2021年6月28日(月)
意識ゆるいリモートGM会・本番及び延長戦

 さて、時は前後しますが意識意識ゆるいリモートGM会開催の一週間前。
参加者の手元に、このような招待状が舞い込んだのでした。




 一応、ちゃんとした会だってことを明言しとかないとね。
いい年したマダムたちが夜、男の子を肴に怪しい集会をしているとか(しかも二人とも、なんかやたらとよく脱ぐ)もし噂になったら大変だからね。
とくにイラスト担当のTさまが、頑張ってくださいました。
改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

 
 さあ、いよいよ開始時間の夜八時。
遅れてくる人もいますので、最初からの参加者は4名くらい。
ちなみに今日の参加者は先述のTさま、Kさま、Nさま、Maさま、Meさま、そして私の6名です。
最初は
「やーん久しぶり~」
「それ、いい背景だね~」

なんて微笑ましい挨拶をしてたんですが、そのうち私が用があって退出したとたん、ざざぁっというノイズ画面と共に、接続が切れてしまいました。
「あああ~やっぱりこうなったかちくしょう!!!」
ののしりの言葉と共に、キーボードに突っ伏すちのに。

 実は私の家はいまだにWi╴Fi環境になくってですね。
スマホでデザリングして繋いでいるのです。
おまけにこれが最大の問題なのですが、うちの近所で大型トラック向けの違法電波を飛ばしている人が居るらしくって、過去にも何度か通信障害が。
酷いときにはスマホもザーザーとうノイズで聞こえなくなって、切るしかなかったくらいです。

 スマホ画面には案の定
「電波が不安定で接続できません」
という表示が出っぱなしだし、そのうちスマホが持ってられないくらい熱くなるしで、必死に操作すること30分。
ようやくつながり、皆様の顔を排し奉ったときには泣くかと思ったわ。

 さて再参加した私の目に飛び込んできたのは、Tさまの美麗な絵の数々でした。
タケルの絵を表現するのに、あんな多彩な色を使うってある?
次々と披露されるイラストに、まるで煌びやかなファッションショーを見ている気分に酔いしれます。
私、自分の緑と茶色のタケルノコ&マーグクッキーが、恥ずかしくなりましたもん。
でもあれは別の意味でも恥ずかしかったから、まあいいか!
ちなみにスクショを取ったのですが、あわあわしている内に保存しそこねました……(;´Д`)。

 さらにKさまの、秘蔵の同人誌公開ステージ!
しかし、パソコンだと駄目ですねやっぱり。
同人誌を画面いっぱいに映してくださっても、誰と誰が描いてあるかしか分りゃしない。
セリフや細かな絵の部分なんか、とてもとても見えません。
画面をKさまの部分だけ大きくしても、もとが小型のモバイルパソコンだけに、見えないわ~
ひそかに私、(今度じっくりしっかりと見せてくださいね~)と念を送りましたが、届いているかしら?
でも目をクワッと開いて画面に顔を近づけている様は、はたから見るとなかなか不気味だったろうと思います。


 話題はいつしか『BANANA FISH』の話へ。
「『BANANA FISH』に出てくるアッシュが、いかにマーグと共通点があるか。
英二くんの振る舞いが、いかにタケルを彷彿とさせるか」

という話をMaさんが喋りまくり、それにTさんが喰いつき、Kさんが絶妙のタイミングで合いの手を入れます。

私は……
『BANANA・FISH』、30年近く前に読んだことがあるんですか、あまり覚えてないと言うか。
いや感動したし、もちろん記憶はあるんですよ?
でも
「ショーターって誰だっけ?」
ってくらいのレベルだし、何とかいうアッシュの師匠が読んでた『キリマンジャロの雪』の場面の方が記憶に残ってるし。
何よりアッシュと聞いてまず思い浮かべるのが、『死霊のはらわた』の主人公アッシュ(の役をやったブルース・キャンベル)。
なのでどうしても、会話の中のアッシュが『死霊のはらわた』のアッシュとなって、脳内再生されます。


