【徹底比較】メンズシャンプーのおすすめ人気ランキング53選【2021年最新版】

すべての検証で高評価。敏感肌でも使える、肌にやさしい成分構成

「MARO 薬用デオスカルプシャンプー」は、MAROの幅広いラインナップのなかでも、頭皮ケアと臭いケア対策を謳う商品。有効成分イソプロピルメチルフェノールを配合し、頭皮のフケやかゆみを防ぐ薬用シャンプーです。

成分評価は文句なしの満点。カキタンニンやチャエキスなどの植物成分は、整肌作用を期待できます。そのうえ、保湿成分も高配合。モニターからは「毛先がまとまる」「頭皮がさっぱりした」と、両立が本来難しい2つの要素を満たしているとのコメントが並び、使用感評価もまずまずの高得点でした。

アミノ酸系とベタイン系のブレンドしたマイルドめな洗浄成分ながら、洗浄力評価も高得点。高い洗浄力ですが、高品質かつ肌にやさしい成分構成が魅力なので、脂性肌だけでなく乾燥肌や敏感肌の人にもおすすめです。

また、ビワ葉エキスやホップエキスなどのプラス成分も配合しており、頭皮をすこやかに保ちたい人にもおすすめです。

年齢に応じた複合的な髪悩み向き。贅沢な成分構成も魅力

「ロードダイアモンド 薬用スカルプデオシャンプー」は、有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した薬用シャンプー。

成分評価は成分満点。コンディショナー不要との謳い文句どおり、保湿・補修を期待できる成分も豊富です。また、平均を大きく上回った高洗浄力がポイント。高級アルコール系の洗浄成分にマイルドなベタイン系をブレンドしており、汚れを落としつつも肌への負担をやや抑えた成分構成。モニターからも「頭皮の爽快感があった」と好印象でした。

カキタンニンやチャエキスなど整肌作用のある成分も配合しており、男性のエイジングケアとしても選択肢になるシャンプーです。

髪の仕上がりで選ぶならおすすめ。成分も洗浄力も文句なし

「haru メンズスカルプ・プロ」は、ユニセックス向けのスカルプシャンプーharuブランドのメンズ向け商品。

成分評価は、文句なしの満点。保湿・補修を期待できる成分に加え、トウガラシ果実エキスやリンゴ酸などの整肌作用のある成分が豊富で成分バランスのよさが評価されました。洗浄力は、アミノ酸系とベタイン系をブレンドしたマイルドな洗浄成分どおりの平均点レベル。特別爽快感を得られるわけではないようですが、モニターから悪い評価はありませんでした。

頭皮ケアに特化した成分構成。ハリ・コシに悩む人におすすめ

「チャップアップ CUシャンプー」は、ユニセックスタイプの商品です。

満点を獲得した成分評価は、頭皮ケアに特化した成分構成が特徴的。グリチルリチン酸2Kやアスコルビン酸、リンゴ酸などの整肌作用のある成分が豊富です。

ショウガ根エキスなどの植物エキスも豊富で、地肌ケアを期待できる成分構成なので、使用感よりも、頭皮をすこやかに保ちたい人向きの商品と言えるでしょう。

アミノ酸系のやさしい洗浄力ながら、モニターの満足度は高め

「&GINO プレミアムブラックシャンプー」は、コンディショナー不要を謳うスカルプケアタイプです。黒色もシャンプー液に驚いたモニターもいました。

頭皮をすこやかに保て、保湿も期待できる成分のバランスがよく、高級な成分が多いのは嬉しいポイント。贅沢な成分構成は文句なしの満点評価です。液体シャンプーには欠かせない防腐剤が不使用なので、敏感肌の人には選択肢となるシャンプーです。

洗浄力はいまひとつだが、使用感と成分は文句なしの高評価

スキンケアブランド「DHCのブラックコンディショニングシャンプー」は、アミノ酸系とベタイン系のマイルドな洗浄力構成。汚れを吸着する効果を期待できる炭を配合することで、洗浄による肌負担を抑えながらも汚れ落ちを叶えるシャンプーです。

