とある三兄妹のデンドロ記録:Re   作:貴司崎

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前回のあらすじ:ネリル「よし、倒したのじゃ」兄「俺殆ど何もしてないな」


打ち上げ〜前世のお話

 □決闘都市ギデオン 【黒土術師(ランドマンサー)】レント・ウィステリア

 

「……まあ、そんなこんなでなんやかんやあって<クルエラ山岳地帯>でゴーレムを生み出していた<UBM(ユニーク・ボス・モンスター)>【山岳型骸 クルエラン・コア】は討伐して来た。後このズボンが特典武具ね」

「……いや、“そんなこんなでなんやかんや”ってなんやねん」

『特典武具は本物だし嘘は付いてないみたいウサ』

 

 そんな訳で<クルエラ山岳地帯>での事件があってから現実で24時間、デンドロでは3日程経った後、俺はクエストに参加したパーティーメンバー達と合流して無事を報告すると共に【クルエラン・コア】を討伐した事を報告していた。

 ……ちなみに【クルエラン・コア】を討伐してから俺はヴォルトに乗ってギデオンに戻って来ていたのだが、ちょっとリアル側で用事があったのでネリルの為に新しく【ジュエル】を買い換えた後さっさとログアウトしており、1日経ってようやくリアル側が落ち着き片付いたのでこうしてログインしている形である。

 

「お兄ちゃんが大丈夫だとは“分かってた”けど、お陰で冒険者ギルドに『<クルエラ山岳地帯>に謎のゴーレム出現』って報告したのが無駄になっちゃったね」

「『事件に関する情報募集』ってクエストも出てましたし」

「これは先に冒険者ギルドとかに報告しに行った方がええかな」

 

 そういう訳で俺達は冒険者ギルドまで行って『<クルエラ山岳地帯>でのゴーレム事件に対する情報募集』のクエストを受けた上で、既に原因となった【クルエラン・コア】を討伐した事を特典武具を見せながら説明した。

 ……その時に余りのスピード解決からやらせとかを少し疑われたりもしたが、シュウさんと月夜さんの交渉力と物的証拠(特典武具)、そして何より《真偽判定》に反応が無かった事で説明は特に何事も無く信じて貰えた。

 

「……とは言え、クエストの報酬まで大量にせしめたのはちょっとどうかと……」

「ウチの交渉術の勝利や!」

「……がめついだけでしょ……」

『自重しろや女狐』

 

 ……まあ、その際に月夜さんが『“<UBM>を討伐して王国とカルディナを結ぶ行路にゴーレムが居なくなった”という最大の()()を持ってきたのだから報酬は大目にお願いな。出来れば<UBM>の討伐報酬とかも』てな感じの交渉を持ち掛けて、すったもんだの末にクエスト報酬増えたりした事件も起きたが。

 最も、出現してから直ぐに討伐された所為で【クルエラン・コア】には懸賞金などは掛けられておらず、被害も山賊やモンスターが殺された程度とほぼ出なかったので精々クエスト報酬が倍になったぐらいだが。

 

「……と言うか、その情報を持ってきたのも<UBM>を討伐したのもレントさんだがら、その報酬もほぼ全部彼の物では?」

「え⁉︎ ……い、嫌やなー葵ちゃん。そもそもちょっと<UBM>を討伐したレンやんへの報酬が低かったから善意で口添えしただけやし(震え声)」

「別に独り占めしようとは思ってませんよ、このメンバーで受けたクエストの結果ですし。……なんならクエスト達成の打ち上げとかで盛大に使いましょう」

「わーい! お兄ちゃん太っ腹〜!」

『まあいいんじゃないかウサ』

 

 ……とまあ、そう言う成り行きで言ってみた俺の『このクエスト報酬を使っての打ち上げをする』と言う提案だったんだが、その場にいたパーティーメンバーにあっさりと受け入れられたので、俺達はそのまま冒険者ギルドの帰りに打ち上げに行く事になったのだった。

