偽の医師免許を使い、茨城県内の介護施設で働いていたなどとして、７０歳の女ら2人が逮捕されました。

　逮捕されたのは茨城県水戸市の介護施設職員、月舘靜惠容疑者（７０）と無職で中国籍の朱兆亮容疑者（３７）です。

　月舘容疑者は、ことし４月、朱容疑者がつくった偽の医師免許証を使って、茨城県内の介護施設で施設長として勤務していた疑いがもたれています。

　在留カードの偽造事件で逮捕された朱容疑者の関係先への捜索で発覚し、月舘容疑者の勤務先では施設長になるために「医師免許」などが必要だったということです。

　警察は２人の認否を明らかにしておらず、月舘容疑者が医療行為を行っていた可能性もあるとみて調べています。