洗浄力以外は文句なしの高評価。乾燥した肌・髪におすすめ

紫色の光沢感のあるパッケージが印象的な「モンゴ流のシャンプーEX 」は、スカルプケアタイプのシャンプー。アミノ酸系洗浄成分がベースのマイルドな洗浄力が特徴です。

洗浄力評価は低得点なので実際の洗浄度はさておき、「頭皮がスッキリした」「汚れが落ちた実感がある」など、頭皮に関してはほかを引き離す高得点で、高い使用感評価を得ました。女性にもおすすめできるほど、高保湿を見込める成分構成も嬉しいポイント。頭皮ケアや臭いケア効果を期待できるグリチルリチン酸2K、カキタンニン、ビワ葉エキス、センブリエキスなどのバランスもよく、成分評価も満点です。

洗浄力以外は文句なしの高評価なので、乾燥肌や髪のダメージが気になる人にはすすめることのできるシャンプーです。

洗浄力はなし。だが、高級感のある成分構成と使い心地が魅力

男性向けのスキンケア発想のヘアケアを謳う「バルクオム ザ・シャンプー」。

アミノ酸系のマイルドな洗浄成分に加え、保湿効果を期待できるグリセリンが豊富ゆえ、洗浄力評価では最低評価と全体の評価に大きく影響しました。しかし、成分と使用感は高評価を獲得し、上位にランクイン。植物由来成分が豊富で肌にやさしい成分構成ゆえ、成分評価は満点でした。

高級な成分を贅沢に配合。ボリュームアップにも期待

「MARO17 コラーゲン配合 パーフェクトウォッシュシャンプー」は、種類展開が幅広いMAROブランドのなかでもスタンダードな商品です。

高級な成分を豊富に配合した成分構成は、満点評価。注目成分であるアセチルテトラペプチド-3のほか、アカツメクサ花エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、水溶性コラーゲン、ホホバ種子油など保湿効果を期待できる成分も十分です。高級アルコール系のなかでも洗浄力のマイルドな洗浄成分が主成分ですが、洗浄力評価は平均以下と全体の評価に影響しました。

すべての評価が合格点。頭皮をすこやかに保ちたい人におすすめ

「HMENZ スカルプシャンプー 」は、ハイエンドなメンズ向けスキンケアブランド。シャンプーのほかにも、育毛剤や除毛クリームなど男性の身だしなみケアアイテムを製造・販売しています。

成分は満点評価。グリチルリチン酸2Kやヒオウギ抽出液、ビワ葉エキス、延命草エキス-1などのプラス成分、注目成分であるD-パンテニルアルコールが配合されており、全体としてバランスがよく、頭皮をすこやかに保ちたい人にもおすすめの成分構成です。

モニターから圧倒的高評価だが、頭皮残留は気になる成分構成

「プラウドメン グルーミング スカルプシャンプー」は、アミノ酸系のなかでも保湿効果を期待できる洗浄成分をベースとしたマイルドな洗浄力が特徴。それゆえ、洗浄評価は平均値止まりでした。

また成分評価は、カチオン界面活性剤や合成ポリマーが多く、指どおりを期待できるものの、頭皮への残留性の高さが気になる結果に。しかし、肌負担が気になる添加物ではないので気にする必要はありません。

成分と洗浄力は高評価。しかし、とくに特徴のない使用感

「薬用U-MAシャンプープレミアム」は、名前のとおり馬油を配合した薬用シャンプー。ユニセックスタイプで女性も使うことができます。

脂性肌向きの洗浄力。注目成分であるアデノシンは魅力的

資生堂プロフェッショナルは、資生堂のサロン専売ライン。「サブリミック アデノバイタルシャンプー」は、資生堂の注目成分「アデノシン」を配合したシャンプーです。

そのほか、グリチルリチン酸2Kや酢酸トコフェロール、アルギニン、ホップエキスなど、地肌ケア向きのプラス成分が豊富。しかしベースとなる洗浄成分は高級アルコール系と、洗浄力は高め。脂性肌や汗をよくかいた人向けの商品です。

洗浄力評価は平均を下回ったものの、「シャンプーをしただけなのに、リンスをしたようななめらかな指どおり」「いつもよりまとまりやすかった」と髪の仕上がりに関しては高い満足度を獲得しました。

全体的に合格点。カラーやパーマで痛んだ髪にもおすすめ

「uka for MEN Eシャンプー」は、ヘアのほかネイルやスパなどトータルビューティーサロンを展開するukaの男性向け商品。

洗浄力は、マイルドなアミノ酸系の洗浄成分がベースながら合格点を獲得。モニターからの評価もまずまず。「サラサラな仕上がり」「頭皮のベタつきが取れた」など、とくに気になる点は見られませんでした。

