千葉で小学生の列にトラック 2人死亡、3人重体

(更新)
下校中の小学生の列にトラックが突っ込んだ事故現場=28日午後5時30分、千葉県八街市(共同通信社ヘリから)

28日午後3時半ごろ、千葉県八街市の路上で、下校中の小学生の列にトラックが突っ込んだ。県警によると、児童5人が巻き込まれ、うち2人が死亡した。また消防によると、残る3人が意識不明の重体。県警は身元の確認を進めるとともに、トラックの運転手(60)から詳しい状況を聴いている。

消防によると、5人のうち4人は6~10歳の男児と女児。残る1人は年齢など不明という。現場近くの八街市立朝陽小によると、巻き込まれたのは同校の児童とみられる。

現場は見通しの良い直線で、周辺に田畑や民家が点在している。

トラック運転手が勤務する鉄筋加工会社の従業員は28日、取材に応じ「運転手は道路に飛び出してきた別の人をよけようとしてハンドルを切り、近くにいた子どもたちをはねてしまったと聞いている」と話した。

従業員によると、運転手は、事故現場から約200メートル離れた会社施設を出発してすぐ事故が起きた。運転手は電話で「近くの施設周辺から人が飛び出してきた。道路脇の電柱に衝突し、その周辺に子どもがいた」と説明したという。従業員は「担当者が県警で詳細を説明中」としている。〔共同〕

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