とある三兄妹のデンドロ記録:Re   作:貴司崎

28 / 75
前回のあらすじ:兄「超級職つおい……」妹「多分、ここからが本番かな」


【鬼仔母身】

 ◾️<ネクス平原> ??? 

 

 そこは<サウダ山道>を更に南に進んだ先にある<ネクス平原>、その王都〜ギデオン間の街道からはかなり離れた目立ちにくい山岳地帯の一角……そこには()()の【ハイゴブリン・キング】を含む千に届く程のゴブリン達が住む、外周を囲む壁や住処となる家などが建ち並ぶ最早一つの“国”とも呼べそうな規模の集落が形成されていた。

 ……だが、基本的に群れを率いる側である筈の【ハイゴブリン・キング】などの上位ゴブリンを含む彼等は、その全員が集落の中央に作られたまるで玉座の様にも見える台座に鎮座している“存在”──上半身は通常の雌ゴブリンと変わらないのに、下半身は()()1()0()()()()()()()()()()()()()を持つと言う異形のゴブリンに向かって片膝をついていたのだ。

 

『どうやら、何か“妙な剣”に取り憑かれていた1()3()()()の【ゴブリン・キング】が討たれた様です。……おそらくその剣は私と同じ<UBM(ユニーク・ボス・モンスター)>でしょうし、それによって強化されていた13番目が私の制御下から離れる可能性がありましたから、念のため最低限の配下を充ててしばらく様子を見ていましたが……思ったよりあっさりと始末されましたね』

『ふん、他の<UBM>を手に入れたのなら即座に“女王”へ献上するのは筋であろうに……所詮は新参者か』

『相手も<UBM>であれば万に一つでも“女王”に危害が及ぶ可能性がある以上は近づける訳にはいくまい。……故に向こうの能力を明らかにしてから始末するつもりだったのだろう』

『問題は誰が取り憑かれていた13番目を討ったのかという話だ。……我ら程では無いにしても<UBM>に取り憑かれて強化されていたヤツを討ったのなら相応の実力者であろう。ヤツを監視していた者はまだ戻って来ないのか』

 

 そしてその異形の雌ゴブリン──彼等が言うには“女王”と、それに仕えているらしき三体の【ハイゴブリン・キング】はどの様にして知ったのか<サウダ山道>で起きた戦いについて語っていた……その発言や行動は彼等を含むその場にいる全てのゴブリンが異形の“女王”に忠誠を誓っているのが分かる程に洗練されている。

 ……その時、彼等の上空から巨大な怪鳥──亜竜級モンスターの【テンペスト・ロックバード】がその集落の一角に舞い降り、その背に乗っていた二体のゴブリン──【ハイゴブリン・ライダー】と【ハイゴブリン・ウォッチャー】が地上に降り立って、即座に“女王”の元へと馳せ参じて周囲のゴブリンと同じ様に片膝をついた。

 ……そして、その二体は顔を上げて“女王”への報告を始めるのだった。

 

『妙な剣に取り憑かれた【ゴブリン・キング】の件について報告します。……まず、妙に剣の正体は“女王”の予想通り【心触魔刃 ヴァルシオン】と言う<UBM>でした。どうやら偽装系のスキルでステータスと名前を隠していた様です。……ですが、その【ヴァルシオン】は北にある街から出て来た人間の一団に倒されました』

『そうですか……これまでの人間達は少数で実力も大した事は無かったので容易く糧に出来ましたが、とうとうその様な実力のある人間も出て来ましたか。……出来る限りその詳細を知りたいですね。続きを話しなさい』

 

 そうして“女王”に続きを促された【ハイゴブリン・ウォッチャー】は、【ヴァルシオン】に取り憑かれた【ゴブリン・キング】が騎士が率いる人間の一団を襲い、そこから援軍に来た人間達との協力による反撃で【ヴァルシオン】が倒された事までを詳しく報告していった。

 尚、このゴブリン達は“女王”の名を受けて、騎獣である【テンペスト・ロックバード】に乗って遥か上空から【ヴァルシオン】に取り憑かれていた【ゴブリン・キング】の群れを監視していたのだ……その為に【ウォッチャー】には高レベルの《遠視》を始めとする監視用スキルが、【ライダー】には騎獣を操る為に《騎乗》などのスキルを“女王”から()()()()()()()

 

『……ただ、連中が【ヴァルシオン】を撃破した後に人間達が多数住んでいる街がある方角から【ハイエンド・セイクリッド・モノペガサス】に乗ったこれまで見たどんな人間よりも強い一人の男が超超音速で飛翔してきたので、我々の事に気付かれる可能性が高いと判断してその時点で撤退しました』

