Trueteller の NL10K でのハイペースプレイにあなたはついて行けますか?
今週のハンドでは、オンラインポーカー最高ステークスで、 Trueteller がこれ以上無いタフなブラフキャッチの能力をテストしてきています。
NL10K のアンティテーブルで 4 人のレギュラーが容赦の無い戦いを繰り広げるというのは、ハイステークスアクションが最高に盛り上がる瞬間です!Sauce123 がどんなプレイを繰り出せるかは、彼の NL5K でのプレイを目撃している我々にはおなじみです。ここでは Katya_18、OtB_RedBaron、Trueteller に注目していきましょう。
Trueteller は何年にも渡ってこのゲームをクラッシュし続けてきており、非常に知的で、その才能は jungleman12 に匹敵すると考える人が数多くいます。.Trueteller の特別な才能は、彼が新たなポーカー種目を非常に素早く修得出来るということで、すぐさまその種目のトップに躍り出ることが出来るのです。そういう訳で、彼はノーリミットホールデム最高ステークスの専門プレイヤーというわけではありません。
では今日のハンドを見ていきましょう。我らがヒーロー OtB_RedBaron はプリフロップで でスティールを狙うことにして、それ自体は特に変わったムーブというわけではありません。ハンドは決して強い手ではありませんが、豊かなドローの可能性を秘めており、特にポジションがあるときには楽にプレイを進められる手です。
Trueteller はボタンに潜んでおり、スリーベットでカウンターを仕掛けますが、その額が大きいように見えるのは、実はハンド履歴にアンティ分が正しく表示されていないからです。このハンドはアンティテーブルでプレイされており、ポットにはあと 1 ビッグブラインド分が入っており、このスリーベットはポットサイズのベットとなっています。
はここでポジション無しでボタンからのスリーベットにコールすべきなのでしょうか?ハイステークスプレイヤーといえどもここは降りることも有り得ます。この場面でコールは絶対不可避というわけでもないでしょう。少なくとも 79s はコールレンジの中でも一番下のハンドと言えそうです。
ここで実際のアクションを見てみましょう
でスリーベットにアウトオブポジションでコールして、そこそこでもいいフロップをヒットさせるのはそう簡単ではありません。そう考えると
のフロップは決して悪くないと言えます。ヒーローは 7 のミドルペアをヒットさせて、バックドアフラッシュの可能性がもしダイヤがターンにも落ちればあるのです。
ここでドンクを打つ意味はありません。上のハンドを下ろせないからです。トップペアやオーバーペアは絶対にコールするし、もしレイズで打ち返されたらやることがなくなってしまうからです。となるとヒーローにはチェックしかありません。
ボタンからのとても小さなベットはレンジ全体から来ている可能性があります。通常こういうフロップはヒーローの助けになることはほとんど無いため、これぐらいの小さなベットであっても、彼はアウトオブポジションからは降りざるを得ません。しかし幸い があるために、ボタンからのベッティングレンジが広いため、コールがベストの選択となります。
特にまずいターン
はヒーローにとっては不味いカードで、なぜなら彼のレンジにはヒットしていない一方でボタンにとっては完璧なヒットカードとなっており、それは相手はフロップでオーバーカードコンボなら何でもベットしていたはずだからです。スペードドローの可能性はこちらの助けにはならず、ボタンからの 2/3 ポットという大きなベットサイズもあり、我々にはコールかフォールドは簡単な決断に思われます。
2/3 ポットというベットサイズによって、こちらがコールした場合、ボタンはリバーでオールインが可能となっており、もしここまでで降りる決断が出来ていないとしても、もう十分だと言えるでしょう。
しかしながら OtB_RedBaron はコールしますが、彼はおそらく Trueteller のこの場面でのブラフレンジがバリューベットレンジよりもずっと広いと見なしてのことでしょう。その結果、ヒーローはこのお膳立てを前にしてコール出来るためには、ボタンからのブラフに対してレンジの中にブラフキャッチャーを必要としています。
リバーでの2つのオプション
ここでも再び、ヒーローに出来るのはチェックだけです。ターンで予想されたとおり、Trueteller からの答えはオールインでした。となれば、こちらに迫られた決断はコールかフォールドです。
コールが上手くいくかもしれないのは、我々はターンでブラフキャッチャーでコールしており、ボタンはリバーでもブラフを続けてきているかも知れないからです。 にとって有利な点はこの場面でボタンのブラフレンジをブロックしていないことです。スーテッドであることもコールに有利で、標準的なブラフキャッチャー K7 などでは、ボタンからのブラフコンボである KJ や AK をブロックしてしまっています。
とは言えフォールドというのもまた十分にあり得る選択でしょう。こちらが持っているのはブラフキャッチャーだけで、 Trueteller が彼にとってはいいボードを完全にミスしての 3 連続ブラフベットしているというのに望みを賭けなくてはならないからです。こちらがコールしなくてはならない額はポットサイズよりも少し大きいぐらいですので、与えられたオッズもそれほどいいとは言えません。このケースでは 34% の割合で相手に勝っている必要があり、ブラフキャッチャーで臨むにはかなり高いハードルだと言えるでしょう。
さて、あなたの出番です!
先週の投票結果
先週のハンドは LaEsquinaCR によるものでしたが、ほぼ全部のコミュニティでチェック/コールが優勢でしたが、ただひとつ違っていたのはブルガリアで、チェック/コールは一番不人気で、最も多く投票を集めたのはベット/フォールドでした。