消費者庁による措置命令に関するお詫び

株式会社スクウェア・エニックス及び株式会社gumiは、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)第七条第一項の規定に基づく消費者庁の措置命令(令和3年6月28日付け)に従い、一般消費者の誤認を排除するため、次のとおり周知いたします。

株式会社スクウェア・エニックス及び株式会社gumiが共同して供給する「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」と称するオンラインゲーム(以下「本件ゲーム」といいます。)で提供する次の5つのガチャ

・1st ANNIVERSARY 1回限定 1回引き直し可能UR10枠確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニット10体確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカード10枚確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニットの欠片100個確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカードの欠片50個確定10連召喚

(以下これらを併せて「本件ガチャ」といいます。)を一般消費者に提供するに当たり、令和2(2020)年11月14日から令和2(2020)年11月16日までの間、本件ゲーム内において「召喚は1回ごとに、その提供割合にもとづいて抽選を行います」等の記載と共に、本件ガチャで提供するアイテムの提供割合等を表示することにより、あたかも、本件ガチャで提供するアイテムの抽選方法については、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるかのように示す表示をしていましたが、実際には、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるものではなく、下記の方法で抽選が行われていました。

・提供割合に基づいてランダムに配列した2種類のリストが作成され、2種類のリストのうちどちらを適用するかが抽選される。
・適用されたリストの並び順に基づいて連続するアイテムが10枠分提供され、次以降の一般消費者は、前の一般消費者の結果の続きから、連続するアイテムが10枠分提供される。

上記の抽選方法によって本件ガチャを実行した結果、提供される10枠分のアイテムの組合せは限られたものとなっており、1枠ごとに表示された提供割合に従って抽選が行われれば提供される可能性のあったアイテムの組み合わせのほとんどが、絶対に提供されないものでした。
上記の表示は、それぞれ、本件ガチャの内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでした。

本件により、お客様をはじめとする関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申しあげます。

株式会社スクウェア・エニックス及び株式会社gumiは、措置命令を真摯に受け止め、改めて本件ゲームにおけるチェック機能の見直し及びその管理の強化を図るとともに、更なる指導強化を図り、再発防止に努めてまいります。

今後も引き続き、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。