「アッシュのね、あの天才性や誰もが認める美貌とが、マーグに繋がるの!」



これはみんなが話題にしてる『BANANA FISH』のアッシュさん。



これはGMのマーグさん。



 私が思い浮かべた『死霊のはらわた』のアッシュさん。
右手に悪霊が憑りついたんで、このあと右手をチェーンソーで切り落とします。


「英二もね、アッシュに守ってもらうように見えるけど、実はアッシュを守りたいって思ってたって、最後に告白するの。そこら辺の関係が、いかにもタケルとマーグらしいっていうか」



髪型もちょっとタケルを思わせる『BANANA FISH』の英二さん。



なんか顔つきが、英二さんに似てるようなタケルさん。


「マフィアに捕らわれたまま使われて、いつか脱出のチャンスを狙っていた囚われのアッシュと、ズール城に閉じ込められ狂ったふりをしながら弟の為に生きてきた囚われのマーグが被って見えて。おまけに2人とも死んでしまうところまで一緒」



運命のしがらみをようやく断ち切り、羽ばたいていこうとした矢先に死んでしまった『BANANA FISH』のアッシュさん。



同じく洗脳という呪縛を断ち切り、弟を守ろうとして死んでしまったマーグさん。おおっ、死に顔そっくり!!



バールさん……じゃなかった(しかしちょっと似てる)、悪霊に憑りつかれそうになって、たった一人で山小屋を脱出しなければならない『死霊のはらわた』のアッシュさん。


 うむむむむ。わかると言うか分からないと言うか。
話を聞いててもどうしても『死霊のはらわた』へと変換されてしまう。


 下手なことをいってみんなに怒られてはたまらんので、そっと画面を切り替えます。
さっきからほとんど口を挟むことなく、静かに画面の向こうで笑っているNさん。
LINEの背景を南国リゾートの別荘風に変えてあるので、そこに佇む姿はまるで優雅なマダムのようです。
が、私は知っている。
というか試験放送に参加した人なら誰でも知っている。

Nさん宅にはまるでタケルの幼少期くらいの、かわいい少年がいることを。
(タケルくん、出てこないかな)←勝手に命名してスミマセン
とちょっと期待したのですが、奥に引っ込んじゃって本日は出てきませんでした、残念!

 そして終盤。
実は私、この一時間強、ぽつぽつとLINEを送り続けておりました。
あて先はMeさん。
Meさんは最初から画像が固まってしまって、まったく動かず声も聞こえなかったのです。
途中で「お風呂に入ってくる」と抜けて、そのままフェードアウトかと思われたのですが、
「いまリモートGM会でMeさんの話になってる!」
「アニメージュ(の付録の、タケルの色紙)買いに行くの?」

と送ったところ、声だけですが通じたので再び参加してくださいました。


 さて、ここでもう本当は、お開きの時間を随分すぎてます。
実は私、前日になってKさんにメールをあったのです
「私は司会が出来そうにないから、始めと終わりの締めはよろしくお願いします」と。
義理堅いKさんは約束通り〆てくださろうとしたのですが、私はせっかく参加してくださったMeさんを逃がしたくな・・・・・じゃなくてもっと話して頂きたかった。
だからつい
「ここでお開きの人はそれで良しとして、これから先は二次会として参加できる人は続けましょう」
と割り込んでしまったのです。
Kさんはさぞ混乱されたことでしょう。
(ちのにさん、打ち合わせと違う!「時間になったら〆て欲しい」って言ってたじゃん)
と。
そう、私は土壇場で予定変更をする、迷惑なおばさんになってしまいました。
改めてお詫びいたします。ごめんなさい。

 その後30分ほどして、リモートGM会は無事終了。
いろいろハプニングもあったけど、ほんとうに楽しい3時間でした。

 そして現在。
我らが「意識ゆるいリモートGM会」は、せっかくLINEグループができたことだし、と文章だけでワイワイと続いているのです。
みんな日常的にGMネタに飢えてたんですな。

 というか、日常のほんのちょっとしたGMネタを思いついても、
(まあわざわざネットに上げるようなネタでもないし)
とそのまま放置し、そしていつしか消えてしまう。
そんなとき、GMへの想いを語れる場ができて、みんな嬉しいのかな~と思います。
できればこの意識ゆるいリモートGM会、みんながちょこっと寄って楽しくGM話をしていけるような、そんな場として機能してくれたらというささやかな野望を抱きつつ、今回の意識の低いGM会報告を終えますね。


