【AFP=時事】26日に開幕したツール・ド・フランスで、大クラッシュが発生したことを受け、大会主催者はクラッシュの原因をつくった沿道の女性観客を訴える意向を示した。

 事故の場面で、問題の女性はプラカードを手にしたまま迫ってくる集団に背を向け、テレビの中継カメラの方だけを見ていた。その直後、集団の先頭付近を走っていたチーム・ユンボ・ビスマのトニー・マルティン(ドイツ)が、道路にはみ出していたプラカードにぶつかって落車。そこから倒れたバイクと選手にさえぎられて他選手も次々に落車する恐ろしい大事故に発展した。

 これにより、少なくともチームDSMのヤシャ・ズッタリン(ドイツ)がリタイアを強いられ、他にもギャラリーを含めた数人が負傷した。

 大会副ディレクターのピエールイブ・トゥー氏は「われわれは、不適切な行動を取ったこの女性を訴える」と発言。「ごく一部の人間の行動でみんなの大会が台無しにならないようにするためだ」と述べた。

 地元紙ウエスト・フランスによると、黄色い上着を着た問題の女性は現場から逃走し、まだ見つかっていないという。 【翻訳編集】AFPBB News