成分は満点評価。センブリエキスをはじめ、植物エキス多数配合しています。毛髪にハリコシを与える注目成分、γ-ドコサラクトン配合なのも特徴的。カラーやパーマで痛んだダメージヘアの人にすすめられるシャンプーです。

高洗浄だが、使用感は合格点。エタノールの配合量が気になる

花王の「エッセンシャル フリー&イージー シャンプー」は、「ワックス落ちとスタイリングのしやすさ」に重点を置いた「二度洗い不要」タイプです。

洗浄成分は、高級アルコール系洗浄成分をベースにエタノールの配合量も多め。洗浄力は高得点なものの、脱脂力も高くなるため、成分評価は平均を下回る評価に。洗浄力の高さに対し、保湿・補修を期待できる成分が少なく、プラス成分も少ないことがマイナスとなりました。敏感肌や乾燥肌の人には向きませんが、脂性肌の人にはすすめられるでしょう。

モニターからは「頭皮がパサつく」といった意見の一方、「髪のおさまりがいい」「フルーティな香りがいい」などプラス意見も多く、全体として使用感も合格点を獲得しました。

大きな弱点はないシャンプー。フケやかゆみ対策にも

サロン専売メーカーイーラルの「オム プライムスカルプシャンプー」は、有効成分ピロクトンオラミンを配合した薬用シャンプーです。

アミノ酸やベタイン系をブレンドしたマイルドな洗浄成分ながら、洗浄力はまずまず。成分は、保湿効果を期待できるチンピエキスやグリシン、DL-リンゴ酸などの高品質な成分を惜しみなく使用しているうえ、カキタンニンなどのプラス成分も配合。上記有効成分により、フケやかゆみを防ぐ効果も期待できます。

高品質な成分構成は評価できる。ダメージが気になる人向け

「オーシャントリコ アンサー シャンプー」は、メンズサロンOCEAN TOKYOが販売するシャンプー。

成分は、高品質の保湿成分を高配合。注目成分であるフルボ酸などバラエティ豊かな成分構成が評価され、満点を獲得しました。しかし、ベタイン系とアミノ酸系をブレンドした洗浄成分ゆえ、洗浄力評価では平均を大きく下回る評価でした。

モニターからは「フルーティな甘めの香りが人を選びそう」という指摘の一方、「髪がサラサラになった」というプラスの意見も。贅沢な成分構成ゆえ、カラーやパーマなどによる髪ダメージが気になる人にはすすめられるシャンプーです。

成分は満点評価。頭皮ケア向きだが、低い洗浄力はネック

「VITALISM」は、バラエティショップのドンキホーテグループが展開するヘアケアブランド。

成分は、満点評価。成分のバランスがいいうえ、防腐剤を複数使用することで肌への負担を最小限に抑える工夫が評価されました。また、注目成分であるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドを配合し、頭皮をすこやかに保つのにおすすめの商品。

しかし、洗浄力評価は得点が伸び悩みました。モニターからも「洗浄度はあまり高く感じなかった」などの指摘が集まり、使用感評価も平均点程度。メントールやハッカ油を使用しているため、「ペパーミントのような香りで清涼感がある」という声も。人にとっては、頭皮トラブルの元となることもあるので、敏感肌の人にはあまりおすすめできません。

満点獲得の高洗浄力。しかし、防腐剤の肌負担が懸念材料

P&Gの「パンテーン ミセラー スカルプクレンズシャンプー」は、買い求めやすい「パンテーン」のスカルプケアライン。

高級アルコール系を掛け合わせた高洗浄成分が特徴で、洗浄力評価では満点を獲得。モニターからも「汗っかきにはちょうどいい」「洗浄度が高い」など、評価を裏付けるコメントが集まりました。使用感評価としても、頭皮の爽快感を中心にまずまずの好印象でした。

しかし成分は、メチルクロロイソチアゾリノンやメチルイソチアゾリノン液などの防腐剤が減点対象に。また洗浄力に見合うだけの保湿を見込める成分が足りないことも評価を下げました。脂性肌向きではあるものの、こうした点が気になる商品です。

成分も洗浄力も申し分なし。しかし、使いにくさが気になる

「Growth Projectのアロマシャンプー」は、男性向けエイジングケアを謳うシャンプーです。

洗浄力の高い石けん系の洗浄成分をベースにした洗浄成分が特徴で、洗浄力評価では合格点を獲得。しかし、モニターからは「毎日洗っていたら乾燥しそう」といった指摘のほか、泡立ちの悪さやユーカリの香りに指摘が集まるなど、使い心地を疑問視する声も。

