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IAS、ブランドリスク除外機能を提供開始 JICDAQの「広告掲載不適切コンテンツカテゴリ」に対応

 Integral Ad Science(インテグラル アド サイエンス、以下IAS)は、同社が展開するアドベリフィケーションツールにおいて、JICDAQ(デジタル広告品質認証機構)が定める「広告掲載不適切コンテンツカテゴリ」に対応した「ブランドリスク除外/ターゲティング機能」をリリースした。

 IASは、アドベリフィケーションツールを提供する米国の企業。一方のJICDAQは、日本アドバタイザーズ協会、日本広告業協会、日本インタラクティブ広告協会の広告関係3団体が設立した、デジタル広告の品質を第三者認証する機構だ。デジタル広告の品質課題のうち、特に「アドフラウドを含む無効配信の除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」の品質認証に取り組んでいる。

 JICDAQは次の8つのカテゴリーをブランドセーフティの観点から「広告掲載不適切コンテンツカテゴリ」と定義している。

1.犯罪を肯定したり、美化するなどして犯罪を助長しているもの
2.売春や児童ポルノなどの猥褻行為や違法な性表現に関するもの
3.生命の詩や暴力表現などの醜悪、残虐な表現で不快感を与えるもの
4.詐欺行為や悪徳商法などの消費者等を騙すもの
5.ヘイトスピーチなどの差別や人権侵害をしているもの
6.偽ブランド品の販売や海賊版サイトなどの商標権や著作権を侵害するもの
7.危険ドラッグなどの違法薬物の販売やそれらを肯定するもの
8.その他違法、不当な内容または社会通念上好ましくない内容が含まれているもの

 今回IASが提供するブランドリスク除外機能では、デジタル広告の配信先となるオンラインコンテンツの内容を解析し、不適切カテゴリーに抵触すると判断したコンテンツへの広告配信をリアルタイムでブロック、あるいはコンテンツを入札対象から除外する。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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