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ここら辺の経緯については、もう少し慎重に調べたほうがいいと思います。 補助線として、1998年に乙武洋匡『五体不満足』、2000年に大平光代『だから、あなたも生きぬいて』がミリオンセラーになり、講談社の「当事者本」シリーズが劇的に認知されます。(2001年の拙著もその枠です)
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1996年にはテレビ番組『News23』が、HIV感染で亡くなった古橋悌二のインタビューを放映しており、90年代から「当事者が自分で語る」というスタンスに注目が集まりつつあったようです。(古橋氏の舞台作品にはゲイやHIVの当事者性が織り込まれていました)
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既に00年より前に「「女の歴史」"her story"に証拠はいらない」と言っていた上野は時代の空気に乗っててそのまま当事者研究論に流れ込んだ、とも言えそうですね。セゾンの社史(珍しいことに、一般向けに販売までした)を上野が書いていた、みたいな前史とも妙にリンクしますし。
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歴史サイドから見た感覚だと、吉見義明が「朝まで生テレビ」で、日本軍の関与を証明する文書資料がない、と言った後、突然、社会学の上野が場外乱闘みたいな形で参戦してきた、という強い印象があります。「それだと"検察官=裁判官"になるだろうに」と話し合ったものです。
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HIV絡みであれば薬害エイズ事件で菅直人厚生大臣謝罪&安部英ら逮捕・起訴が1996年ですので、この流れも「当事者研究」に影響を及ぼしていると考えられそうです。
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精神医療方面では、大和川病院事件の強制捜査が1997年で、これは特番もつくられるなど大きく報道されましたね。精神病患者の人権問題に注目が集まりました。
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テレビを含むメディア報道がくり返しあって、世間的な注目が集まりましたね。最初の報道は1993年だったようです→
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ひとつ気になるのは、中西正司と上野千鶴子の接近は、中西サイドから上野へのアプローチ(2002)であったという記述があることです。 (「当事者主権」後書き上野記述、「現代思想増刊 特集 上野千鶴子」中西記述より)   新書「当事者主権」は以降かなり短期間での執筆である模様ですね。
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もちろん、語られていない部分もあるでしょうし、上野が熊谷に安積遊歩の著書を贈るなどしていることもあり、その前段階で上野が障害者介助方面に展開を考えていた可能性はありますし、これ以前の根回しや駆け引きはあったと考えるのが妥当でしょう。
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『当事者主権』で二人の「あとがき」を確認しました。たしかにそんなこと書いてますねぇ… 「障害者」「女性」とそれぞれの枠でやっていたのが、《当事者》という概念枠の醸成とともに一緒にやる機運になって、それぞれの領域で中心的なお二人が共著を出した、という感じですかね。
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拙著(当事者本)が出たのが2001年暮れで、『当事者主権』が2003年10月。私は「ひきこもり」というテーマですが、この頃しきりに上野千鶴子の東大の講座(大学院)を受験するよう、リベラル系の知人らに勧められたのを覚えています。ひきこもり系のたまり場に来ていた皆さんにも何度か言われた。
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「当事者」という語の盛り上がりが運動系の人たちの垣根を超えた連携に役立って、当時の認識でもそれが当然視されていたらしいことが伺えます。
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「当事者主権」って、よく考えればすごく変な言葉なんですが。 どんな人であれ必ず何らかの加担責任と権限を持っているので、その意味では「全員が」当事者であり、主権者です。ところがこの本は、「マイノリティ」という意味に限定してる。
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「当事者研究」では、マイノリティではない人の当事者研究もある、という話も出ていましたが――先日の伊是名夏子をめぐる主張を見ていると、「対応を要求される鉄道員も、もう一方の当事者である」という視点が完全に欠落してる。
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全員が当事者である以上、いずれの案件においても《双務的な》吟味が必要のはずなのに、 当事者論界隈はすぐに一方的な、片務的な要求を行なう。「お前が応じるのが義務だ、私は努力しなくていい」みたいに語る。 この《片務的な要求》も、間違った当事者論の特徴です。