『その男のステータスを《看破》しましたが【天翔騎士】という超級職でした。合計レベルも1286を数えていましたし、我々の脅威になり得るでしょう』

『ふん、人間側もとうとう本腰を入れて我々を討ちに来たという訳か。ならば返り討ちにするまでよ』

『いや、こちらの戦力には空を飛べる者は乏しい。その男相手では【テンペスト・ロックバード】程度では話にならないだろうし、まずは“女王”を守る為に対空攻撃が可能な戦力を用意しておくべきでは?』

『念の為に“出稼ぎ”に出ている【キング】を何体か呼び出して“女王”の護衛に回しておくべきか。……いや、それよりも其奴らに人間達の動向を探らせて、その間は我らが常時“女王”の護衛についた方が良いか』

 

 実際にはリヒト・ローランを始めとする人間側の陣営は、偶々行ったクエストの最中に【ヴァルシオン】を持った【ゴブリン・キング】と遭遇しただけであり彼等の詳細を知っている訳では無いのだが……問題は彼等がゴブリンの群れとは思えない程の知性と組織だった連携を可能としている所であるから。

 本来【ゴブリン・キング】などの群れを率いるモンスターは自身の群れを拡大する事を最優先とする為、他の同種族を『自身の群れを脅かし得るライバル』と見做して敵視しやすい性質を持つ筈なのだが、何故かこの集落では多くのゴブリンを率いた【キング】が進化した【ハイゴブリン・キング】が複数協力し合うと言うある程度の知識がある人間から見れば明らかな異常事態が起きているのだ。

 ……そして、その異常の原因は中央の玉座に君臨している“女王”の力によるモノであった。

 

『……成る程、状況は分かりました。元よりこれだけの大勢力になった以上はいつか人間側か、或いは他のモンスターの勢力に見つかって全面戦争になる事は想定されていた事ですからね。……“出稼ぎ”に出て行った者達から得たリソースはそれなりに溜まっていますし、まだ時間がある内に新たな戦力を()()()起きましょうか。……《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》』

 

 そう言った“女王”がスキルを発動させた瞬間、肥大化した下腹部の前面が縦に割れてそこから粘液に包まれた【ホブゴブリン・メイジ】が次々と文字通り産み出されていったのだ……これが“女王”が有する《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》──自身が獲得する経験値の大半を蓄積し、それとSPを消費する事で好きな能力を持つゴブリンを創り出して産み出すスキルである。

 ……そう、先程倒された【ヴァルシオン】の取り憑かれた【ゴブリン・キング】を含むここに居るゴブリン達は、全てこの“女王”がこのスキルでもって産み出したモノなのだ。ちなみに彼等が問題無く協力出来ているのも産み出した際に“女王”への忠誠心を最大限に持たせた上で、お互いに協力する思考パターンを持つ様にしているからである。

 

『ふう、とりあえず現在蓄積してあったリソースから対空攻撃用に長射程攻撃が可能な【ホブゴブリン・メイジ】を()()()()産めましたが、やはり【ホブゴブリン】はコストが重いですね。……いくら私が《ゴブリンエンパイア》によって大量の経験値を獲得出来るからと言っても、いきなり数を増やすのは肉体の負担を考えると難しいですね』

 

 そして、この“女王”がこれだけの膨大なゴブリン軍団を産み出すことが出来たもう一つの理由が、彼女が保有する《ゴブリンエンパイア》──自身が産み出したゴブリンが獲得した経験値を自身にも加算する・自身が受けたダメージ・状態異常・デバフなどの悪影響を自身が産み出したゴブリンに転化する・自身が産み出したゴブリンが倒された時のドロップアイテムに使われる分のリソースを回収する複合効果を持つスキルによるものである。

 ……尚、このスキルの効果範囲は精々()()3()0()()()()()ではあるが、“女王”が創り出した【ゴブリン・キング】には『自身とその指揮の下にあるゴブリン達を《ゴブリンエンパイア》の効果範囲に入れる』効果の《デタッチド・エンパイア》と言うスキルが与えられているので、経験値を稼ぐ為に【キング】が率いる群れを遠方に“出稼ぎ”させる事も可能になっている。

 

『どうかご自愛ください“女王”。この集落の防衛を行うのは我らにお任せを……では、新しく産まれた【メイジ】を各々の軍勢に入れてから拠点の防衛を固めましょうか』

『それと例の人間共への警戒もだ。周囲の見張りも増やしておくべきだろう』

『貴様ら! やる事が分かっているならさっさと動くがいい!』

『『『『『ハハァ!!!』』』』』

 

 そんな三体の【ハイゴブリン・キング】の指示の下に、先程産まれたばかりの【ホブゴブリン・メイジ】を含んだ千を超える数のゴブリン達が一糸乱れぬ動きで拠点の防衛戦力の強化・周囲の監視と警戒を行なっていく……その光景は見方によっては一人の偉大なる“女王”の為に臣下たちがお互い協力し合う、まさに“理想の国”の様に見えたかもしれない。

