回答（4件）

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おとう

カテゴリマスター

2021/7/5 22:31

>IIm→♭II7→IImの方が落ち着くんですけど、 >自分的には、これで曲が終わっても全然アリだと思うんですけど… ならそこは「Ⅰm→Ⅶ7→Ⅰm」と位置付ければいいです。 >これって終止はしてないんですかね？ 「Ⅰm→Ⅶ7→Ⅰm」と位置付けた場合、Ⅶ7の機能と進行の解釈は2通りできます。 一つは、Ⅶ7がトニックディミニッシュ(Ⅰdim=TD)の代理コードで、よって 「Ⅰm→Ⅶ7→Ⅰm」は 「TM→TD代理→TM」となります。 何故Ⅶ7はⅠdimの代理が務まるのかというと、 Ⅰdim7とⅦ7(♭9)のルート抜きが同じ構成音になり、 ⅠdimM7とⅦ(♭9)も同じ構成音になるからです。 もう一つは、Ⅶ7がサブドミナント7th(Ⅳ7)の代理コードで、よって 「Ⅰm→Ⅶ7→Ⅰm」は 「TM→S代理→TM」となります。 何故Ⅶ7はⅣ7の代理コードになり得るのかというと、 Ⅶ7はⅣ7とトライトーンを共有する(ドミナントなら裏コードと同じになる)からです。 また、Ⅶ7altにすればスケールも裏表の同音になります。Ⅳ7はメロディックマイナー由来でリディアン♭7になり、Ⅶ7altもメロディックマイナー由来だからです。 そんなことから、 Ⅶ7をⅣ7の代理と解釈した場合、 Ⅶ7→Ⅰmは代理サブドミナント終止と言えます。 Ⅶ7をⅠdimの代理と解釈した場合は、Ⅶ7もトニック(トニックマイナーTM)の仲間なのでⅦ7→Ⅰmを終止したとは言いませんが、Ⅶ7→Ⅰmは動きとしてはⅢ7→Ⅳmと同じなので偽終止的な効果もあると言えますし、Ⅶ7を代理サブドミナントと見れば代理サブドミナント終止になるので、事実上「終止している」と言えるでしょう。

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ezo********

カテゴリマスター

2021/7/5 18:08

そこだけ鳴らしちゃえば、Ⅱｍがトニックに感じちゃいますんで、当然ですよ。もちろん終止してますよ。 カデンツの基本形でしょう。ドミナントが借用和音だってだけです。 IIm→♭II7→I のほうが終止した感じになるのは、あくまでもⅠを主音に感じ取る流れで来てることが前提ですから。 そう言う流れできてるのに、Ⅱｍだっていっこうに問題ありません。 最後は落ち着きますって約束した覚えもありませんし。 終わったような感じにしないと、泣いてくれる人もいません。 ＢＡＮされても、禁止されても、いまさら違う自分にはなれません。

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りんろんた

2021/7/5 19:50（編集あり）

IImなので平行ドリアンのモーダルトニックに対してノンダイアトニックコードから進行してるような感覚ですよね。 IImでなくて仮にVImとして考えるとすると、VIm→♯V7→VImって感じですよね。 マイナーの臨時導音をルートとするコードで、VIをトニックとするマイナースケールの臨時記号が♯ivと♯vと♯iiがついたもの。 VIのリアルマイナースケール(メロディックマイナースケール) [vi vii i ii iii ♯iv ♯v] から ダイアトニックスケール [vi vii i ii iii iv v vi] への解決(刺繍音的な解決)に加えて、両スケールにとってもノンスケールトーンである♯iiがiiiに向かって上行で解決する形だと思うんですが、たしかに典型的な終止感とはまた別種の解決感がありますよね。 もちろん、IIm7→♭II7→Iも典型的な終止感とは別の解決感になります。違って当たり前なんですよ。それがきめ細やかな音楽表現に繋がるわけでしょう。