 今回は
©トムス・エンタテイメントさま
©『BANANA FISH』吉田秋生/小学館
©『死霊のはらわた』『死霊のはらわた2』サム・ライミ/日本ヘラルド映画
より画像をお借りしました。
2021年6月21日(月)
意識ゆるいリモートGM会・前哨戦


 皆さまこんばんは。
約2.5ヶ月ぶりですが、お元気でしたか?
実は今ちょっと資格試験の勉強が立て込んでまして、あと半年ほどはdiaryを書くのも無理そうなのです。
それならそれでちゃんとその旨を書け!?
……まったくその通りでございますm(__)mスマヌ


 さてそんな中ですが。
私たちGMファンの残党は、約一週間前に、ひっそりと双子の生誕祭を開催しましたよ。
名付けて
意識ゆるいリモートGM会
今回はコロナコロナのこのご時世を反映して、直で会わずにlineビデオを使うことにしたのです。
使うことにしたのではありますが・・・

 じつは私、翌日に控えたGM会を前にして、途方に暮れておりました。
原因はこれです。



 
う○こではありません。
いただいたタケノコで作った、名付けて
タケルノコクッキーの生地なのです。
そう、食べ物なのですよ、これでも。(※去年の5月のdiary参照)

 一瞬
「R18マークをつけようかなぁ」
と、私(ワタクシ)、悩みました。
でもあれはそもそもアダルトな映像や文章につけるもの。
どうしてこのようなクッキー生地に、R18だなんていかがわしい烙印を押せましょう。
しかし一方では
「皆さん、この集会にはス○トロ趣味の変態がいるんですよ!変態ですよ~!!」
自ら喧伝しているような気がする

 思えば意識ゆるいGM会を開催するにあたり、確かに私はプログラムに記載しました。
「当日はモニターの前に持ち寄った、GMのグッズ、スイーツ、同人誌等を皆に紹介しましょう」という企画を。
でもそれは
かわいらしいクッキーやプチケーキであって、間違ってもタケルの・・・いや、タケルノコのウン○ではなかったはず!
おまけにタケルノコパウダーはバターやら水分やらの加減が難しいので、
ちょっとぺちゃりとした手ざわりが、何かを想像させます。
・・・そう、なにかを!(思い描きたくない)

「いったい何を考えているんだ!こんな生地は手っ取り早く冷やして固めて、マーグの生地(抹茶パウダーを練りこんである)で包んで、さっさと形成してしまうに限る!」
決意した私は、手早くマーグ生地との練り合わせを行い、何とか焼き上げることに成功いたしました。
その力作の双子クッキーが、これです。



 マーグのイメージの抹茶が、タケルのイメージである焦げ茶の、タケノコクッキーを取り巻いています。
見た目もまあ合格で、味も甘さ控えめながらなかなかおいしいクッキーが出来上がったのです。
しかしよく見ると、
タケルノコクッキーの部分が浮き出して、リアルにとぐろを巻いている・・・
「やはり何かを思い浮かべてしまう。何かを・・・!!」

即座に私は
(これについてはタケル&マーグをイメージしたクッキーとだけ紹介し、あとはお茶を濁してしまおう!)
と思いつき、素知らぬ顔で準備を終えたのでした。


 ただ、心配事は他にもあります。
実は木曜日に「意識ゆるいリモートGM会」の試験放送をやったのです。
しかし私がせっかくセレクトしたGMのBGM集も、怨霊……じゃなかった音量調整の関係で断念せざるを得ず。
(場がしらけたらとりあえず、音楽をかけて誤魔化そうと思っていたのに!)
姑息な手段を企てた、これは罰でしょうか。
そういえばなんだかここのところ、電波の入りが悪いような気がします(本番へのフラグ)。

ああ、参加者の皆さまがGM会を楽しめず、しらけた雰囲気になっちゃったらどうしよう~~~!