 ……最も、その発言と裏腹に“女王”が配下のゴブリン達を見る目はどこか冷めており、その内心では自分で創り出したモノが上手く動作している程度にしか思っていないのだが。

 

(各ゴブリン達の戦力増強と動作は順調。これならば人間達が相手でも早々に遅れは取らない筈。……私はもう二度と何も失わない。必ず私の()()を作り上げてみせる)

 

 ……そうして“女王”は自身が<UBM>になったきっかけについて思いを馳せて行く……。

 

 

 ◆

 

 

『GA! ……GE! ……GI……』

 

 その一匹の雌ゴブリンは、傷だらけの身体に走る痛みを無視してただひたすらに走っていた……それはまるで何かから逃げるかの様であり、実際その通りであった。

 

『GU……GU……』

 

 彼女はアルター王国の一角にあるゴブリンの集落に住んでいたごく普通の雌ゴブリンで、強いて特筆すべき事があるのなら()()()()()()()()()事ぐらいである。

 ……そんな彼女が何故必死に逃げているのかと言うと、住んでいたゴブリンの集落がゴブリン討伐を目的とする人間達に攻め滅ぼされたからであり、彼女は重症を負ったものの運良く逃げ出す事が出来たのだった。

 

『GA……(この子だけでも……どうにか……)』

 

 彼女が住んでいた集落は強力な【キング】に率いられており、更に周辺のゴブリン達の群れを吸収して辺りに敵が居ない程の勢力を持っていた……だが、それがその地を治める人間達に危険視された事によって攻め込まれる事になったのだ。

 ……ゴブリン達も【キング】を中心にして応戦したものの、相手がゴブリン達の危険性を非常に高く見積もっており、念には念を入れて高レベルの騎士や冒険者を多数用意していた事もあって敗北して攻め滅ぼされる事になったのだった。

 

『……GA……』

 

 そう言う訳で逃げ続けていた彼女だったが、その身に負った【骨折】や【出血】のせいでそのHPは既に尽きかけており、最早歩く事すら出来ずに倒れ伏してしまった。

 ……最早ここまでかと思った彼女の霞む視界の中に地面に落ちている“何か”が見えたのだ。

 

『……G……GA……』

 

 彼女にはそれが何かは分からず、いつから落ちているのかも分からなかったが、何故かまともに認識すら出来ない筈のそれに強く惹かれた……この時の彼女の中にあったのは『これがあれば自分と子供が助かるかもしれない』と言う思いだけであったのだ。

 ……彼女は最後の力を振り絞ってそれを掴んで口に入れてそのまま嚥下した……その直後、彼女の身体に莫大な変化が生じた。

 

【デザイン適合】

【存在干渉】

【エネルギー供与】

【設計変更】

【固有スキル《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》付与】

【固有スキル《ゴブリンエンパイア》付与】

【スキル《出産負担軽減》付与】

【スキル《SP自動回復》付与】

【死後特典化機能付与】

【魂魄維持】

【<逸話級UBM>認定】

【命名【鬼仔母身 クインバース】】

 

 彼女には理解できない、彼女のものではない言葉が、彼女の脳裏を駆け巡った。

 ……そしてそれが終わり、頭の中の言葉が何も聞こえなくなったとき、一匹の瀕死の雌ゴブリンは下腹部が肥大化している巨大なゴブリンへと変貌していた。

 

『…………やった! これであの子を産んであげる事が出来る! 《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》!』

 

 変貌した雌ゴブリン──【鬼仔母身 クインバース】はすぐさまスキルを発動して一体の【ゴブリン・ウォーリアー】を産み……即座に絶望した。

 

『GAAAAAA』

『……違うっ! コレはあの子じゃないっ!』

 

 そう、【クインバース】のスキル《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》で産み出されたゴブリンは、<UBM>になる前に彼女の腹の中にいた赤子とは全く別のモノだったのだ。

 ……コレは“何か”を食べる前に彼女が瀕死であった為にそのままでは<UBM>に肉体を変異させる事が出来なかった事。そして彼女の赤子が【キング】になれる程の高い潜在能力を持っていた事が原因になっている……そう、その“何か”は新しい<UBM>を作る為に彼女と赤子を融合させて、その両者の特性を持ち合わせた【鬼仕母身 クインバース】と言う一体の<UBM>を誕生させたのだ。

 

『…………そう、あの子は私と一つになったのね。…………だったら、もう二度と奪わせない様にシナイト……《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》』

 

 ……長考の末にその事を理解した【クインバース】は途端に表情を無くすと共に、今あるSPで可能な限りの能力の高いゴブリンを複数体産み出した。

 