 

 

 ◇

 

 

「それじゃ、難易度:九のクエスト達成を記念して乾杯!」

「「「「かんぱーい!」」」」

 

 ここはギデオンにあるレストラン<樋熊食堂>、ここで俺達はクエスト達成の打ち上げを始めていた……何でもこの店は大人数で入れて多少騒がしくしても文句はでず、その上料理もそこそこ美味いと冒険者行きつけの場所らしいので丁度いいだろうと思ってここにしたのだ。

 

「いやぁ、色々あったけど終わってみれば葵ちゃんは特典武具を手に入れたし、王国の教会とも“仲良く”出来たしクランとして得る物は多かったな。カケやんはデスペナったけど」

「俺としてはあのセリフを言った上で時間稼ぎが出来たので満足でしたが。……ま、負けっぱなしは嫌なのでこの後はもう少し鍛えますよ」

「そう言えば救出された人達はどうなったんだ?」

「今は教会で療養中だった筈だよ。後日お礼をしたいとか言ってたかな」

「そこまで悪い扱いは受けていなかった様なので少し休めば大丈夫だとも言ってたのです」

『結果的には万々歳ウサ』

 

 ……まあ、色々あった濃ゆいクエストだったが終わってみれば人質も無事、<UBM>も2体倒せたしクエストクリアって事で良いだろう。

 

「……モグモグモグ、ムグムグムグ……」

「かわいい〜! ネリルちゃんだったっけ? これも食べる?」

「頂くのじゃ、モグモグ」

「……銀髪のじゃロリとかポイントが高い。こんなテイムモンスターを持っているなんて、レントさん恐ろしい人」

「葵ちゃんってば……(苦笑)」

 

 ……後、何故かいつの間にやら【ジュエル】から出ていたネリルが<月世の会>女性陣に囲まれて飯を食べさせられていたんだが……後、ネリルの見た目は大体小学校高学年ぐらいだからロリとか言えるかもしれないが、俺は別にのじゃロリだからテイムした訳では無いぞ(強弁)

 

「で、お兄ちゃん。あの子が?」

「ああ、先日<クルエラ山岳地帯>で新しくテイムした【リトル・ネイチャーエレメンタル】のネリルだ……詳しくは後で話す」

「ふーん……そう言えばゴーレム達の情報を得たって言っとったみたいやけど「企業秘密です」返答早いな! ……じゃあ特典武具の能力は「禁則事項です」知ってた!」

『手の内の秘匿は基本ウサ』

 

 この後にキチンと聞き出す予定だが、ネリルの正体は秘匿しておいた方が良い類のモノだろうからな……戦力秘匿的にも厄ネタ的にも諸々の情報的にも。

 ……ちなみに特典武具【クルエラン・コア】はMPへの補正と自動回復スキルがあったんだが、もう一つ《???》のスキルがあったので能力はまだよく分かっていないのが実情だったりするんだが。

 

「ま、別に無理に聞き出そうとは思わへんし別にええけど〜。……とりあえず今後は王国の教会と<月世の会>で“仲良く”していければええなー。ウチらは医療系の<エンブリオ>持ちも多いし、王国の医療担当な司祭達が所属する教会とは“協力”していけると思うんやー」

『……この女狐の発言に一々裏を感じるのは俺の気の所為であってほしいウサ』

「……まあ、ウチのオーナーはとても善人とは言えない腹黒だけど、それでも外道や非道な事はしないだろうから……」

「モグモグモグ、やっぱり人間の食べ物は美味いのじゃ〜」

「……兄様、あの子ただの子供にしか見えないんですが……いや、何か凄いモノを秘めてるのは分かるんですよ?」

「……安心しろ、俺も不安になって来た所だ。……まあ、凄いヤツなのは確かだから」

「可愛いよね〜ネリルちゃん」

 