<本番に続く>

2021年3月31日(水)
日本一周 明神の旅その③
 皆さまこんばんは。

 『久しぶりといえば久しぶりに、日本一周明神の旅 の時間がやってきましたよ。
以前から
「ネタ切れのときにはこの〝明神の旅〟をupしてお茶をにごそう」
と密かに目論んでいたワタクシですが、うっかりすっかり忘れておりました。』


 というdiaryを去年の7月に書いてから8ヶ月、また明神の旅にお世話になるときがやってきたのですよ皆さん!訳もなく力んでみた。
今回は静岡県の東の果てから山梨県へと続く明神山たちです。

 
 明神山たち?
何だと思った人もいるのではありますまいか。
実はややこしいことにここには山ひとつ隔てて、二座の「明神山」があるらしいのです。
北から順に明神山(別名 鉄砲木ノ頭。山梨県にある)・三国山(山梨、神奈川、静岡の三県の境にあるから三国山)・明神山、という具合に。
愛知県の明神山といい、ややこしいことこの上ないです。
なぜそうまでして明神山という名前をつけたかったのか、それは永遠の謎。

 しかしもう一座の明神山、いくら調べても登山ルートが出てこないんですよ。
こ・・・孤独が似合う山なのね、きっと、タケルのように。
実際の話、山頂と言うものは一般に、見晴らしがよくないと評価が低いのです。
私は好きなんですけどねぇ・・・木に遮られて眺望が皆無の山。

 まあそれはさておいて。
そもそもの話、ここに来たのは東京オリンピックで自転車ロードレースのコースにもなっている、明神峠(静岡県)を見に来たかったからなんです。
明神峠ですよ、明神峠。
なにやら峠の下からタケルが、シジフォスの如く永遠に岩を押し上げる苦役を担っているような気がしませんか?
タケルの苦しむ姿を想像すると、なんとなくニヤリ( ̄▽ ̄)、としてしまう。うふふ♡

 ともかく私、今回は(も!)妄想まみれ明神まみれのコースを設定し、心を弾ませておりました。
①明神山(鉄砲木ノ頭)→②三国山(昼食)→③明神山→④明神峠を通って戻る
という予定のコースです。


 さあいよいよ出発。
①最初の明神山(鉄砲木ノ頭)には20分くらいで登れるので、まずは山頂で背後を振り返って富士山とご対面。
右側に見えているのが山中湖。

写真の上部に指がかかってしまいました・・・・・・人( ̄ω ̄;) スマヌ
(よくやるのですわ)



 こちらの明神山は富士山の絶景スポットのひとつなのです。
山頂には山中諏訪神社の奥宮の祠がででーんとそびえています。





「標高 一、二九一メートル」、とありますが、もともとここは標高が高いのです。
富士山のおひざもとだしね。

 それより「明神山頂」の文字に無駄にテンションが上がり、荷物を放り出して「きゃっほう♡」と走り回って写真を撮っていたら、そこへ後から登ってきた2人組が到着。
あわてて我に返って荷物を拾い集めるFifty madam・・・いい年をして何をやっているのか。

 明神山を下ったら次は②の三国山へ
突然のように雪が深くなったので、念のため軽アイゼンをつけて登ります。





お昼は残り物のスパゲッティをあっためなおして食す!!



 左に行くと明神峠。
別の道しるべに「明神山ここより一時間」と書いてあったので、当然行くつもりだったのです。
が、お昼を食べているときに、地元の人から「丹沢の山々が見える絶景ポイントがある。良かったら車で案内してあげるよ」
とありがたいお申し出が。

 後半の明神山と明神峠ルートは急きょ中止することにし、他の登山客と一緒に一旦駐車場まで下山。
そこから車で三国峠まで案内していただき、蛭ヶ岳を始めとする丹沢山塊を望むことができたのでした。



 その後、残念ながらコロナが蔓延しはじめ、明神峠には行けず仕舞いになって今日にいたります。
東京オリンピックもどうなるか分かりませんが、もし開催されたらここ静岡県小山町の明神峠の威容を、どうぞテレビでご覧になって下さい。

