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会話

最首悟は駿台講師をしているのを朝日新聞に表沙汰にされて、兼業規定違反で東大助手をクビになった記憶があります。 「助手の薄給では子ども4人を養えない。表向きは禁止の『兼業』は、27年間勤めた東大助手を辞める1994年まで続いた」。
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遠山啓と日教組の関係を考えると、アドバイザーに大田堯(3Mの後継者)が年長格でいたのも納得しやすいところです。割と日共と新左翼が慣れ合いやすい空間がなくはないのでしょうから。
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上野の東大着任から間もない頃、東京シューレに参加している大阪の部落出身の先輩がいましたが、上野とはハッキリ距離の遠い反代々木系でした。
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すると、東京シューレ内の内部変動も結構あったということですかね。まあ、上野千鶴子が権力を握る過程が、そのまま日共に対する許容度の高い分子が一定数いることで起こってくるのでしょうけども。
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まだ貴戸理恵による東京シューレ批判が起きる前のことですから、貴戸の東京シューレ攻撃に党派的なものがあったのかもしれませんね。上野派の貴戸が関西学院大学に就職したのは、東京シューレ攻撃の論功行賞とか。
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皆さんのやりとりが興味深く、冒頭から精読させていただきました。 貴戸理恵氏とシューレの件は、共産党云々の頭ごなしの党派性というより、 「貴戸が運動体のイデオロギーの手前にある《当事者の声》にこだわろうとしたことで、運動体の言説と齟齬が生じてしまった」くらいが妥当だと思います。
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2005年当時、双方に連絡をとって書いたブログ記事です→ technique.hateblo.jp/entry/2021/05/ 貴戸氏には直接お話を伺いましたが、彼女自身には「シューレにあからさまに敵対している」というつもりは(少なくとも論文を出した当初は)なかったんじゃないかと感じています。あるいは、論文を出版したあとにも。
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シューレ側に在籍していた「貴戸のインタビュー対象者」は、貴戸には出版許可を出していたのに、奥地圭子が怒っていると気づいたせいか、その許可をあとで翻しています。アカデミズムと運動体のあいだで板挟みになって、しかし所属団体は裏切れないのでそうするしかなかった、というように見えました。
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シューレ側は、その問題の「当事者」がシューレ側についたような手記を、貴戸への抗議文に掲載した。 つまり貴戸側もシューレ側も、《当事者の声》を倫理的な根拠とし、そこに忠誠を誓うことを体裁上の至上命題にしていた。
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つまり、マルクス主義にとっての「プロレタリアート」の地位に「不登校当事者」が置かれており、 アカデミズム側の貴戸も、運動体のシューレも、それをアリバイにする語りです。
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《貴戸vs.シューレ》が露見した2005年当時、ネット上の掲示板やblogでは、「貴戸は子供のころは不登校児童だったのに、今は東大の権威から私たち不登校経験者を見下すようになった、裏切り者だ」というような趣旨の声がたくさんありました。
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貴戸側は「不登校を経験した当事者が自分の問題について研究した」つもりでも、言説の枠組みは学術であり、それが「学校制度による不登校児童への抑圧」に重ねて見られたところがあった。 そして当事者たちは、いつの間にか「学校≒アカデミズムに抵抗する運動体」の言語で語るようになってしまう。
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そうかと思うと、不登校当事者が自説を補強しようとして学者の権威を持ち出したり… 皆さんのやりとりで熊谷晋一郎と綾屋紗月の論文の話が出ていましたが、 この界隈では《当事者/アカデミズム/運動体》の解釈権が拮抗しており、しかも同一人物のなかで都合よくクルクル入れ替わるのです。
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場面に応じて、3つのうちの強くなれそうなポジションで語ろうとする。 さっきまでは学者として権威的に語っていたのに、今は「女性として」マイノリティ・ポジションから語る、というような。 そして、3つの解釈ポジションを独り占めしようとする。
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たとえば貴戸理恵の論述で問題なのは、 学術論文に登場させた調査対象者のひとり「Nさん」が実は彼女自身であり、しかもそのことを本文や注で明示しなかったことです。
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《学術/当事者/運動体》の解釈ポジションをぜんぶ独占しようとする集団。 社会学界隈の言説がおかしくなるのは、この辺の粗雑さや短絡ではないでしょうか。
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単純素朴に、「当事者研究」なるものが、日本以外のアカデミズムの世界で「学問」として認知されているか、怪しいものがあります。 Wikipedia日本語版「当事者研究」の項目には、他言語へのリンクがありません。輸入学問が多い日本の文系学問の項目で、これは珍しいことです。
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研究者と研究対象(この場合は当事者)との距離感について慎重を要するというのは人類学辺りでは基本の「き」だと考えられますが、「当事者研究」はその辺り迂闊な印象ありますね。
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「ブルジョア経済学に対するマルクス経済学」のようなもので、《当事者/学術/運動体》のショートを起こしていない言説は「抑圧である」という解釈になり、無敵の万能感を手に入れてるのでは。 左翼が自らの党派性を「科学」と呼んだ短絡をそのままあらゆる論題でやってるというか。
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斎藤環はアール・ブリュットについて、「批評の禁止」を言ってます→ technique.hateblo.jp/entry/20131115 勿論その「批評の禁止」という主張それ自体が一つの批評なわけで、 つまりここで斎藤環は、朝田理論的に語ることで「俺以外は批評してはいけない」と恫喝してる。
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当事者擁護のポーズをとることで「私以外は批評してはいけない」の恫喝をかける。その恫喝を共有するところに左派の全体主義がある…。 当事者側が主張するときには、学術論文までがアール・ブリュット的に「批評してはいけない」の対象になる。
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最近だと例えばグレタ・トゥンベリが《学術/当事者/運動体》のショートを起こしており、批判的論評は禁じられています。 彼女はアスペルガー症候群だと自分で名乗っていますが、「未成年」「女性」であることも合わせ、主張がアール・ブリュット的な擁護を受けている。批判は朝田理論的に禁じられる。
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返信先: さん、さん、他4人
たしかに気になりますが、アメリカの Antifa/BLM まわりの言説の異様さは、日本の当事者研究と同じ構造に見えます。「黒人が当事者ポジションから言うことは誰も批判できない」というような。日本の「当事者研究」というタイトルを欧米が導入する展開もあり得るのでは。
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