県は5日、県職員分の職域接種用ワクチンについて、1000回分を廃棄することになったと発表しました。

県によりますと、5日午前9時前、県職員の職域接種会場の1つである県立加茂病院で、出勤した職員が冷凍庫の内部温度が常温に近い状態になっているのを発見。確認したところ、冷凍庫の電源のつなぎ部分が緩んでいることが判明しました。

温度上昇により、モデルナ製ワクチン1000回分が使用できなくなりました。

県は、電源接続の定期的な確認の徹底、冷凍庫の設置箇所への立ち入りを制限することなどの対策をとるということです。