覚醒剤297キロ“輸入”中国籍の女ら逮捕

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覚醒剤およそ297キログラムを輸入したとして、中国籍の女が逮捕されました。末端価格は178億2000万円にのぼるということです。

覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍の張楠容疑者と、カナダ国籍のチェンユン容疑者です。

2人は今年2月、金属を加工する機械に覚醒剤297キログラムを隠して、香港から輸入した疑いが持たれています。

税関の検査で、機械に不審な点があり調べたところ、機械の中から覚醒剤が出てきたということで、覚醒剤は末端価格で178億2000万円相当です。

調べに対し張容疑者は「覚醒剤が入っていたのは知らない」、チェン容疑者は「覚醒剤は輸入していない」と話し、容疑を否認しているということです。

警察は、組織的な犯行とみて詳しい経緯を調べています。