ああ
・でも種類がわからんし、結局自分はどれを選べばいいの?
といった人向けの記事です。
この記事では、エルゴヒューマンの製品ラインナップと選び方を細かく解説していきます。
具体的には、
- エルゴヒューマンのチェア5種類について違いや特徴をざっくり比較
- 細かいスペックを一覧表で比較
- 【結局どれを買うべきか?】身長や要望別におすすめの選び方を解説
の順番に書いていきます。
クリックできる目次
エルゴヒューマンのチェアはこの5種類!特徴を比較してみた
エルゴヒューマンのチェアは、
- 最上位モデル→「プロオットマン」「プロ」
- ミドルモデル→「ベーシック」「エンジョイ」
- エントリーモデル→「スマート」
の計5種類です。
これらのチェアはすべて「ベーシック」をもとに性能がカスタマイズされており、実は大きな違いはありません。
以下の表は各モデルを値段が高い順に並べて、「ベーシック」との差を示したものです。
種類 | 主な特徴(ベーシックとの違い) |
---|---|
プロオットマン |
|
プロ |
|
ベーシック |
|
エンジョイ |
|
スマート |
|
エルゴヒューマンのチェア5種類のスペック比較表
エルゴヒューマンのチェア5種のスペックを比較した表は以下の通り。
種類 | 適正身長 | オットマン (足置き)内蔵 |
前傾チルト (前かがみ)機能 |
独立式ランバー サポート(腰当て)搭載 |
重量 | サイズ(横幅×奥行×高さ) | 座面の高さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
プロオットマン |
175cm以上 | ○ | ○ | ○ | 32kg | 65×65×116~129cm | 46~55cm |
プロ |
175cm以上 | × | ○ | ○ | 28kg | 65×65×116~130cm | 46~55cm |
ベーシック |
150~175cm | × | × | ○ | 25kg | 65×65×115~129cm | 46~55cm |
エンジョイ |
150~175cm | × | × | × | 24kg | 67×66×111~131cm | 46~55m |
スマート |
150~175cm | × | × | ○ | 19kg | 65×65×100~114cm | 46~55cm |
【結局どれを買うべきか?】エルゴヒューマンのチェア5種類を要望別に解説!
- 身長175cm以上ならほぼ一択!最強のチェア|「エルゴヒューマン プロオットマン」
- 身長175cm以上で、絶対にオットマンがいらない場合|「エルゴヒューマン プロ」
- 身長150cm~175cmなら定番で最安定のチェア|「エルゴヒューマン ベーシック」
- 企業や法人のまとめ買いで人気、ベーシックの廉価版|「エルゴヒューマン エンジョイ」
- 小柄・軽量でオフィスや狭いスペースに適応できる|「エルゴヒューマン スマート」
それぞれの製品について詳しく見ていきましょう。
身長175cm以上ならほぼ一択!最強のチェア|「エルゴヒューマン プロオットマン」
適正身長 | 175cm以上 |
---|---|
オットマン内蔵 | ○ |
前傾チルト機能 | ○ |
独立式ランバーサポート | ○ |
重量 | 32kg |
サイズ | 幅65cmx奥行65cm×高さ116~129cm |
座面の高さ | 46~55cm |
色の種類 | オレンジ・グリーン・グレー・ブラック・ブルー・ホワイト・レッド |
- エルゴヒューマンの最上位モデル
- ベーシックをもとに耐久性と機能性をUP
- ヘッドレストが4cm高く高身長向けになっている
- 前傾チルト機能搭載(前かがみになる)で体重を分散できる
- 折り畳み収納式のオットマン(足置き)内蔵でリラックスに最適
- 身長175cm以上に定番で最安定
「エルゴヒューマン プロオットマン」は、エルゴヒューマンシリーズの最上位のモデルです。
高身長のデスクワーカーから絶大な人気を誇る、最強のオフィスチェアになっています。
基本的な性能や見た目は「ベーシック」と同じですが、プラスアルファとして
- 前傾チルト機能搭載
- ヘッドレストが高めで高身長向け
- ヘッドレストの支柱部分までアルミ製フレームで頑丈
- オットマン内蔵
といった機能が備わっているのが特徴です。
