何を選べばいいの?
各モデルの違いと選び方を解説するね!
エルゴヒューマンは高機能チェアの中では低価格で、在宅ワーカーに人気の商品です。
ただ、シリーズの中でも種類がたくさんあるので、何を選べばいいのか分からない人も多いと思います。
そこで今回はエルゴヒューマンの全7種類の違いを比較し、自分に合うモデルの選び方を徹底解説します!
実際の利用体験をもとに紹介しますね。
記事の作成者
この記事を読めば自分に合うエルゴヒューマンのモデルが分かります。
購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
エルゴヒューマン各モデルの違いと選び方
エルゴヒューマンは全部で7種類のモデルがあり、大きく3つのグレードに分かれています。
上位モデル | プロオットマン |
---|---|
プロ | |
基本モデル | ベーシック(代表モデル) |
フィット | |
エントリーモデル | エンジョイ・スマート・スケート |
代表的なモデルは「ベーシック」で、高機能チェアの基本的な機能を全て備えています。
他のモデルは「ベーシック」を元に少しずつ機能が増減しています。
それぞれの具体的な特徴はこちらです。
人気モデルは「プロ」や「ベーシック」で、大きな独立式ランバーサポート(腰当て)が特徴的です。
商品 | 特徴 |
---|---|
プロオットマン | 身長170cm以上でオットマン必須ならコレ
・シリーズの最上位モデル ・プロに折りたたみ式のオットマン(足置き)を内蔵 ・オットマン以外はプロと同じ |
プロ | 身長170cm以上でオットマン無しでOKならコレ
・プロオットマンからオットマンを無くしたモデル ・ ベーシックとの違いは3つ
|
ベーシック | 160cm~170cmで高機能チェアが欲しい人はコレ
・エルゴヒューマンのスタンダード人気モデル ・高機能チェアの基本的な機能を全て装備 |
フィット | 160cm以下で高機能チェアが欲しい人はコレ
・小柄女性から平均成人男性まで対応 ・独立式ランバーサポートを残しつつもスマートに ・ヘッドレストが前後する唯一のモデル |
エンジョイ | ベーシックの機能性を低価格で実感したい人はコレ
・ベーシックのエントリーモデル ・ランバーサポートが一体化したシンプルデザイン ・基本機能はベーシックと同様 |
スマート | とにかく省スペースで使いたい人はコレ
・アームレストなしも選べる唯一のモデル ・樹脂フレームで軽量化 |
スケート | 機能性より個性派デザイン派の人はコレ
・シリーズのニューモデル ・フラットデザインでシンプル ・機能性は低め |
エルゴヒューマン各モデルのスペック比較
続いて、詳細なスペックの比較をします。
価格帯や、各パーツを細かく調整できるかどうかに違いがあるのが分かります。
※ヘッドレストが選べるモデルは「ヘッドレストあり」の値段を採用しています。
10万円超え~5万円以下と価格差があるので、必要な機能と価格を比較して選びましょう。
肩こりと腰痛対策に、ヘッドレストとランバーサポートは必須でした。
エルゴヒューマン全7種類の各モデルを解説
では、1つずつ特徴を見ていきましょう!
