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■パナソニック 口腔洗浄器 ドルツ・ジェットウォッシャー ホース交換

参ったね。
パナソニックのジェットウォッシャー(EW1250P)という口腔洗浄器を長い期間使っているんだけどね。
先日ブルーのノズルを購入して交換、2日後にホースに穴が開いたようで洗面所が水浸し。
ノズルを余分に5個も買ったばかりで・・・そりゃ無いだろうよ・・・。
家電大手通販サイトから交換用ホースが売られているのは知ってはいるんだけどメーカーであるパナソニックはユーザーによる分解を伴う修理をしないよう示しており部品提供も行わない状況。
圧力が掛かる、水を使う、衛生に関わる点で考えてみると一定以上の知識や技術が必要でありユーザーによる特定部品の交換が好ましくない事は分かるんだけど、現行品に買い替えるカネが無い。
ツ、ツライね。
アベノミクスにまったく乗っかっていない私はジェットウォッシャー1台買う金すら惜しいわけです。
しかしジェットウォッシャーを使えないのも大変ツライ。
テープで穴を塞ごうか・・・でも高圧だから多分無理だろうな・・・モノ弄りが好きな自分だからブツがありゃ交換は出来るだろう・・・ホースと本体カバーがセットになった補修部品(EW1250W0827P 1000円程度)を手に入れ交換している動画がアソコにアップされてるんで可能かどうか調べるだけ調べてみよう。

という事で補修部品を買う、買わないは別として動画を参考に分解してみることにしました。
通販サイトにはEW1250W0827Pという補修部品の写真が載っていないので、どこまでのブツなのかが分かんないんだよね。
ホースの何処までが付属しているのかって事が心配ですね。



まぁ色々と汚いのは許して下さい。
まず本体側のホース接続部のネジを2つ外します。
大小で2つのネジです。
サイズ的に精密ドライバーが必要です。



固着して外れないかもしれません。
部品の形状を見てもらうと分かりやすいのですが上へ引っ張るんじゃなくて写真右へのチカラを掛けて外す要領です。



こいつが



黒いパッキンの見えるところと接合しているんですね。



お決まりなんですけど作業開始前には電源コードは抜いてます。
スイッチを切の位置にしてマイナスドライバーでコジコジ・・・。



焦らず丁寧に・・・ドライバーを移動させてコジコジ・・・。



パカッと外れました。
おめでとう。



本体裏側のネジを6つ外します。



滑り止め?の足を抜いた所にネジが4つ。
電源コード側に2つの計6つです。



何だかよく分かんない蓋状の部品。



ネジを6つ外すと本体ケースが外れます。
外れない場合はスイッチを外した穴から少しだけ見えているギヤを指で下に押してやるとスッと外れるはず。



補修部品を手に入れ本体ケースも新品に交換する際は古いケース側に付いている丸い金具を再利用するので捨ててはいけません。



こちらが下側(ポンプ側)で



こちらが上側(タンク側)です。



スイッチを切の状態で本体ケースを外すとこんな具合です。



上から見た図。



グリップ側を分解します。
まずはノズルを引っこ抜きます。
単純に抜くだけで回しながら抜く必要はありません。



次にハメコミ式のキャップを外します。
小さな穴が反対側にもあります。



マイナスドライバーを掛けて親指でギュッと押してやる感じです。
反対側も行います。
あまり強く押すと割れる?もしくはキャップが飛んでいくかもしれません。



実はキャップには向きがあるようでコチラが正解です。



コレは反対になっていますね。
分かりますか?
どちらでも良いのかもしれませんが念の為に記しておきます。



キャップを外すと金具が見えます。
これはノズルをカチッとロックするための金具のようです。
手前にある白い爪が取れないよう注意しながら金具を外します。
焦らず丁寧に・・・。
最悪にも取れた場合は反対側の爪を利用できるかもしれません。



ここまでくればオーケー。



サクッと外れます。



グリップは計3つのネジで固定されています。
ホース側に1つ。



ノズル側に2つ。
すべて外します。



パカッと開きました。



ノズルのスイッチはネジ1つで固定されています。
外します。



スイッチとホースだけになりました。



ホース接続部にはめ込まれているスプリングを右側に移動します。



ホース接続部を右、左に回しながら抜きます。



ここまで確認できたのでブツがあればホース交換は可能でしょう。
交換してからポンプ起動でどこかから水が漏れる、漏れないは別としての話ですが。
ここで閃きました。
ホースが短くなりますが穴が開いている部分を切り取って繋ぎ直せば良いんじゃね?と実行してみました。
全て組み直しスイッチオン!
ホースの他の箇所から噴水です。
まるでドリフのコント。
当たり前ですがホース全体が同様に劣化してますからね。
新たに穴が開いたのでしょう。
買ってから、あまり経っていないならこの方法は可能かも。

いきなり本番じゃなく補修部品を手に入れる前に自分で交換が可能かを確認した方が良いでしょうね。
慣れない人は部品を手に入れたけど交換できずとか、爪を折っちゃったとか、ネジ穴を潰したとかあるからね。

※補修部品は本体ケース(謎の蓋状部品は無し)とホースのセット。
※ホースの端:本体ケース側は白のプラ製取付部材と大小ネジ計2つ、グリップ側はスプリングまででスイッチは付属せず。

※EW1250P用の補修部品は初期に販売されたものの「不具合を改善」する為に用意された特別な理由があってのものでしょうか。
本体ケースとホース側がネジ2つで固定するものに改良された?(もとは1つで固定されていた?)影響から本体ケースとホースのセットでの交換が前提になっているのです。
本来ユーザー向けには無いのですが仮に補修部品としてホースが用意されているのならホースだけの販売となるはずです。
メーカー側が伝える「据置型ジェットウォッシャーにあるホースは、交換するために分解・再組立が必要です。弊社ではお客様ご自身での分解・再組立が伴う修理は行っていただかないよう、取扱説明書にも記載をしており、お願いをしております。また、ホースの販売も行っておりません。」との説明と何故か流通するEW1250P用の補修部品の謎が何となく分かったような・・・。
もし初期の商品に不具合が無ければ本体ケースとホースがセットになった補修部品は存在しなかったのでは?
さて、現行品のEW-DJ61と旧のEW1250Pはとても似ています。
同じノズルが使えるのも良い点ですね。
本体ケースは無理だろうと想像しますが、もしかするとコチラは?という考えが無きにしも非ずですが当方は現行品を持っていないのでサッパリ分かりません。

追記:



とか何とか書きながらジェットウォッシャー無き生活に我慢できずEW-DJ61を買いました。
やはり新品は良いね。
トントントントンと振動のあるジェット水流の勢いがパワフルです。
劣化したポンプだと水流そのものが弱いし振動も弱くなっていたのでしょう。
その違いをアリアリと感じました。
ホースは旧式と外観上同じかな?
買ったばかりでメーカー保証の関係上弄ってまで確認していません。
今回はEW-DJ61をアマゾンで買ったのですが1000円程度で5年の事故保証プランが付くので、それを利用するのも良いでしょうね。
壊れた品を修理依頼するにも送料かかんないし。

何かの参考になれば。

最近併用しているアイテムがこちらのウエルテック コンクールF。
歯間ブラシに垂らし奥歯の臭いエリアに塗り塗りしてうがいやジェットウォッシャーで洗浄。
相当ニオイを抑えられる事を実感中。
但し水で希釈したものでマウスウォッシュするのが本来の使用法なので自己責任で宜しく。



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