前傾チルト機能はPC作業において効果抜群の機能です。
机に向かうと前かがみになる自然な姿勢に合わせることが可能になります。
そのため腰にかかる体重を太ももに分散でき、腰回りの負担をかなり軽減できます。
また、「エルゴヒューマン プロオットマン」についてベーシックの機能も含めたすべての機能はこの動画で解説されています。
買った人のTwitterとかでの評判もすこぶる良いです。
総じて、「エルゴヒューマン プロオットマン」は、最上位モデルであり高身長向けのオフィスチェアです。
「身長175cm以上で最強の椅子が欲しい!」って人ならまず買って後悔はしません。
身長175cm以上で、絶対にオットマンがいらない場合|「エルゴヒューマン プロ」
適正身長 | 175cm以上 |
---|---|
オットマン内蔵 | × |
前傾チルト機能 | ○ |
独立式ランバーサポート | ○ |
重量 | 28kg |
サイズ | 幅65cmx奥行65cm×高さ116~130cm |
座面の高さ | 46~55cm |
色の種類 | オレンジ・グリーン・グレー・ブラック・ブルー・ホワイト・レッド |
- 「プロオットマン」の廉価版モデル
- 違いはオットマン(足置き)が内蔵されていないだけ
- 特に理由がなければオットマン付きを推奨
「エルゴヒューマン プロ」は、「プロオットマン」の廉価版モデルです。
プロオットマンとの違いは折り畳み式オットマンが内蔵されていないことだけで、値段は一万円ほど安くなっています。
とはいえ、特に理由がなければ「プロオットマン」を買うのを勧めます。
というのもオットマンは足を伸ばしてひと休憩したいシーンでマジで欲しくなるので……。
ただ、
- すでにお気に入りの外付けのオットマンがある
- チェアを設置するスペースが狭すぎる
といった人はオットマンが無くても困らないかと思います。
また、「エルゴヒューマン プロ」の全機能の詳細はこの動画で解説されています。
オットマンがない以外は「プロオットマン」と同じですね。
Twitterとかで評判を見てみると、フットレスト(足を置く台)があれば身長の低い人でもOKな様子です。
総じて「エルゴヒューマン プロ」は、身長175cm以上で、オットマンは絶対いらない!って人におすすめできます。
身長150cm~175cmなら定番で最安定のチェア|「エルゴヒューマン ベーシック」
適正身長 | 150~175cm |
---|---|
オットマン内蔵 | × |
前傾チルト機能 | × |
独立式ランバーサポート | ○ |
重量 | 25kg |
サイズ | 幅65cmx奥行65cm×高さ115~129cm |
座面の高さ | 46~55cm |
色の種類 | オレンジ・グリーン・グレー・ブラウン・ブラック・ブルー・ホワイト・レッド |
- エルゴヒューマンの基本となるモデル
- 知名度が高く、高級チェアの代表格的な存在
- 身長150cm~175cmの定番で最安定
「エルゴヒューマン ベーシック」は、エルゴヒューマンの全チェアの基本となっているモデルです。
身長150cm~175cmの人は特に理由がなければこいつを選びましょう。
エルゴヒューマンの標準的な機能が備わっていて、高級チェアの代名詞って感じの性能をしています。
具体的に「ベーシック」の機能をリストアップすると以下の通り。
- 4Dアームレスト
- 独立式ランバーサポート
- ヘッドレストの高さ・角度調整
- ハイブリッドレバー標準搭載
- リクライニングのテンション調整
- バックシートの高さ調整
- PUキャスター採用
- 座面昇降・座面奥行き調整機能
- リクライニング機能
リクライニングや座面昇降のみならず、座面の奥行きやヘッドレストまで調整できるハイテクさです。
「ベーシック」の各機能についてはこの動画でも解説されています。
総じて「エルゴヒューマン ベーシック」は、高級チェアの代表格でありスタンダードな人気オフィスチェアです。
「身長150cm~175cmで、定番・安定の高級チェアが欲しい!」人ならまず買って後悔しないかと。
企業や法人のまとめ買いで人気、ベーシックの廉価版|「エルゴヒューマン エンジョイ」
適正身長 | 150~175cm |
---|---|
オットマン内蔵 | × |
前傾チルト機能 | × |
独立式ランバーサポート | × |
重量 | 24kg |
サイズ | 幅67cmx奥行66cm×高さ111~131cm |
