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私、雅到はアマゾン、キンドルセレクトで小説を発表しております。私のこれまでにアップした作品は→こちらです。
ジャンルは推理小説、SF(異世界とのコンタクト、それ以外も模索しています)などです。ご興味があればどうぞ。時々無料キャンペーンも行っています。詳しい紹介はブログの下にあります。
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こんにちは、雅到です。
昨日は「作家になるためにパートをする青年」とブログを書いたばかりなのに、今日はまるでそれに反するようなことを考えてます。こういうのって「舌の根も乾かないうちに」って言うんですよね。全く日本語ドンピシャの言い回しがあるもので、自分としても気恥ずかしくなります
。
自分は色々あって、しばらくパートの仕事をしていたのです。その当初は「ああ、時間があるって素晴らしい、これで色んなやりたいことができる」と思っていました。実際しばらく書くことに集中でき、新人賞にもいくつか応募できました。ほんの数カ月の充実した時間でした。
それが、最近になって急に行き詰まりを感じてました。ウム、書けない。それまでが結構順調だったので、書けないことははっきりと「マズイ」と感じました。今やっていることが間違っているとわかりました。
その時にたまたまうまい具合に次の仕事が見つかり、パートは辞したのです。辞める時には多少の嫌がらせをされましたが… まあ先のことを考えたらそれもアリでした。きっと近い将来にはそんな経験も自分の作品に活かせるだろう、とも考えられますから
。
さて昨夜です、つまりこちらでは土曜日の夜。下の階はよその家のガレージなのですが、何やらずっとブーンと物音がする。イライラして夜寝つけませんでした。
でも、その時にも寝る直前に読んだ推理小説の短編のことを考えてました。作者は知念俊太…。何と、鮎川哲也氏主催の「本格推理賞」に応募した時は高校生だったのですね。しかし密室のトリックと言い、高校生の力でこれだけ描けるものだと感心したのです。
そこで知念俊太氏をググってみると…出てきませんでした。代わりに出てきたのは「知念 実希人」… なぜだ、と思って今度は知念実希人でググると…確かに写真の顔は、高校生のその人を大人にしたものでした。彼の経歴によると、いい高校、大学、そして医者となり、それから主に医学をベースにした推理小説作家としてデビューだそうです
う〜〜む、次にブックオフに行った時はこの人のも購入です。
それで自分がしみじみ考えたこと。
「この前の新人賞応募作品を200枚以上の長さでグイグイと、あまり悩むことなく書けたのは、自分がやってきたことをベースにしたからだ。特に自分の仕事をもとにして書くと本当に書きやすい」
たまたまその新人賞が風変わりで、テーマがはっきりしていたので書けたのです。
前にも考えたことですが、どれだけ多くの作家さんが「自分のやってきた仕事」を元にして書いているか、ってことです。数え上げたらきりがありません。
銀行員だった池井戸潤氏、
社会部新聞記者だった堂場瞬一氏、
新聞記者だった人は他にもいっぱいいて、山崎豊子氏、横山秀夫氏、真山仁氏…。新聞記者から作家になるのは一番ハードルが低いかもしれませんね。
医者だった、あるいは医者である海堂尊氏、それに知念実希人氏ですか…。
そう言えば東野圭吾氏はエンジニアとして会社勤めしてましたね。
皆さん、仕事をしながら執筆し、売れ始めておそらく「作家稼業の方が余裕で実際の仕事よりも儲かるようになってから」作家になってます。
あとは言うことなしです。そりゃ自分がやってきたことを書く方が、一から何でもかんでも調べまくって書くより書きやすいです。
それに…長い目で見て…自分の勝手な感想ですが、そんなバックグラウンドが無しでやる人は、次々新作を出すのが大変だろうな、と思うのです。どうしても過激な内容に走るか、今時の話題になっていることで人目を引くことを取り入れ続けるしか無くなっているように思うのです。
と言うわけで、明日月曜日に仕事帰りにブックオフで知念実希人も探してくることにします。
では、また。
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私、雅到はアマゾン、キンドルセレクトで小説を発表しております。
私のこれまでにアップした作品は→こちらです。
タイトルだけ見てもわからない、との指摘を受けまして、内容をちょっとだけご紹介。
2018年2月キンドルにて出版。「タイム(時間)・スペース(空間)・リーパー(跳ぶ人)」
主人公の青年は、子供の頃に英才教育のプログラムにピックアップされた一人だったものの、いまは平凡な学生。ある日、英才教育プログラムの関係者がコンタクトして来た。あなた方の力がまた必要になったとのことで。これが彼の予期せぬ「巻き込まれ」の始まりだった…。
2019年3月31日キンドルにて出版。
主人公の蓮見遼介は大学の二学期になって、ようやく落ち着いた学生生活をおくっていた。しかしまた「組織委員会」が接触して来た。遼介の助けが必要で、前回に残した謎をどうしても解かねばならないと言う。遼介の脳の中の「場所認知機能」が鍵を握っているらしい。彼はそのための検査と訓練を受けるが、その実験が思わぬ結果を生み出してしまう…
2018年秋キンドルにて出版。
主人公はちょっと変わった趣味の大学生。様々なサークルに所属している。しかしそれは仮の姿であり、実は某機関に所属し、この世界の辺境で起こる怪奇現象に対処している。ある日、関東地方のとある郊外で…。
この作品の続編も企画中です
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