私もコロナが収束したら、今度こそ明神峠へと続く明神の旅を続けようと思っております。



 最後、富士山をほぼ一周して帰りました。

おしまい。
2021年3月24日(水)
女帝リズール陛下、爆誕

 皆さまこんばんは。
長らくここ(diary)を留守しておりましたが、じつは年度末の仕事が積み重なってどどどどっとなだれ込んできましてね。
いや、毎度毎度エンジンかかるのが遅い私が悪いんですけども!
それでも、先日はとうとう酷い眩暈で、立っていられないくらいの状態に陥ってしまいました。
半日くらい頭がグラングランしてたんですが、それにしても真面目に地震かと思ったわ・・・・・・
病院に行って少し休んだら治りましたけれども、やっぱり私も疲れが抜けきらないお年頃になったんですねぇ。
でもGM小説を書くのは私のライフワークなので、これからは自重しながら認(したた)めて行こうと思います。

 さてさてそんな忙しいときも、GM関係の言葉を目にすると、ふっ・・・と和んでしまう。
そんなときってありますよね。
いや、「ない」と言われると困るんですが。

 今回私のGMアンテナが反応したのは
「大阪に行くならちょっと寄り道して、文学Bar Liseur(リズール)をお勧めします」
という某作家さんのお言葉に対してなのです。
 この某作家さん(名前は一部伏せるが吉村●壱さん)
は私が推している作家さんの一人なのですが、その敬愛する作家さんが「いい店」といった店の名前が「リズール」
う・・・運命を感じませんか?(感じない?ああ、そうですかo(`ω´*)oプンプン)
でもなんだかズール皇帝が女体化したときに、思わず使いたくなってしまうような、優雅で美しい名前じゃありませんか?

 ナッカーとかスナッバーなんて名前は、この貴族的なお名前に比べれば、メイドにも及ばない。
下町の浮浪児か、良くて下働きの娘です。
他にもキッカ 、ニード、ボーデ・・・・・・辛うじて及第点を与えられるのはメタールくらいですよ。
ほんとにもう、何とかならんのか、あの名前。
昔の英国の小説に「名前が○○なんてまるっきりメイドらしくない名前だから、うちでは××と呼ぶようにしてますの。本人は不服そうですけど」なんて言う奥様の台詞がでてくるのですが、私が女主人だったら、今からでもあのズール皇帝の分身ズたちの名前を書き替えてやりたいくらいですわ。

 それに引き換え、ああ、美しくて残酷な、リズールお嬢様・・・・・・
私のイメージでは『ぬらりひょんの孫』に出てきた羽衣狐(現代編)か
ズール皇帝の分身の中でも抜きんでて優秀だったため、皇帝の後継ぎと目されているリズールお嬢さま。
「フフフ・・・マーズ、お前には死ぬより辛い舞台を用意してやろう」←「お前」呼びは、ロゼよりもっとねちっこく、楽しそうな言い方で。
これからしばらく女帝リズールさまの、スピンオフ作品が続くのです(という妄想話ね)。

 そうそう、このLiseur(リズール)という言葉ですが、フランス語で「精読者」「普通の読書人の水準を超えて、読解力と美的享受能力とに富んでいる人」という意味だそう。


文学Bar Liseur。

大阪に行ったら、ぜひ行ってみたいお店です!


2021年1月31日(日)
今日も今日とてGM三昧


 皆さまこんばんは。
相変わらず公式には何の動きもないと思うGM界隈。
(思う、というのはつまり、公式をぜんぜん見にいってないからです。てへ(*‘∀‘))
でもワタクシ達のGM脳は、そんなことでへこたれたりいたしませんわね!
何年も何年も、動きがないのがデフォルト、のようなものですもんね。

さて今年になってGMを連想したニュースですが、思い当たるものが二つありました。

➀カマラ・ハリス副大統領が、大統領就任式で紫の衣装を着用していたこと。
 1月20日の米国大統領就任式において、副大統領が紫色のロングコートとワンピースを着ていたことが話題になりましたね。
 たしかミシェル・オバマ夫人も赤紫を着用していた覚えがあります。
民主党カラーの青と共和党カラーの赤を融合させた調和の象徴とか、女性参政権運動のシンボルカラーのひとつとか、まあ今回に限っては、そういうことはどうでもいいのです。
問題は紫の衣装を身にまとった権力者が、民衆の前に立った、ということなのです。
誰かを思い出しませんか?誰かを!
そう、偉大なる宇宙の支配者、ズール皇帝陛下を!!