成分は、水溶性コラーゲンやアセチルヒアルロン酸Na、セラミド3などの保湿を見込める成分に加え、整肌作用のあるグリチルリチン酸2Kを配合した構成で満点を獲得。敏感肌でも使える商品ではありますが、やや決め手に欠けるシャンプーと言えそうです。

すべてが平均点前後。華やかさはないが快適に使えるシャンプー

デミコスメティクスの「Biove FOR MEN スキャルプクレンジング」は、サロン専売ブランドのシャンプー。

成分は、保湿効果を期待できる成分がやや少ないものの、カキタンニンやチョウジエキス、ピロクトンオラミンなどのプラス成分が豊富。名前のとおり、頭皮をすこやかに保つのに適した商品と言えそうです。

アミノ酸系とベタイン系をブレンドしたやさしい洗浄成分ゆえ、洗浄力評価は平均以下。しかしモニターからは、「泡立ちがよくて使いやすい」「頭皮の油分はしっかりと落ちた」「グレープフルーツのような香り」と高評価。とくにマイナス意見は見られず、使い心地が快適な点は嬉しいポイントです。

頭皮ケアに十分で贅沢な成分構成。洗浄力の低さだけが難点

エイジングケアブランド「スカルプDのディグニティ ザ プレミアムシャンプー」は、数ある展開のなかでも高品質の成分を配合したプレミアムライン。

成分は、文句なしの満点評価でした。保湿や補修を期待できる成分や植物エキスは高級な成分ばかり。また、注目成分であるアセチルテトラペプチド-3やピロリジニルジアミノピリミジンオキシドなど、プラス成分が豊富。頭皮ケアや髪のうるおいケアにも、十分な成分構成です。

モニターの感触と洗浄力評価が比例しない結果。成分は満点評価

「スカルプDの薬用スカルプシャンプー デオドラントオイリー」は、臭い対策に特化した商品。有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した薬用シャンプーです。

成分評価は、満点を獲得しました。皮脂を吸着する炭をはじめ、チャエキスやカキタンニンなどのプラス成分を配合。石けん系の洗浄成分を配合し、頭皮の洗浄とケアに特化した成分構成です。しかし、洗浄力評価は平均を下回る結果に。

モニターからは「爽快感が強い。夏に使いたい」と頭皮の爽快感は好印象の一方、「髪がギシギシになった。短髪ならいいかも」など、髪の仕上がりには指摘が多く集まり、評価を伸ばしきれませんでした。

使用感と洗浄力は高得点。しかし、洗浄による乾燥が気になる

ナリス化粧品の「薬用Sg-EX エクストラ スキャルプシャンプー」は、有効成分トリクロサンを配合した薬用シャンプー。

上記有効成分は効果を期待できる反面、整肌作用も高く、常在菌のバランスを崩しかねないため長期使用はおすすめできません。しかし、脂漏性のフケやかゆみに悩む人には、すすめることのできる成分構成です。洗浄成分は高級アルコール系の高い洗浄力が特徴で、洗浄力評価でも高得点。しかし、洗浄力高めの成分バランスがマイナス評価となりました。

モニターからは「洗い上がったあとのさっぱり感が気に入りました」「ハリが出た気がする」など、全体的に高評価。使用感は悪い点が見当たりませんでした。

成分は満点評価。しかし、モニターからは髪の仕上がりに不満も

「スカルプDの薬用スカルプシャンプー オイリー」は、脂性肌向けの商品。ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2Kやサリチル酸などの有効成分を含む薬用シャンプーです。

ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液は、高保湿を見込めるアミノ酸系洗浄成分。そのほか、保湿効果を期待できる成分や植物エキスが豊富。また上記有効成分も配合しているので、頭皮環境を整えフケやかゆみケアをしたい人向けの成分構成です。

アミノ酸系に高級アルコール系の洗浄成分をブレンドしているものの、洗浄力評価は平均点を大きく下回る結果に。また、モニターからは「髪がきしむ」「シルエットが広がった」などのマイナス意見も目立ち、使用感も全体評価の足を引っ張りました。