[エルゴヒューマン プロオットマン]身長170cm以上でオットマン必須ならコレ
- エルゴヒューマンの最上位モデル
- 「プロ」に折りたたみ式のオットマンを内蔵
- オットマン以外は「プロ」と同じ仕様
価格帯 | 109,780円 |
---|---|
適正身長 | 170cm~ |
座面高 | 46~55cm |
オットマン | あり |
前傾 | あり |
独立ランバーサポート | あり |
ヘッドレスト | あり(高さ&角度調整) or なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマンプロオットマンは、「プロ」に折りたたみ式のオットマン(足置き)がついたモデルです。
内蔵されているので、スペースを取らないのが嬉しいですね。
オットマンがついているのはプロとフィットのみです。
機能や操作性はこちらの動画でも確認できます。
オットマンの出し入れは1:45あたりから。女性でもスムーズに出し入れ可能です。
また、「プロ」以上のモデルは「ベーシック」と違ってヘッドレストが高めです。
身長が170cm以上の人は「プロ」か「プロオットマン」を選ぶと、ヘッドレストの下部が肩に当たらず快適に使えます。
Twitterなどの口コミでも身体の疲れが取れるなどのコメントが多く、機能性は抜群のモデルです。
https://twitter.com/Canny0715/status/1348964569062854656
1つ下のモデルである「プロ」との価格差は1万円です。
[エルゴヒューマン プロ]身長170cm以上でオットマン無しでOKならコレ
- 「プロオットマン」からオットマンを無くしたモデル
- 「ベーシック」との違いは3つ
- 前傾姿勢に対応した前傾チルト機能
- ヘッドレストが高く170cm以上の人でも快適
- 重厚感のあるアルミ製フレーム
価格帯 | 98,780円 |
---|---|
適正身長 | 170cm~ |
座面高 | 46~55cm |
オットマン | なし |
前傾 | あり |
独立ランバーサポート | あり |
ヘッドレスト | あり(高さ&角度調整) or なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマン プロは、「プロオットマン」からオットマンを無くしただけのモデルです。
基本モデルの「ベーシック」と比較されることが多く、違いは3つです。
エルゴヒューマンプロとベーシックの違い1:前傾姿勢に対応した前傾チルト機能
座面の後方の高さを最大20mm高くできます。
書き作業など前かがみになる姿勢では、姿勢が崩れて足や腰を圧迫しがちですが、この機能によりそれを軽減することができます。
エルゴヒューマンプロとベーシックの違い2:ヘッドレストの支柱が4cm高い
「ベーシック」と比べて、ヘッドレストが4cm高くなっています。
ベーシックモデルより支柱が長めなので、座高が90cmを超える方でもヘッドレストの下部が肩に触れることなくお使いいただけます。
高さは5段階である程度は調節できますが、目安として身長が170cm以上の人は「プロ」もしくは「プロオットマン」を選ぶと快適に使えます。
ヘッドレスト無しで良い場合は、座面高を基準に160cm以上の方にオススメです。
エルゴヒューマンプロとベーシックの違い3:重厚感のあるV字アルミ製フレーム
「プロ」はヘッドレストの支柱部分までアルミフレームを使って、重厚感が増しています。
また、フレームのデザインもV字型でスタイリッシュになっています。
使い方はこちらの動画で解説されています。
プロとベーシックの違いはこちらの記事でも詳しく解説しています。
エルゴヒューマンプロとベーシック|3つの違いと選び方【5年利用者が解説】
ベーシック+αの機能性で作業時の快適さは抜群!
- エルゴヒューマンの定番人気モデル
- 高機能チェアの基本的な機能を全て装備
- 160cm~170cmの人にオススメ
価格帯 | 87,780円 |
---|---|
適正身長 | 160cm~170cm |
座面高 | 46~55cm |
オットマン | なし |
前傾 | なし |
独立ランバーサポート | あり |
ヘッドレスト | あり(高さ&角度調整) or なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマンベーシックは、シリーズの中でも一番スタンダードで長年愛されてきたモデルです。
シリーズの基本機能を全て搭載し、操作性も優れています。
代表的な機能はこちらです。
- ヘッドレストの高さ・角度調整
- 独立型ランバーサポート(腰当て)
- アームレスト4D調整(高さ・角度・前後・左右)
- 座面奥行き・昇降調整
- 座面チルト機能
- バックシートの高さ調整
- リクライニングのテンション調整
- PUキャスター採用
たくさんの機能がありますが、エルゴヒューマンならではの特徴は大きな独立式ランバーサポートです。
心地よいメッシュがクッションとなって、腰への負担を大きく軽減してくれます。