 ……月夜さんの発言にシュウさんと葵ちゃんが突っ込んだり、ネリルの食べっぷりに俺とミュウちゃんが苦笑いしたりと色々あったが、打ち上げ自体はかなりの盛り上がりを見せたのであった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 □決闘都市ギデオン・とある宿屋 【重戦士(ヘビーファイター)】ミカ・ウィステリア

 

「いや〜食った食ったのじゃ」

「アホみたいな量食べやがって……太るぞ」

「この身体はエレメンタルじゃから肉体の変化は自由自在なので問題ないのじゃ」

「「羨ましい……」」

 

 そうして結構盛り上がった打ち上げが終わった後、私達は新しく仲間になったネリルちゃんの“事情”を聞くために借りていた宿屋に戻っていた……お兄ちゃんに少し聞いた所『色々面倒そうな出自をしている』らしいけどどうなんだろう。

 ……私の“直感”だと『彼女の力が今後の私達がこの世界で戦う為には必要不可欠』だと出ているんだけど……。

 

「さて、新しく仲間になったネリルなんだが……コイツは異常なレベルの魔法技術とか知識とかを持っていて、昨日の【クルエラン・コア】を撃破出来たのも99%ぐらいはコイツの活躍によるものだ。ぶっちゃけ俺なんて只のMPタンク代わりだったしな」

「いやぁ、それほどでも」

 

 そんな感じで、お兄ちゃんは<クルエラ山岳地帯>でネリルちゃんと出会ってから【クルエラン・コア】を倒すまでにあった事を詳しく説明してくれたのだが……うむ、予想以上にネリルちゃん無双だった件について。ミュウちゃんやミメちゃんも驚いてるよ。

 

「えぇ……」

「只者じゃないとは思ってましたが……」

「しかし、そこまで凄いとネリルちゃんの前世が気になるね」

「ああ、俺もそこを聞くつもりだった。……じゃあネリル、話して貰うぞ」

「んー良いぞー。ワシの前世は()()()()U()B()M()()【魔鉱地蟲 アニミズヮーム】と言ってなー。元は“先々期文明”のしがない【ミネラルワーム】だったんじゃが、長生きしてるうちに<UBM>になったんじゃー」

 

 そんなネリルちゃんが間延びした口調で告げたその言葉に、私達は驚きながらもその実力に見合う前世にどこか納得した感じになった……今の彼女からは宿屋のベッドでゴロゴロしてる彼女からはちょっと想像出来ないけど。

 ……とりあえず彼女は質問に関しては普通に答えてくれるみたいだし、他にも色々と聞き出してみようと私達はアイコンタクトで意思疎通しつつ質問に入った。

 

「というか【ミネラルワーム】って確か蚯蚓型のモンスターだったよな」

「そうじゃぞー、鉱石を食べてその排泄物で土壌の自然魔力を整える役目のモンスターじゃなー。前世のワシは全長500メテルぐらいあったけどー」

「それでなんで今はエレメンタルなの?」

「んー、前世ではエレメンタルの扱いに長けていてな。よく地中で食っちゃ寝しながら感覚を同調させたエレメンタルを地上にやって観光したりしとったんじゃ。……最も、今のこの肉体は()()()()()()()()()()()()として作ったモノじゃからな」

 

 その後のネリルちゃんの説明曰く、その『万が一の為の緊急離脱手段』とは作成したエレメンタルに《輪廻転生(リインカネーション)》の応用で自身の記憶と人格を写してからランダム転移魔法で離脱させるという物だったらしい。

 ……加えてその後に残った肉体が全力で暴れて敵の注意を引きつけると同時に転移が行われた事を悟られぬ様にし、更にその状態の本体が倒されると<UBM>としての特典武具や経験値はちゃんと入るので、相手は【アニミズヮーム】を倒したと考えて離脱したネリルちゃんを追う事も無いという完璧な離脱手段……とネリルちゃんはドヤ顔で説明していた

 