使いやすさは高評価。しかし、人工香料の肌負担が気になる

「ケラスターゼのエイジングケア バン デンシフィック オム」は、サロン専売商品。人気ヘアケアブランドのケラスターゼの、メンズ向けスカルプシャンプーです。

高級アルコール系の洗浄成分がベースゆえ、洗浄力評価も申し分ない結果。またモニターからは「泡立ちがいい」「普段使いしたい」など、とくに使いやすさの面で好印象でした。

しかし、やや人工的な甘めの香りを指摘する声も。成分評価では、まさに人工香料の添加物がマイナス点となったうえ、保湿成分の物足りなさが評価に影響しました。洗浄力も高めなので、敏感肌の人にはすすめられないシャンプーです。

洗浄力は合格点。しかし、防腐剤による肌負担が心配な成分構成

I-neの自然派スキンケアブランド「BOTANISTのボタニカルスカルプシャンプー」は、スカルプケアに特化したシリーズ。

石鹸系にアミノ酸系の洗浄成分をブレンドした洗浄成分が特徴で、洗浄力は合格点。ローズマリー葉水、リンゴ酸やサトウキビエキスなどの植物エキスが豊富だが、メチルイソチアゾリノンは肌への負担が心配な防腐剤。自然派なブランディングに反して、やや肌負担が懸念される成分構成でした。

満点の高洗浄力。脂性肌向けなので、敏感肌の人は気をつけて

コスメティックローランドの「デオタンニング スカルプシャンプー 」は、「頭臭ケア」を謳う商品です。

センブリエキス、カンゾウ根エキス、チンピエキスやオタネニンジン根エキスなど、プラス成分が豊富。しかし、刺激となる恐れがある防腐剤を配合しているので、敏感肌の人は注意が必要です。

頭皮ケアに特化。爽快感を求める人向けの洗浄力と使用感

「柿のさち KnSのスカルプ Deep クリア シャンプー」は、有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した商品。

ベタイン系とアミノ酸系のマイルドな洗浄力ながら、洗浄力は合格点。皮脂を吸着する効果を期待できる炭の配合により、肌負担を抑えながらも脂汚れを落とせるのは嬉しいポイント。上記有効成分やカキタンニンなどのプラス成分も豊富で、フケやかゆみなど頭皮の悩みが気になる人にすすめられる成分構成です。

総合的に平均点。カンフル配合で収れん効果は期待できる

ルベルの「THE Oのスキャルプシャンプー」は、サロン専売のスカルプケア商品。

洗浄力高めの高級アルコール系がベースながら、洗浄力評価では平均点を下回る結果に。高洗浄成分に対して、保湿を期待できる成分が不十分。成分評価も平均レベルにとどまりました。ただ、注目成分のトコフェロールを配合しているので、地肌ケア向きの商品です。

洗浄力は満点。モニターからも好印象だが、成分は懸念点が多い

スーパーやドラッグストアなど、気軽に購入が可能な「クリア for MEN スカルプシャンプー」。

洗浄成分は高級アルコール系のみと、洗浄による乾燥が心配なほどの高洗浄力が特徴です。髪のコーティング作用のあるシリコン油の配合量が比較的多く、髪の質感はいいものの、保湿や補修成分がやや少なく、乾燥しやすい成分構成。また、刺激となる恐れのある防腐剤が懸念点となり、成分は低評価に。

モニターからは「髪がまとまり、頭皮の爽快感もある」「香りもよくて、また使いたい」と好印象を得ましたが、成分の肌負担は心配なところ。乾燥肌や敏感肌の人におすすめはできないシャンプーです。

すべてが平均前後の評価に。専売特許成分アデノシンは魅力

資生堂プロフェッショナルの「THE GROOMING ザ・グルーミングシャンプー」は、男性向けのサロン専売ライン。

高級アルコール系とベタイン系をブレンドし洗浄力を抑えた成分構成ですが、平均点ほどの洗浄力評価かつモニターからは「とくに頭皮が軽くなる感じはない」という声があるなど、やや洗浄力が物足りない結果となりました。

頭皮に爽快感を与えるメントールやグリチルリチン酸2Kなどの整肌作用を期待できる成分に加え、資生堂の注目成分であるアデノシンを配合。プラス成分は充実しているものの、いまひとつ決め手にかける結果となりました。

突き抜けた特徴はないが、肌負担は少ない。自然派な人向き

植物エキス配合で、男性の頭皮をすこやかに保つことを謳う「クワトロボタニコのボタニカルスカルプ & ヘアシャンプー」。

すべての検証結果が平均点の商品。アミノ酸系とベタイン系をブレンドした、非常にマイルドな洗浄成分が特徴です。チョウジエキスやオタネニンジン根エキスなど、プラス成分はまずまずですが、保湿を見込める成分がやや物足りない成分構成でした。

