病気になるとセルフケアを怠るようになります。気力体力がわかないと、最低限の身づくろいができなくなります。
先日、男性は、セルフケアから疎外されているというツイートが話題になりましたが、もし、男性であることを理由に、セルフケアから疎外されているのなら、男性という言葉は病にも似ているのかもしれません。
ということで、本当の最低限(洗顔歯磨き着替え)はできているという前提で、ちょっといい匂いがしてしかも時短になるようなものを上げていきます。
どちらもさっぱりした香り。ティートゥリーのほうがさらにさっぱり。森みたいな香りがします。
これのいいところは、一本で顔も頭も体も洗えることです。あとオーガニック。たくさん入っていてオーガニックな割には安い。
これが高かったら、ミノンの全身シャンプーもいいかもしれない。
マジックソープがあれば、石鹸はいらないかもしれないけど、好きな石鹸についても書くぞ。
石鹸もいいのがある。アレッポのローレルや、マルセイユ石鹸もいいぞ。
私は横着だから、これで顔も洗う。
アロマストーンというものがあって、無印にも売っている。私が持っているのはKAVAのやつ↓。
これのいいところは、デュフューザーがいらないってこと。携帯用のアロマストーンもある。あと、左側に写っているものをエッセンシャルオイルと言います。
これは、なるべく無印とか東急ハンズとか、生活の木とかそういう普通っぽいところで買ったほうがいいです。ドテラとか、そういうのはマルチなので気を付けよう。
アロマとか、オーガニックって結構商売のタネにされているというか、怪しいところもないわけじゃないし。いいものなんですとか言われたら用心したほうがいい。
ロクシタンとか、ボディショップとかで香りの強いものが好きならそういうのを買えばいいと思うし、高いのがよければ伊勢丹の地下に売っているジョンマスターとか安めならヴェレダとかいろいろある。みるだけでも楽しいよ。
アルジタルのクリームを化粧水の後に塗っているけどこれもニキビができにくくなった気がしてよかったよ。
でも、たいていのものは無印で売っているので、男性という病に侵されていて、明るい店には入りたくないという人には無印がいいと思う。
で、無印で化粧水を買って、オイルを買って塗ればいいと思う。
おすすめのオイルは、ホホバオイル、アロガンオイルあたり。ナッツ系のは私はアレルギーが起きるからあまり使ったことがないので勧めにくい。
ホホバオイルのほうが重いテクスチャーで、アルガンオイルは軽いテクスチャーです。試せるので、実際に気に入ったほうを選べばいいと思う。髪にも塗れる。
今は違うけど、冬になると、化粧水バーっと塗って(首にも塗るんだよ)、アルガンオイルとかホホバオイル顔に塗ってからそのまま髪に塗ったりしていたよ。
女の子はいい匂いのするハンドクリームを持っているというのは幻想だから。
そのゆめまぼろしを追ってうらやましがるのは男の病を深めるだけだ。
たぶん実際には無印とかアクアレーベルとか、はとむぎ化粧水とか使ってるし、ハンドクリームはニベアだったり、メンズのメンソールがきつい奴がいいってわざわざ使ったりしているよ。
セルフケアから疎外されているって本当にそうかは別として、そう感じているのはかなしいことだ。
女性の場合は、セルフケアを過剰に押し付けられて、「自分の機嫌は自分でとって、理不尽な目に遭っても包容力を発揮してなかったことにしろ」みたいな圧力があってセルフケアをせざるを得ないようになってる。社会の中心から疎外されているから、周縁でやってかなきゃならず、そうすると、中心から押し付けられた理不尽を消化しないといけないんだよね。そして、それを推奨されてもいる。
それと裏表の関係で、男性は男らしくないことをするなみたいな圧力があるんだよねきっと、私は男じゃないから想像の域を得ないけど。
で、男らしくないことをするっていうのは、社会構造を変えなくても、心持一つでできることだから、やってみたらいいと思うよ。そうしたら男という病が軽くなるかもしれないよ。まあ、社会の中心にいる実感はないかもしれないし、俺は違うんだ中心にいないんだって思うかもしれないけど、構造の話でね。
セルフケアを、女にやってもらおう、慰めてもらおう、教えてもらおう、伝授してほしいとするのは男らしい行為だから、男の病を深めるので、セルフケアから遠ざかるよ。
女性がセルフケアがうまいとしたら、それは知識の蓄積であり、知恵であり、技術で、長い時間をかけて育てたものなので、それを収奪しようとするなら甘いよ。
でも、気の毒だなーと思ったので、ちょっと記事を書いてみた。