「……神話級<UBM>なのにそんな手の込んだ逃走手段を用意してたのか」

「そんな事するぐらいなら戦闘能力を上げた方がいいんじゃ?」

「いやいや、戦闘能力面だとこの2000年の間に頭打ちじゃったしな。かつてのワシは()()()()1()0()0()()()()()()()()()()()()()し。……それに前世のワシは【ミネラルワーム】種の“鉱石を食べてそのリソースの一部を経験値とする”スキルを2000年使った結果レベル100になった様なもんじゃから、戦闘能力は神話級<UBM>の中ではそこまで高い訳では無いんじゃよ」

 

 ……そう言ったネリルちゃんはベッドでゴロゴロするのを辞めて、その縁に座りながら前世の自分の事について語り始めた。

 

「実際、同じレベル100の神話級でも【輝竜王】や【凍竜王】辺りと戦えば勝つのは難しいし、そもそもこの世界には神話級<UBM>()()ではどうしようもない様な“イレギュラー”もおるからな。……ワシは【天竜王】みたいな『なんでか死なねー』的なインチキは出来ないから、こういった小細工をするしか無かったんじゃよ」

「へー……ちなみに前世のネリルちゃんってどんな事をしてたの?」

「ん? さっきも言った通り基本的には地中深くで食っちゃ寝しながらエレメンタルを地上にやって色々なモノを見ながら暇を潰したり、退屈しのぎに新しい魔法を作ってみたりしてたな。……後は偶に同族に指示を出して地脈の自然魔力が乱れた所を調律したり、餌である鉱脈の状態を維持したり、地上にある珍しい鉱石を食べに行く事もあったか」

「……神話級<UBM>ってもっと物騒なものだと思ってたのです」

「種族的に鉱石が主食じゃから他のモンスターを狩る必要も無いしな。戦闘に関しても偶に現れる地中系<UBM>が襲い掛かって来るのを地属性魔法で潰したりしたぐらいじゃよ。……それに下手に人間に手を出したら【覇王】とか【龍帝】とか【聖剣王】とか【妖精女王】とかに目を付けられるしの……人間のハイエンドと特殊超級職怖い」

 

 お兄ちゃんの話と彼女のこれまでの行動からそんなに心配してなかったけど、性格に問題がある感じでは無くて良かったよ……まあ、ちょっと人間とは価値観が違う気がするけど、そこはモンスターだし上手く折り合いをつけて行ければ良いでしょう。

 

「それじゃあネリルちゃん、君がここにいるって事は【アニミズヮーム】は死んだって事みたいだけど、どうして死んだの?」

「あー、それが分からないんじゃよなぁ。……記憶転写時に不備があったのか大体“転生する直前から3ヶ月前までぐらいの前世の記憶が無い”んじゃよな。この身体の記憶は<クルエラ山岳地帯>で行き倒れていた時からじゃし。まあ何分記憶と人格の転写なぞ初めてだったからその程度の不備で済んだのは幸運じゃと思いはするが、お陰で前世のワシが死んだ時の状況はさっぱりじゃ」

「何か心当たりとかは無いのか?」

「うーむ、寿命はまだ大丈夫の筈じゃったし……やっぱり神話級以上の<UBM>に襲われたかしたかの? 突如現れた地中戦闘系条件特化型とか対魔法特化とかの神話級と戦えばやられる可能性は十分にあるし……正直、この世界には前世のワシより強いのが幾らでもいるからの。そんな連中にかち合えばレベル100の神話級でもやられる事はある」

「……ちなみに前世の貴女の戦闘能力とか戦闘方法とかってどんな感じだったのです?」

「基本は()()()()のMPと長年鍛えて来た魔法技術による魔法戦じゃな。物理系ステータスは巨体故にHP・STR・ENDはそこそこじゃけど、そもそも【ミネラルワーム】自体が戦闘には不向きな種族じゃからの。……まあ、種族的に秀でた鉱石と自然魔力の扱いから【魔石(ジェム)】を作るのは得意で、それらを《鉱物貯蔵》によって大量に溜め込んでおったからのう。MP換算で()()()ぐらいのそれらを一気に消費すればかなりの攻撃力を得られるぐらいか」