 ひょっとしてギシン星でも2つの巨大政党が覇権を争っていたんじゃないかしら。
そして満を持して登場したズールという謎の人物(?)に、思いもよらぬ形で覇権を奪われた・・・・・・という話があったら面白いな、と思いました。
以下いつもの妄想。

 赤をシンボルカラーとする共和ギシン星党と、同じく青をシンボルカラーとする民主ギシン星党。
2つの党は長年争ってきたが、どういう訳か近年、死者も出るほどの暴動が各地で頻発していた。
心ある人たちは
(このままでは分断が深まり、取り返しのつかないことになる。強力なカリスマ性のある人物が、早くどうにかしないと)
と危惧する。
しかしこの暴動もズールが煽ったものであることに、そもそも誰も気づいてない。

 そこへ登場した仮面を被った新リーダー。
彼は過去も正体も不明ながらも、国民を鼓舞し、耳障りのよい言葉を口にする。
なかにはその言葉の空々しさに不信を抱き、諫めようとする人もいるが、正義の名のもとに処刑されてしまうのである。
国民の熱狂的支持は、いや増すばかり。
そしてとうとう仮面の男ズールは、ギシン星の皇帝として迎えられるのだ。
即位式の日。
紫の衣装を身にまとった皇帝の誕生に。国民は歓喜する。
「見ろ。あの神々しい紫の衣装を!」
「対立する2つの政党の融合を象徴するシンボルカラーだそうだ。優れた皇帝の誕生で、きっとこの星も素晴らしい星になるぞ」

しかしそれは、この後延々と続くことになる、ズール皇帝の独裁政権の始まりなのだった───

 という物語をねつ造しながら、一人で胸を熱くしておりました。
(※念のため言っておきますが、実在の政治家や政党を揶揄する気持ちは微塵もありません。イモトアヤコがセーラー服を着ている話をしても、イモトアヤコやセーラー服ををディスっているわけではないのと同じことです。イモトアヤコ、あんまり見たことがないけれど)

②マレーグマのマーズちゃん。
 これはTwitterのネタなので、詳しいことは検索してほしいのですが。
天王寺動物園のマレーグマのマーズが、兄のマーグを・・・じゃなかった、妻のマーサを優しく支えている写真があるのです。
これがどう見ても・・・どう見ても南極であの双子たちが、クレバスを這い上がろうとしているように見えてしまいまして。
(ああっこの後、最愛の兄が死んでしまう───っ!)
バックにあの音楽が聞こえてきそうな気がする・・・
三ツ矢さんの
「あっ・・・はぁっ・・・やめろ、やめるんだ・・・!」
という苦し気な声が聞こえるような気がする・・・

「マーグうぅぅ!どうして……どうして死んでしまったの」
と わななきながら泣きながら。
食い入るようにスマホを見つめる私がおったのでした。

 さて今日は1日、頭が痛いのが治りませんでした。
今夜は早く寝ますね。

ではお休みなさい。

2021年1月26日(火)
明けましておめでとうございます


 皆さま、明けましておめでとうございます
年を重ねてとうとう、GMも40周年。
思えば何と、遠くに来たことでしょう……

 10代のころには私
「30歳になっても相変わらず『GMが好きっ♡』なんて言う、社会不適合者異常性癖保持者だったらどうしよう」
と怯えていたのですが、気が付いたら30どころか、もう50歳でございます。
こうなったら死ぬときまでGMが好きでいたいもの。

 そしていよいよ死ぬ時には
「ズール皇帝陛下───っ!!」
と、バールさんの真似をして死にたいものです。(感極まって・・・涙が出てきた・・・)

 さて今年の40周年、本当になにかないでしょうかね?
水島さんか小規模なイベントをやって下さるという話も、コロナで立ち消えかなぁ……とヤキモキしています。

 もし駄目だったら皆さま、lineかZOOMでリモートGM会をやりませんか?
実は昨年komakiさまと、ちらっとそういう話はしたのです。
これだと遠くの方でも集まれますしねー
忙しくて家を空けづらい方も、参加できますしねー
でも時期などは全然未定ですし、実際にやるかどうかも未定。

 甚だ心許ないお話ですが、今年もどうぞ皆さま、よろしくお願いいたします。