また4段階の高さ調整機能もあるので、最適な位置で姿勢をキープしてくれます。
座面が46cm~55cmのため、目安として160cm以上の人がおすすめです。
160cm以下でもフットレストを使えば問題なく使えます。
座面の考え方はこちらも参考にしてください。
エルゴヒューマンは高機能オフィスチェアの中では低価格で、在宅ワーカーの中でもとても人気の商品です。 腰の大きなランバーサポートが特徴で、身体に負担を掛けずに自然に正しい姿勢を維持できます。 ただし、もし身長に[…]
定番の人気モデルです。
[エルゴヒューマン フィット]身長160cm以下で高機能チェアならコレ
- 小柄女性から平均成人男性まで対応
- 独立式ランバーサポートを残しつつもスマートに
- ヘッドレスが前後する唯一のモデル
価格帯 | 87,780円 |
---|---|
適正身長 | 158cm~ |
座面高 | 45~54cm |
オットマン | ありorなし |
前傾 | なし |
独立ランバーサポート | あり |
ヘッドレスト | あり(高さ&角度&前後調整) or なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマンフィットは小柄な人向けに作られているモデルです。
Ergohuman Fitはシリーズの中でもミドルサイズに設計され、小柄な女性から平均成人男性まで、幅広く日本人の体型にフィットするサイズになっています。
公式ページより
「ベーシック」の機能は兼ね備えながら、デザインが全体的にスマートになり、家に置いても馴染むモデルです。
ただし、小柄な人向けにしては座面高が高く、157cm以下の人は足のかかとが浮いてしまう可能性があります。
そんな時はフットレストを使うと、高さが調節でき、足の疲れも軽減できます。
フットレストを使った人の口コミ
リモートワークが続き、椅子に座って板張りの床に靴下で仕事をしていましたが、
思いのほか足に負荷がかかり、痛さに耐えかねてこちらの商品を購入してみました。
これが良い感じで、足に対する負荷をふんわり軽減してくれて重宝しています。
家でのデスクワークには欠かせないですね。
Amazonレビューより
足が楽になるので、座面の高さをわざと上げて使うのもよさそうですね!
また、他のモデルと比べてヘッドレストが前後に動くのも特徴です。
PCを見る時にヘッドレストを利用したい場合は、ヘッドレストが前に出ないと目線が上がってしまいがちなので、このモデルを選ぶことをおすすめします。
在宅ワークが増えて、自宅用にオフィスチェアを購入する人が増えています。 ただ、ほとんどのオフィスチェアは外国人や男性向けに作られているため、女性や平均身長より低い男性には合わないことが多いです。 特に、頭を固定するヘッドレストは[…]
楽天やヤフーで購入できます。
エルゴヒューマンフィットは、シリーズの中でも日本人にフィットするサイズ感が特徴です。 実際に座ったところ小柄な身長でも座りやすい上に、基本モデルの「ベーシック」と同価格でそれ以上の機能性があることが分かりました。 […]
- 「ベーシック」のエントリーモデル
- ランバーサポートがバックレストと一体化
- 基本機能は「ベーシック」と同様
価格帯 | 71,280円 |
---|---|
適正身長 | 160cm~ |
座面高 | 46~55cm |
オットマン | なし |
前傾 | なし |
独立ランバーサポート | なし |
ヘッドレスト | あり(高さ&角度調整) or なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマンエンジョイは、「ベーシック」の廉価版モデルです。
ランバーサポートが独立していないため、その分値段が16,000円ほど安くなっています。
その他の機能は「ベーシック」を踏襲しているため、「ランバーサポートは無くてもいいから価格を抑えたい!」という方にオススメです。
低価格なので企業や法人でも採用されることが多いです。
[エルゴヒューマン スマート]肘置き無しの省スペースモデル
- アームレスト無しを選べる唯一のモデル
- 樹脂フレームで軽量化
- 省スペースに最適
価格帯 | 48,400円 |
---|---|
適正身長 | 160cm~ |
座面高 | 46~55cm |
オットマン | なし |
前傾 | なし |
独立ランバーサポート | あり |
ヘッドレスト | なし |
アームレスト | あり(4D調整) |
座面調整 | 昇降&奥行き |
座面素材 | メッシュorクッション |
エルゴヒューマン エンジョイは、シリーズの中で唯一アームレスト無しが選べるモデルです。
ヘッドレストも無いので、かなりコンパクトなデザインになっています。
独立ランバーサポートや基本機能は残したまま、樹脂フレームを使うことで軽量化と低価格を実現しています。
Twitterでも、アームレストが無いのでデスク下にすっきり収まるという声がありました。
デスク環境を少しでもスッキリさせたい人にオススメです!
