悪役だった令嬢の置き土産
「クリスティーナ・アベル、君との婚約を破棄する」
非道な行いを罪に問われ追放された公爵家の娘。断罪した王太子、証拠を集めた男爵令嬢、その場に居合わせた子息令嬢。それぞれの胸に小さな棘を刺した出来事も、今となっては思い出すこともない――はずだった。
忘れ去られた過去であったはずの婚約破棄の一幕は、十余年の時を経て再び開幕する。
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