはないものだ」


 そうして都市船の雁木に似た昇降ブロックへと辿り着き、彼女は水から引き上げられた。


「げほっ、けほっ……」

「吐けるなら吐いておけ。生の海水は飲むものじゃない」


 ゼタを助けた人物は、そう言って彼女の背中をさする。

 ゼタが涙と海水のどちらで滲んだのかも分からない目で振り返ると、そこには一人の老爺の姿があった。

 年老いてはいるが眼光の鋭い人物で、皮膚には年齢に伴う皴に紛れていくつもの傷跡が見受けられる。


(誰……?)


 それは常人ならば『堅気ではない』と思うだろうが、ゼタにとっては『未知の人物』でしかない。

 彼女の家族だった六人はいずれも体力試験をクリアした宇宙飛行士であったため、老人という存在も彼女の世界にはいなかった。


「こんなところには大したモンスターもいないが、海に飛び込むのは止めておくんだな。潮流に流されて帰って来られなくなる」

「…………」

「命を大事にしろよ、小娘」


 水に濡れたゼタの髪をわしゃわしゃとかき混ぜた老人は、アイテムボックスから取り出したタオルを彼女に放り投げた。


「……ふむ。見ない顔だが名前は?」

「…………ゼタ」


 名前を問われたときは答えるのだと思いだし、ゼタはそう述べた。

 家族も、ラグあり通信でしか言葉を交わさないスタッフも彼女の名前は知っていたので、名を尋ねられたことも初めてだった。


「そうか。儂はバルタザール。見ての通りの老いぼれで……」


 それから老人はどこか悪戯っぽい笑みを浮かべ……。


「――長らく海賊をやっとる者だ」


 この国以外では恐れられることも多い、自分の生業を口にした。


「……海賊……」


 けれどゼタはバルタザールの言葉に対し、『片手がフック(鉤爪)になっていない海賊もいるのですね』と、少しズレたことだけ考えていた。


 ◇◆


 それがゼタとバルタザール・グランドリア(・・・・・・)の出会い。

 彼女に、異世界(火星以外)での生き方を教えてくれる……七人目の親とも言える人物との出会いだった。


 To be continued

(=ↀωↀ=)<AEはグランバロア絡みの話多いですよね


(=ↀωↀ=)<本編でまだしばらくできないからでもありますが


( ꒪|勅|꒪)<天地と黄河ハ?


(=ↀωↀ=)<AEや本編ではまだ先ですが


(=ↀωↀ=)<代わりに書き下ろし17巻の新キャラ半分以上そっちの人達です



○バルタザール


(=ↀωↀ=)<【天騎士】ラングレイの父、リリアーナとミリアーヌの祖父


(=ↀωↀ=)<今回以外だと円盤一巻特典小説にて登場


(=ↀωↀ=)<この人が出たことで


(=ↀωↀ=)<「今ならこの外伝投稿してもいいかな」と作者が判断した理由が分かる人もいるかもしれません



○ゼタ


(=ↀωↀ=)<世間知らず通り越して世界知らず


(=ↀωↀ=)<この後に内部時間で二、三年かけて学んだ結果が今のゼタ


(=ↀωↀ=)<でも最近まで『人間は十歳前後で自立する』とか素で思ってた



○火星ログイン


(=ↀωↀ=)<レーザー通信でもラグる火星からのログイン?


(=ↀωↀ=)<できらぁ!


(=ↀωↀ=)<…………えー


(=ↀωↀ=)<いよいよこの下りが明言されたことで


(=ↀωↀ=)<デンドロのログインが従来の通信設備を使っていないことを白状いたします

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