『……貴方達はこれから私の為に(リソース)を集めなさい。ただし、人間達に私達の事が気取られない様になるべく目立たない様に』

『『『『『GAAAAAAA!!!』』』』』

 

 そうして【クインバース】は産み出したゴブリン達にそう指示を出して狩りに向かわせると、自らはSPを回復させつつ人間に見つからない様に人気のない場所を探し出して身を潜めた。

 

『……そうよ、もう二度と“私達”を奪わせたりはしない。その為の群れを……帝国(エンパイア)を作るのよ』

 

 ……こうして、一人の母親がゴブリン達を産み出し統べる“女王”となったのだった。

 

 

 ◆

 

 

 それから【クインバース】は身を潜めながら少しずつ配下を増やして行き、それらが十分に増えて己の身を守れるだけの勢力にした……そこでもう自身の戦闘能力や移動能力は必要無いと、それらを削ってゴブリン出産能力を極端に強化する形で伝説級<UBM>に進化する事で勢力を一気に拡大したのだ。

 ……同時期に<マスター>が増え始めたせいで人間側の勢力がそちらに注視する事などもあって、【クインバース】率いる勢力は二千を超える上位ゴブリンを有する一大勢力へと成長する事が出来たのである。

 

『……さて、拠点の防衛は順調に進んでいますが問題は敵に居る強大な航空戦力ですね。産み出したゴブリンに飛行能力を付与するのも出来なくは無いのですが、地上で生きる生物であるゴブリンを無理矢理飛べる様にしてもコストの割には戦力になりません。……だからといって飛行出来るモンスターをテイムするのにも手間が掛かりますしそこまで数は用意出来ませんから、やはり対空能力を持つ者を産み出すしか無いですか』

 

 ……ただ、それでも【クインバース】はかつて自分が住んでいた集落を人間に滅ぼされた経験により、一切の慢心無く人間達との全面戦争に必要な戦力の拡充を進めていた。

 

『貴方達、おそらく近くに人間達との全面戦争となるでしょう。……我らの“帝国”を作り上げる為にここで負ける訳には行きません。皆の頑張りを期待します』

『『『『『オオオオオオオオオ──────ッ!!! 我らが“女王”様! 【クインバース】様万歳────ッ!!!』』』』』

 

 ……その一糸乱れぬが故にどこか空虚な歓声を聴きながら、【クインバース】は今後の己の国の行く末について考えを巡らせ続けるのだった。




あとがき・各種設定解説

【鬼仔母身 クインバース】:コンセプトは『ゴブリン版フランクリン』
・某ゴブスレさんがゴブリンをキッチリ皆殺しにする理由がよくわかる<UBM>。
・《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》は同じゴブリンを大量生産する場合に一体辺りにかかるコストが少なくなる効果もある。
・《ゴブリンエンパイア》のドロップアイテムリソース回収時には自身が産んだどのゴブリンから回収されたのかぐらいは分かる仕様で、【ヴァルシオン】を持った【キング】が倒されてのを知ったのはこの為。
・固有スキルの内《産メヨ、増ヤセヨ、地ニ満チヨ》は母体由来の、《ゴブリンエンパイア》は胎児由来のスキル。
・正直言って、総戦力だけなら古代伝説級に片足を突っ込んでいる。

【クインバース】配下のゴブリン達:側に仕えているのは全て上級ゴブリン
・レベルの低いゴブリンは成長途中の【キング】の配下に入って“出稼ぎ”がてらレベル上げに励み、一定以上の実力になったら【クインバース】の護衛を行う制度になっている。
・だが、側付きのゴブリン達も腕を鈍らせない様にローテーションを組んで定期的に狩りを行なったりしている。
・拠点には戦闘用のゴブリンだけでなく【スミス】【ウッドワーカー】などの生産スキル持ちゴブリンや、【バリアマンサー】【ガーディアン】などの防衛特化型ゴブリンも配されており隙はない。

ジャバウォック:資質がありそうなゴブリンがいたのでプレゼントを上げたヤツ
・チェシャが危惧していたのは『【ヴァルシオン】が【クインバース】に装備される事』だったが、ジャバウォックは『【ヴァルシオン】の性格上自分を振る事が出来ない相手に装備される事は無いだろう』と判断していた。
・尚、ジャバウォックが定期的に監視を続けていた主な理由は『【クインバース】が母体と胎児の双方の特性を兼ね備えた珍しい<UBM>だったから』であり、これを参考にして<SUBM>を作れないかと考えていたりする。


読了ありがとうございました。
はい、そんな訳で今回の黒幕の紹介回でした。割とやばい相手に三兄妹はどうするのか、次回以降をお楽しみに!

▲ページの一番上に飛ぶ
Twitterで読了報告する
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。