- シリーズのニューモデル
- フラットデザインを採用し、見た目もシンプル
- 機能性は低め
価格帯 | 41,168円 |
---|---|
適正身長 | 152cm~ |
座面高 | 44~53cm |
オットマン | なし |
前傾 | なし |
独立ランバーサポート | なし |
ヘッドレスト | なし |
アームレスト | あり(固定) |
座面調整 | 昇降 |
座面素材 | クッション |
エルゴヒューマンスケートは、シリーズのニューモデルです。
フラットデザインが採用され、見た目もかなりシンプルになっています。
ただしヘッドレストや独立ランバーサポートが無く、アームレストや座面の前後調整もできないため、機能性は低いです。
エルゴヒューマン(Ergohuman)
オフィスチェア Ergohuman エルゴヒューマン スケート (本体:BK×WH貼り地:ファブリックRD) SKTA-W-LAM(KMD-32) 135022
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エルゴヒューマンの座面や素材の選び方
- 座面
- メッシュ ★人気
- モールドウレタンクッション
- バックレスト(背中)
- エラストメリックメッシュ ★人気
- 3Dファブリック・メッシュ
座面は座り心地はほとんど変わらないので、どちらを選んでも大丈夫です。
人気なのは通気性が良く掃除もしやすい「メッシュ」です。
バックレストは基本的には機能性や座り心地が高い「エラストメリックメッシュ」を選びましょう。
「3Dファブリック・メッシュ」は機能性が落ちる代わりに発色が良く、明るい色を選ぶことができます。
素材の違いはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる人は参考にしてください。
エルゴヒューマンってメッシュやクッションの素材を選ぶみたいだけど何がいいのか分からない! エルゴヒューマン利用者 座面や背中の素材を選べるよ! 実体験をもとに違いや選び方を紹介するね! […]
エルゴヒューマンの保証
エルゴヒューマンのメーカー保証は最長5年間です。(2021年6月現在)
保証期間1年 | 外観・表面仕上げ(塗装及び樹脂部分の変色退色、レザー・クロス・キャスターの磨耗等) |
---|---|
保証期間2年 | 機構部・可動部(スライド機構・昇降機構等)などの故障 |
保証期間5年 | 強度・構造体に係わる破損 |
有名ブランドのオカムラやイトーキなどは最長3年間が多いので、地味に嬉しいポイントですね。
エルゴヒューマンの違いと選び方:まとめ
最後に選び方のフローチャートを紹介します。
まだ何を選べば分からないという人こちらのチャートに沿って見てみましょう!
身長の基準はフットレストなどの利用によって緩和できるので、目安程度と考えて大丈夫です。
また、各モデルの違いと特徴の比較を改めて載せておくので参考にしてください。
※ヘッドレストが選べるモデルは「ヘッドレストあり」の値段を採用しています。
エルゴヒューマンはオフィスチェアの中でも人気で、コストパフォーマンスの良い商品です。
安くは無い買い物ですが、長い目でみれば元を取れる価格帯だと思います。
ちなみに、やっぱりエルゴヒューマンは高すぎる・・・!という方は、ゲーミングチェアもオススメです。
在宅勤務が増えたけど、椅子があわなくて身体が疲れるなあ。 ゲーミングチェアって仕事にも使えるの? オススメを知りたいなあ。 ゲーミングチェアは座りやすさを重視しているから 在宅勤務にもぴったりだよ! […]
ぜひ自分に合う椅子を見つけて、快適なデスクワークを送ってください!
エルゴヒューマン(Ergohuman)
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