令和元年五月場所。全敗同士の取り組みに、「絶対に負けられない戦い」を見た
※写真上=土俵に出された二番後取り直しの垂れ幕」
撮影◎椛本結城(本社写真部)
今場所6戦全敗の、翔傑対唐津海。
お互いに負けられない、今場所最後の一番。
(幕下以下は、15日間で7番相撲を取る)
4分以上の長い相撲で、決着がつかず、二番後、取り直しとなった。
十両以上であれば、水入りとなり同じ態勢からの相撲再開なのだが、幕下以下では最
初から取り直しとなる。
勝ったのは、翔傑。42歳のベテランは、最後まで力を出し切った。
取材歴、25年目にして初遭遇!大興奮の取組となった。