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当事者主権論での「当事者枠」が、ど「弱者当事者」→「弱者支援現場の当事者」→「当事者研究的に多様性を認める組織の指導者当事者」という風に拡大していますね。
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例のJR車いすの件も 「指導者性の序列」を間にかませば「片務的要求」は内部的には簡単に合理化されますね。   外から見れば「しらんがな」案件ですが。
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「当事者絶対主義」が、時系列的に、べでるの家ではなく上野千鶴子周辺で生まれたことは明らかですから、熊谷はビデオでウソを吐いていますね。それに新米臨床医が、自分で勝手に治療のツールを作り、それを認めない職場は問題だ、と言っているのは、命に関わる臨床医としての神経を疑います。
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うーん…上野千鶴子にも、オリジナリティを読み込むのはおかしいと思います。華青闘の告発は1970年だし、障害者運動も70年代に盛り上がってますよね。上野がやったのは、研究不正やごり押しまで含めて「制度的に承認させた」ってことじゃないでしょうか。主張の原理的な部分には起源的創意はない。
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「当事者の自己決定」→「当事者主権」は上野ではないですね。   その思想・発想のもとに 「当事者学」をたてて「当事者研究」というネーミングをつけたのは上野である"可能性”はありますかね。 「障害学」も似たようなものですが、拡張性が違います。
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やはりそこで気になるのは上野研究室の貴戸理恵と東京シューレの対立かも知れません。 上野は「不登校学」を上野の「当事者学」枠内で語っていますが、はたして東京シューレ側は、それをどう見ていたのか?
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「当事者研究」を学問として制度的に、恐らく世界で最初に認知したのが、共産党の影響力が圧倒的な日本社会学会であること、熊谷晋一郎の指導教授児玉龍彦が明白な共産党シンパで党員の可能性もあることは、英訳不能な「当事者研究」が日本の学界で大手を振るっているのを見る上で無視できないのでは?
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これも実際やってる側は「当事者研究」などという語を意識していたかどうか。2000年代初頭は「べてる」の知名度もなかったはずですし。 私も当時なにかの検索で貴戸の名前に行き当たった記憶がありますが、「経験者が大学で不登校の研究するんだな」くらいの言い方で認識してたと思います。
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「女性の歴史や女性をめぐる言説について、女性自身が研究する」のと同じように、それを不登校についてもやってみる――という枠組みなら、フェミニズムの界隈から出てくるのは抵抗なさそうですね。 そういう作業は在野ではずっとあったはずで、ですからアカデミズムの制度内でやるかどうか。
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「本人が自分で研究する」という構図が、アカデミックな枠内でどう承認されたか。ここは確かに気になります。 当事者研究という語が定着するずっと前に、フェミニズムやジェンダー論の時点でそういう構図だったはずですし。
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常識的に考えて、社会学の修士課程の大学院生が、社会学会で「学問」として認知されていない方法論を使って修士論文を書こうとするような冒険は、本人も目指さないだろうし、何より指導教員が止める筈です。ですから、すでに「当事者研究」は社会学会で学問として認知されていた筈です。
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それか「当事者研究」が学問的に無理があると風向きが変わる事態を見越して修論構想を参考文献にしたか。「修士課程院生という『素人』の修論構想に学術研究上の瑕疵が散見されるのも仕方ないだろ」と逃げを打つ算段もあったのでしょう。
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表面的に「当事者研究」が論文の形で出てくるのは、だいぶ後ですねえ。 グーグルスカラーでざらっと2014年以前を眺めてみたんですが   貴戸は2007年の論文は「「当事者の語り」 の理論化に向けて--現代日本の若者就労をめぐる議論から」で、「Toujisya Narrative」と表記 →続く
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実体として「批評の禁止→一部の語りの優越」が一部方面で起こってきた(ごり押ししていた?)のを、後付けで理論化しようというのが「当事者学→当事者研究」の流れかもしれないと感じました。
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