座面の高さ | 46~55cm |
色の種類 | オレンジ・グリーン・グレー・ブラック・ブルー・ホワイト・レッド |
- ベーシックの廉価版
- 違いは背もたれの形で、独立式ランバーサポート(腰当て)がないだけ
- 基本的にはベーシックの購入を推奨
「エルゴヒューマン エンジョイ」は、ベーシックの廉価版モデルです。
こいつは企業・法人によるオフィスの入れ替え等でまとめて買われる製品です。
なので特に理由がなければ「ベーシック」を買うのを勧めます。
その最大にして唯一の特徴は、エルゴヒューマンの代名詞である独立式ランバーサポート(腰当て)がないことです。
ベーシックより15000円ほど安いとはいえ、これではエルゴヒューマンのせっかく良さが台無し……。
「エンジョイ」についても解説動画があります。背もたれが2段になっていないのがわかりやすいです。
総じて「エルゴヒューマン エンジョイ」は、ベーシックの廉価版で独立式ランバーサポートがないモデルです。
企業・法人によるまとめ買いや予算に余裕のない人ならおすすめです。
小柄・軽量でオフィスや狭いスペースに適応できる|「エルゴヒューマン スマート」
適正身長 | 150~175cm |
---|---|
オットマン内蔵 | × |
前傾チルト機能 | × |
独立式ランバーサポート | ○ |
重量 | 19kg |
サイズ | 幅65cmx奥行65cm×高さ100~114cm |
座面の高さ | 46~55cm |
色の種類 | オレンジ・グリーン・グレー・ブラック・ブルー・ホワイト・レッド |
- 安価なエントリーモデル
- アームレスト(ひじ置き)がなく小柄なデザイン
- 樹脂フレーム採用で軽量だが耐久に不安
- オフィスの省スペースに適合する
「エルゴヒューマン スマート」は、エルゴヒューマンで一番安価なエントリーモデルです。
こいつもどちらかというと企業・法人向けで人気の製品です。
アームレスト(ひじ置き)がないのが特徴で、オフィスや狭いスペースにも配置しやすくなっています。
また、樹脂製フレームなので軽量かつ安価なのも特徴です。
エンジョイとは違い独立式ランバーサポート採用なので、エルゴヒューマンらしさは維持されています。
twitterでもなかなか評判良いです。
総じて「エルゴヒューマン スマート」は、小柄でエルゴヒューマンらしさを保った安価モデルです。
「オフィスなどの省スペースに設置したい」「アームレストがいらない」って人なら買いです。
素材は基本的に「3Dファブリックメッシュ」ではなく「エラストメリックメッシュ」を選ぶべし
エルゴヒューマンシリーズは購入する際、メッシュの素材を「3Dファブリックメッシュ」と「エラストメリックメッシュ」から選ぶことができます。
ですがこれは「エラストメリックメッシュ」を選択するのが普通です。
それぞれの特徴はざっくりですが、
- 3Dファブリック→一般的なチェアで採用される素材。立体的な色合いが出る
- エラストメリック→発色性が悪いが、弾力性・通気性・掃除のしやすさで勝る
といったところ。
3Dファブリックを選ぶメリットは色合いが鮮やかになるぐらいです。
「プロオットマン」の同じレッドを並べるとこんな感じ。左が3Dファブリック、右がエラストメリックです。
素材を変えるだけでめちゃくちゃ発色してるのがわかります。
なお値段や耐久性は変わらないため、3Dファブリックを選ぶ理由は薄いです。
エルゴヒューマンの種類とおすすめのまとめ
総括すると、エルゴヒューマンのラインナップ5種の選び方は以下の通り。
- 身長175cm以上ならほぼ一択!最強のチェア|「エルゴヒューマン プロオットマン」
- 身長175cm以上で、絶対にオットマンがいらない場合|「エルゴヒューマン プロ」
- 身長150cm~175cmなら定番で最安定のチェア|「エルゴヒューマン ベーシック」
- 企業や法人のまとめ買いで人気、ベーシックの廉価版|「エルゴヒューマン エンジョイ」
- 小柄・軽量でオフィスや狭いスペースに適応できる|「エルゴヒューマン スマート」
エルゴヒューマンのチェアは最強の座り心地で、机中心の生活がまったく苦にならなくなります。
いままで安い事務イスで長時間作業をしていた人なら涙が出るほどです。
良いお値段はしますが、長い目で見れば余裕で元が取れます。
高級チェアとしては定番だから安心だし、早めに手に入れておくべきかと。