またモニターから指摘もプラスのコメントもとくに見られず、あまり印象に残らない使用感だった様子。これといった特徴は見当たらなかったものの、肌への負担は少ないので、敏感肌の人や自然派思考の人にはすすめられるシャンプーと言えそうです。

洗浄力は申し分なし。しかし、成分と使用感はいまひとつ

大塚製薬の「ウル・オス 薬用スカルプシャンプー」は、有効成分シメン-5-オールやグリチルリチン酸2K配合した薬用シャンプーです。

アミノ酸系とベタイン系をブレンドした、肌にやさしい洗浄成分ながら、洗浄力評価は高得点。しかし、シメン-5-オールはやや整肌作用の高く、敏感肌の人には負担となる場合もある成分。またリンス不要を謳いつつも保湿を期待できる成分が物足りないことから、成分評価は平均点以下に。

メントールの清涼感を求める人向き。敏感肌の人は避けて

資生堂の「SEABREEZE シャンプー」は、同制汗ケアブランドシリーズのシャンプー。メントールの清涼感を売りとした商品です。

高級アルコール系をベースにベタイン系をブレンドした、洗浄力高めな洗浄成分のとおり、洗浄力評価では高得点。メントールやカンフルなどが作用し、頭皮と髪の収れん効果と爽快感を見込める謳い文句どおりの成分構成ですが、肌の弱い人にとっては負担となる場合も。

洗浄力は弱いが、適度な爽快感はあり。肌にやさしい成分構成

「無印良品のクリアケアシャンプー」は、名前のとおり頭皮のさっぱりとした爽快感を謳う商品。専用容器は別売で、中身は詰め替え用のみの販売です。

ベタイン系をベースに、洗浄力の高い高級アルコール系などを配合した洗浄成分ですが、洗浄力評価では低得点。洗浄力が全体の足を引っ張る結果となりました。

髪のキシみや香りは気になるが、オーガニック認証成分は豊富

アンファーの「スカルプD ネクスト オーガニック5 スカルプシャンプー オイリー」は、オーガニックの国際機関ECOCERT認証を受けた植物エキス配合のボタニカルシャンプーです。

植物エキスだけでなく、センブリエキスやピロクトオラミン、グリチルリチン酸2Kなどのプラス成分が豊富。頭皮をすこやかに保ち、頭皮ケアにも役立ちそうです。しかし、保湿を期待できる成分がやや物足りなく満点には届きませんでした。

洗浄成分は高級アルコール系とやや高めながら、洗浄力評価は平均以下。モニターからも「髪のキシみが気になる」「ハーブっぽい香りが独特」などの指摘が集まり、評価が伸び悩みました。

使用感評価は合格点。しかし、脱脂性が高く超級の脂性肌向け

P&Gの「h&s PRO シャンプー エナジー」は、有効成分ジンクピリチオン液を配合した薬用シャンプー。買い求めやすさは魅力です。

上記有効成分は、フケやかゆみを防ぐのには効果的ですが、防腐剤のなかでも刺激の強いメチルクロロイソチアゾリノンを配合しており、頭皮の乾燥が気になる成分構成です。高級アルコール系がベースと、洗浄力も高めです。

モニターからは「頭皮がさっぱりした」「清涼感がある」と好印象。しかし皮脂を取り除くことに特化した成分構成は肌への負担が大きく、敏感肌・乾燥肌の人には不向きな商品といえます。

スキンケア発想の成分構成。しかし、洗浄力はいまひとつ

「THREE フォー・メン ジェントリング シャンプー」は、人気コスメブランド発のメンズ向けライン。

酒粕エキス、インドナガコショウ果実エキス、チャ葉エキス、アボカド油やオリーブ果実油などの植物成分が豊富。まさにスキンケア発想の成分構成ですが、髪悩みに応えるプラス成分は少なく、成分評価では満点に一歩及びませんでした。

またアミノ酸系やベタイン系をブレンドしたマイルドな洗浄成分ゆえ、洗浄力評価は伸び悩む結果に。しかし温泉水を多く含み、髪をアルカリに傾けて皮脂汚れを落とす処方なので、モニターから頭皮の不快感を訴える声は聞かれませんでした。使用感評価平均点と、特別気になる点は見当たりませんでした。