 

 ……とりあえずネリルちゃんの言ったMPの量が色々おかしい件について(困惑)……これで戦闘能力がそんなに高く無いとか絶対に嘘でしょ。お兄ちゃん達もちょっと引いてるし。

 

「……では最後に、ネリルちゃんはお兄ちゃんのテイムモンスターになって何かやりたい事とかはあるかな?」

「とりあえず前世では直接食べられなかった人間の食べ物をもっと食べたいな! 感覚を同調させたエレメンタルで食事をした事はあるが、直接食べるのは無理じゃったからの!」

「確かにそういう契約だったからな。テイムモンスターとしての仕事をしてくれるのなら食事の保証はするさ」

「まあ、頼りになる仲間が増えたって事にしておこうなのです」

 

 そんな風に目をキラキラさせながら語るネリルちゃんを見て、その前世の話を聞いてちょっと困惑していた私達もすっかり毒気を抜かれた感じになってしまった……まあ、ミュウちゃんの言う通り頼りになるのは確かだろうし、そもそも信頼関係とは一朝一夕で得られるものじゃ無いからね。時間を掛けてじっくりと仲良くなれば良いかな。




あとがき・各種設定解説

【創像地衣 クルエラン・コア】:兄の新特典武具
・見た目は焦げ茶色のズボンで下半身装備、装備補正は装備防御力が100ぐらいでMPを合計レベル×10上昇。
・装備スキルは二つで、まず一つは地脈から自然魔力を吸収してMPを自動回復させる《レイライン・アブソーブ》と言うパッシブスキル。
・地脈から自然魔力を吸収する関係で地上に立っている時のみ有効であり地脈の自然魔力量によって回復量が変動し、更に戦闘などで激しく移動する程に回復量が落ちる欠点がある。
・もう一つのスキルは未だに未開放だが、兄は特典武具の名前や【クルエラン・コア】の能力からゴーレム作成に纏わるスキルではないかと予想して解放条件もゴーレム作成が関わるのではと考えている。

クエストの報酬:教会と<月世の会>は“仲良く”なった
・尚、月夜的には現実の宗教組織を相手にするつもりで分離工作とかも考えていたが、王国の教会は殆ど『医療組織』であり全面的に<月世の会>を歓迎された為その手の黒いやり方は出来ない模様。
・基本的に世界派の善人が殆どな<月世の会>なので、こちらの“自由”を阻害してくる王族貴族相手なら悪どい手を打っても言い訳は効くのだが、教会の様に全面歓迎されると色々と配慮しないと反発が起きてしまうのが理由。

【魔鉱地蟲 アニミズヮーム】:ネリルの前世である神話級<UBM>のミミズ
・名前の由来はアニミズム(精霊信仰)+ワーム(ミミズ)で、自然魔力の操作と地属性魔法による土壌や鉱脈の活性・維持など魔法が得意であり戦闘はそんなでもない(自称)
・最も『ジェム貯蔵連打理論』を2000年かけて大量に蓄積した魔石を多種多様な魔法を使う多重技巧型神話級で運用するので神話級最上位と比べなければ十分強い部類。
・エレメンタルと同調して擬似的な肉体とし地脈を介して超長距離で使役する事を得意としたので地上で起きた様々な事件についても詳しく、そのお陰でエレメンタルの肉体に転生しても特に違和感なく行動している。
・ちなみに転生後のネリルだが元が長い時間を生きた<UBM>なので価値観は人間とはかなりズレており、前世の自分が死んだ事もそこまで気にしておらず現在は“かなり変わっている”三兄妹に出会ったのでそれを楽しもうと考えている。


読了ありがとうございました。
これで第4章は終わりになります。ネリルに関してはまだ秘密があったりするかもしれませんが、それは今後の展開次第。

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