今日のテーマは「保険」です。
社会人になると、保険を自分で選んで加入する機会が増えると思います。
友達が保険会社に入った場合は、カフェなどで勧められるかもしれないし、会社の休憩時間に生保レディの美女たちが保険を売りにくるかもしれません。
保険に馴染みがないと、考えずに加入してしまうことになったりするので、今日は考えて加入するための基礎的な知識を解説していきます。
保険とは
まず前提として保険とは何かというお話ですが、保険とは例えば病気や怪我をした時にお金が入ってくる仕組みの事です。
保険の保険料に関して大きく分けて2種類あります。
1つは、支払ったお金が返ってこない掛け捨てタイプ。
2つ目は、金額は目減りするがお金が返ってくる満期ありタイプ。
どちらも良い面・悪い面あるのですが、万が一の時にお金が入ってくるという点では同じです。
そして、期間に関しても2種類押さえておきましょう。
1つは、終身タイプです。
これは文字通り一生涯保証が続きます。
2つ目は、更新型タイプです。
後述しますが、注意が必要なものですね。
掛け捨てタイプ(種類)
よくある話ですが、掛け捨てタイプは保険料が安いです。
その反面、文字通り掛けたお金は戻ってきません。
それ以上でもそれ以下でもないのですが、とにかく安い保険料で保険に加入したい場合には掛け捨て一択ですね。
満期タイプ(種類)
これはお金が返ってくるという点では、保険料が無駄にならなくて良いかもしれません。
しかし、実際はそこまでお金が返って来ず、返ってくるとしても10年以上は保険をかけておかないと元本が割れて返ってくるものだったりするので、100%安心とは限りません。
また、保険料は高いことが多いので本当にお得かどうかを見極める必要があります。
終身タイプ(期間)
これは、保証の期間の話です。
掛け捨て終身タイプ、満期終身タイプなどのように期間を指します。
終身タイプは保証が死ぬまで続くものです。
意外とこのタイプは初めてだと知らないことが多いので、終身かどうかはしっかり確認しておきましょう。
更新型タイプ(期間)
これは、要注意です。(笑)
10年や15年などの更新型タイプは、その期間になると保険料が爆上がりします。
そして、継続もできるのですが同じ料金で更新しようとすると保険の質が下がったりします。
付き合いとして入った場合や、保証内容をわからない状態で入ると更新型を選択してしまってる場合もあるので注意必要です。
そもそも保険いるかどうか
2種類の保険タイプと2種類の期間をお伝えしました。
保険の基礎知識として知っておきましょう!
そして、ここが今日のポイントなのですが保険そもそもいる?ということです。
日本の社会保障制度で高額療養費制度というものがあるのを知っていますか?
どれだけ医療費がかかっても10万円までと支払う上限が決まっていたりします。
追加の費用などはかかったりしますが、一度の病気や怪我でいきなり500万円医療費を自腹切りましたということは日本の制度上ありません。
そのため、保険に関しては万が一のボーナス金というという認識になります。
保険の販売員の方には怒られるかもしれませんが、大きすぎる保証内容は保険料が割高の上に必要ないです。
考察
では、ここで私の意見をお伝えします。
保険は若者がお金が貯まるまで掛け捨てで入ると良いと思います。
運用が含まれているタイプの保険や手厚く保証がカバーされているものもあるのですが、保険はしょせん保険なので、運用とは個別に切り離して考えた方が良いでしょう。
正直、保険にかけていく掛け金を積立貯金や投資信託で守り運用していく方が、万が一に備えることができます。
しっかりと、その保険は必要かを考えて入りましょう!