クローゼットから泣き声が聞こえなくなった後、しばらく放置か　２歳児死亡　母親を送検　北海道札幌市

2021年06月24日(木) 16時27分 更新

松原容疑者のインスタグラムより

　札幌市北区のアパートで、クローゼットに監禁された２歳の男の子が、その後、死亡した事件で逮捕された母親は、クローゼットから男の子の泣き声が聞こえなくなった後、しばらく放置していたとみられることがわかりました。



　札幌市北区の無職、松原愛華（まつばら・まなか）容疑者は、22日、自宅のアパートで長男の莉蒼（れいあ）ちゃん２歳を、およそ30分間、クローゼットに閉じ込めた監禁の疑いで、24日午後、送検されました。



　当時、莉蒼（れいあ）ちゃんは、意識のない状態で見つかり、23日、搬送先の病院で死亡しました。
　その後の警察への取材で、松原容疑者は莉蒼ちゃんについて「クローゼットに入れたとき泣いていた」などと話し、その後、泣き声が聞こえなくなったにもかかわらず、しばらく放置していたとみられることが新たにわかりました。



　莉蒼ちゃんの死因は、心肺停止の状態が続いたため、脳に酸素が十分に行き届かなかった「蘇生後脳症」と推定され、警察は、莉蒼ちゃんが、いつ心肺停止に陥ったのか引き続き調べています。


６月24日（木）午後４時40分配信