フケ・かゆみ対策に期待大だが、高整肌作用ゆえ長期使用は注意

マンダムの「ルシード 薬用スカルプデオシャンプーS」は、有効成分トリクロサンとグリチルリチン酸2Kを配合した医薬部外品。

高級アルコール系がベースと洗浄力は高く、洗浄力評価は合格点。モニターからは「しっかり洗えた」「爽快感がある」というコメントの一方、「スースーとした仕上がりが苦手」と、清涼感が賛否を分ける結果となりました。

トリクロサンは整肌作用が高く、フケやかゆみを防ぐ期待できますが、常在菌のバランスが乱れる可能性も。フケやかゆみに悩みのある人や頭皮に爽快感を求める人向きですが、長期使用はおすすめできません。

使用感は高いが、成分評価は低迷。乾燥・敏感肌には不向き

P&Gの「h&s for men シャンプー スカルプEX 」は、大人の頭皮悩みにアプローチするh&sシリーズのスタンダード商品。ジンクピリチオン液を配合した薬用タイプです。

モニターからは「石鹸の香りが快適」「泡立ちがいい」など、とくに使い心地のよさが好印象で高評価を獲得。洗浄力も合格点ですが、成分は低評価となり、総合評価が伸び悩みました。

有効成分配合に加え、高級アルコール系がベースの洗浄力も高め。また保湿・補修成分が物足りず、高洗浄力による肌への負担をカバーできていない点がマイナス評価となりました。

成分評価は満点。しかし、モニターから仕上がりに不満の声

「すっぴん地肌のナチュラルスカルプシャンプー」は、自然由来成分へのこだわりを謳う商品。ユニセックスタイプです。

謳い文句どおり、自然由来成分を豊富に配合した成分評価は満点を獲得。カンゾウ根エキスやカキタンニンなどのプラス成分も嬉しいポイント。しかしベタイン系とアミノ酸系をブレンドしたやさしい洗浄成分ゆえ、洗浄力評価は得点を伸ばすことができませんでした。

使用感はまずまずの評価だが、成分と洗浄力はいまひとつ

「ディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー（ボリューム&リペア）」は、ヒマワリ由来成分を特徴とした商品です。

しかし、モニターからは「もっちり泡で洗いやすい」「指どおりがよい」と好印象で合格点を獲得。肌負担が懸念される成分などもないので、使用感を重視する人にはすすめられる商品です。

洗浄力は合格点。成分と使用感はいまひとつだが、肌への負担は少ない

医薬メーカー第一三共ヘルスケアの「ミノン 薬用ヘアシャンプー」は、乾燥・敏感肌向けの「保湿洗浄」を謳う薬用タイプです。

整肌作用のある有効成分グリチルリチン酸2Kは、乾燥性のかゆみに悩む人にはすすめられる成分構成。しかし、保湿や補修を期待できる成分は少なく、「保湿洗浄」と謳うほどの配合量ではありません。洗浄料はアミノ酸系とベタイン系をブレンドしたマイルドな配合ながら、洗浄力評価では合格点。

モニターからは「香りは落ち着く」というコメントの一方、「指どおりが悪い」「頭皮の爽快感はない」と仕上がりはいまひとつ。ただ肌に負担の少ない成分構成なので、使用感よりも成分のやさしさにこだわる人向きです。

成分評価のみ平均を超える評価。決め手に欠けるシャンプー

オーストラリア発のスキンケアブランドAesopの「NT シャンプー」は、ユニセックスタイプの商品です。

高い保湿効果を期待できるルリジサ種子油や頭皮をすこやかに保つトコフェロールを配合。成分構成は全体としてバランスがいいものの、香料成分はやや肌に負担となりうる成分で、敏感肌の人にはあまりおすすめしません。

指どおりをよくする成分の配合数が多い。頭皮への残留が懸念点

「サクセス リンスのいらない薬用シャンプー」は、有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した商品です。

高級アルコール系の高い洗浄成分がベースですが、洗浄力評価は平均点。しかし、モニターからは「冬には寒いくらいの爽快感」「メントール感が強い」などの声が集まり、シャンプーに清涼感を求める人向きの使用感でした。

成分評価では、高重合ジメチコン-1やカチオン化ポリマーなど、通常はコンディショナーやトリートメントに配合される成分が比較的高配合。髪表面をコーティングするような効果を見込めますが、肌に残るとトラブルの原因にもなるので、マイナス面のやや多い成分構成と評価できました。

