日本の貨幣の大きさ、重さは?各貨幣のランキング。あと新500円の重さが変わります。
現在の日本では、1円、5円、10円、50円、100円、500円の計6種類の硬貨が発行されています。(記念硬貨を除く)
2021年度上期(令和3年)には、新しい500円玉が発行される予定で、新500円貨幣の変更は21年ぶりとなります。
新500円硬貨は、表裏の図柄はほどんど変わりありませんが、偽造防止の為に2色の銀色が組み合わされているのが特徴です。
サイズの変更はありませんが、使用素材の変更から、重量が7.0gから7.1gになります。

名称 | 外径 | 厚さ | 重量 | 素材 |
---|---|---|---|---|
1円貨幣![]() |
20.0mm | 約1.5mm | 1.00g | アルミニウム(純アルミニウム) |
5円貨幣![]() |
22.0mm (穴5mm) |
約1.5mm | 3.75g | 黄銅(銅60~70%、亜鉛40~30%) |
10円貨幣![]() |
23.5mm | 約1.5mm | 4.50g | 青銅(銅95%、亜鉛3~4%、すず1~2%) |
50円貨幣![]() |
21.0mm (穴4mm) |
約1.7mm | 4.00g | 白銅(銅75%、ニッケル25%) |
100円貨幣![]() |
22.6mm | 約1.7mm | 4.80g | 白銅(銅75%、ニッケル25%) |
500円貨幣![]() |
26.5mm | 約1.8mm | 7.00g (新500円は、7.1g) |
現行500円貨幣:ニッケル黄銅(銅72%、亜鉛20%、ニッケル8%) 新しい500円貨幣:ニッケル黄銅、白銅及び銅(銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5%) |
- 貨幣の厚さは実測値。
- 財務省や造幣局はそれぞれの硬貨を「十円貨幣」「五百円貨幣」等と称しているが、一般的な通称として「十円玉」「五百円玉」等と呼ばれる。
- よく間違われやすいが、年号が書いてあるほうがオモテ。
「新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します」(財務省)を加工して作成
貨幣の比較ランキング
直径、重さ、厚み、発行年をそれぞれランキング。
直径の大きさランキング(大きいもの順)
順位 | 硬貨名 | 直径 |
---|---|---|
1位 | 500円硬貨 | 26.5mm |
2位 | 10円硬貨 | 23.5mm |
3位 | 100円硬貨 | 22.6mm |
4位 | 5円硬貨 | 22.0mm |
5位 | 50円硬貨 | 21.0mm |
6位 | 1円硬貨 | 20.0mm |
50円硬貨が以外にも小さく、1円硬貨との差は、1ミリしかありません。
重さランキング(重いもの順)
順位 | 硬貨名 | 重さ | 素材 | 穴の有無 |
---|---|---|---|---|
1位 | 500円硬貨 | 7.0g | ニッケル黄銅 | 無 |
2位 | 100円硬貨 | 4.8g | 白銅 | 無 |
3位 | 10円硬貨 | 4.5g | 青銅 | 無 |
4位 | 50円硬貨 | 4.0g | 白銅 | あり |
5位 | 5円硬貨 | 3.75g | 黄銅 | あり |
6位 | 1円硬貨 | 1.0g | アルミニウム | 無 |
重さは直径だけでなく、厚さ、素材、穴の有無によって変わってきます。
1円硬貨は素材がアルミニウムというだけあって他に比べ極端に軽いです。(静かな水面に置くと浮きます)
100円硬貨と50円硬貨は全く同じ素材です。(白銅(銅75%、ニッケル25%))
厚みランキング(厚いもの順)
順位 | 硬貨名 | 厚さ |
---|---|---|
1位 | 500円硬貨 | 1.8mm |
2位 | 100円硬貨 | 1.7mm |
50円硬貨 | ||
3位 | 10円硬貨 | 1.5mm |
5円硬貨 | ||
1円硬貨 |
厚みは1.8ミリ、1.7ミリ、1.5ミリの3種類しかありません。
発行年ランキング(古いもの順)
順位 | 硬貨名 | 発行年 | 2020年との比較 |
---|---|---|---|
1位 | 1円硬貨 | 昭和30年(1955年) | 65年前 |
2位 | 50円硬貨 | 昭和34年(1959年) | 61年前 |
5円硬貨 | |||
3位 | 100円硬貨 | 昭和42年(1967年) | 53年前 |
10円硬貨 | |||
4位 | 500円硬貨 | 平成12年(2000年) | 20年前 |
500円硬貨以外は、どれも50年以上前に発行された硬貨です。