すべてが平均以下。有効成分配合なものの、特徴が見出せない

ロート製薬の「デ・オウ 薬用スカルプケア 徹底洗浄シャンプー」は、有効成分イソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸2K配合した薬用タイプ。

名前のとおり、頭皮の洗浄に特化した成分構成が特徴です。石けん系と高級アルコール系をブレンドした高洗浄力の洗浄成分に加え、皮脂吸着効果を期待できる炭を配合。「強すぎないメンソール」「爽快感がある」とモニターからも好評でしたが、使用感としては平均にも届かぬ結果。また成分構成に反し、洗浄力評価は低得点でした。

洗浄による乾燥を考えると肌の負担は少ないと断言はできず、全体としてやや中途半端な印象のシャンプーです。

すべての評価がいまひとつ。フケ・かゆみの悩みには選択肢

ライオンの「プロテク 頭皮ストレッチ シャンプー」は、有効成分ピロクンオラミンを配合した薬用タイプの商品。

高級アルコール系とベタイン系をブレンドした洗浄成分がベース。フケやかゆみに悩む人には、すすめられる成分構成です。しかし紫外線吸収剤成分を配合しているので、肌にやさしいとは言えません。

洗浄力は合格点だが、使用感は最低評価。添加物も気になる

ライオン「薬用毛髪力シャンプー」は、ピロクトンオラミンとグリチルリチン酸2Kを配合した薬用タイプ。

ベタイン系の肌負担の少ない洗浄成分ながら、洗浄力評価では合格点を獲得。しかし、モニターからは「まったく泡立たない」「思わず力を入れてしまい、頭皮への摩擦が気になる」と使いづらさにマイナス評価が集まり、最低点としました。

さらに有効成分以上に気になったのが、合成着色料の黄203。乾燥・敏感肌にとっては、負担となる可能性もある添加物なので、成分も評価を伸ばしきれませんでした。

炭配合。汚れ落ちが特徴の商品ながら、洗浄力も使用感も低評価

ジュン・コスメティクスの「炭シャンプー」は、名前のとおり皮脂吸着を期待できる炭成分に着目した商品。

高級アルコール系がベースの高洗浄力が特徴だが、洗浄力評価では平均を下回る低評価。モニターからも「洗浄力は普通」「洗い残しがあったのか、かゆみが出た」というコメントまであり、評価を伸ばしきれませんでした。

謳い文句どおりの高い洗浄力。乾燥・敏感肌の人には不向き

「サンスタートニック スカルプクリアシャンプー」は、毛穴に詰まった皮脂までスッキリ洗浄することを謳う商品。

洗浄力評価では、高得点を獲得しました。高級アルコール系洗浄成分をベースに、メントールを高配合。モニターからは「ワックスがついていても泡立った」と好印象の一方、「爽快感が苦手」「頭皮が弱いので肌への負担が強く感じた」と賛否両論。

ショウガ根エキスなどのプラス成分も配合していますが、洗浄による乾燥をカバーできる保湿系の成分が物足りず、成分はマイナス評価。皮脂が多くて悩んでいる人や肌の強い人向きの商品と言えるでしょう。

高洗浄成分に加え、刺激の強い防腐剤使用。成分は最低評価

マンダムの「GATSBY パーフェクトクリアシャンプー」は、男性用整髪料ブランドGATSBY発のシャンプー。

高級アルコール系の洗浄成分をベースに、エタノールを高配合。さらに刺激の強い防腐剤メチルクロロイソチアゾリノン液とメチルイソチアゾリノン液を配合しており、洗浄力評価は合格点を獲得したものの、肌への負担が気になる成分構成。そのほかに評価できるポイントがなく、成分は最低評価となりました。

極めてシンプルな成分構成。保湿を期待できる成分が足りない

持田ヘルスケアの「コラージュシャンプーS」は、ユニセックスタイプの商品です。

ほかの商品と比べて、極めてシンプルな成分構成が特徴です。しかし高級アルコール系がベースで洗浄力は高め。洗浄力評価では合格点を獲得したものの、洗浄による乾燥をカバーできるだけの保湿系成分がなく、最低評価となりました。

モニターからも「すすいでいる時点でゴワゴワした」「油分が落ちすぎた感じ」と、保湿や補修成分の物足りなさを実感する声が聞かれました。