約9,700㎡の広大な敷地。雑木林の中につくられたプライベートな道を進んでいくと、木々に囲まれた中に、まるでシェルターや宇宙船のような近代的な建物が待っています。
日本の女性であれば誰しもが知っている実業家が、別荘として建てたのが約15年前。設計をしたのは、シェル・ルージュ・クレアシオン。アンリ・ゲイダン氏+金子文子氏のユニットで、神宮前にある原宿教会が代表作のひとつです。
今の所有者さんは5年ほど前にこちらを譲り受けています。ほぼオリジナルが保たれ、建物の状態も非常に良く、メンテナンスなどなく暮らし始めることが可能です。
しかも、建築当初からある名作家具をそのまま残した状態での引き継ぎが可能です。
正方形の建物の中は、柔らかな曲線で構成された間取り。曲線が生み出す奥行きと陰影が美しい空間となっています。ベッドルームはその曲線に包まれ、まるで繭の中にいるような心地よさを感じられます。
部屋の構成としては、LDKに3つのベッドルーム。下のフロアに倉庫スペース。
ベッドスペースには、クイーンやキングのベッドがハマるようなヘッドボードが造作されています。窓際には椅子とテーブルが置けるようなスペースがあり、まるでホテルの一室のような部屋のつくり。
曲線の壁は厚みを持ってつくられていて、その部分が収納となっています。それぞれの部屋の間の扉は、かなりしっかり防音される構造になっていて、各部屋のプライバシーがしっかりと守られるようなつくりです。
浴室には大きな窓と一面に緑の景色。まるで露天風呂のような開放感が魅力。ゆったり広い空間には洗面とシャワーブースもつくられています。
螺旋階段を降りた、下のフロアは倉庫スペース。ここだけでも約80㎡の広さがあり、スケール感覚が狂います。
大自然の真ん中に建っていますが、設備面はかなりハイスペックにつくられ、建物内は安心感がしっかりあります。ガスの引き込みはなく、オール電化のつくりで、暖房設備は全部屋に床暖房がつき、エアコンが7台。窓は電動シャッターになっているので、開け閉めもスムーズです。キッチンには海外製の食洗機とオーブンが装備されています。
その他、冬場の除雪機もそのまま引き継いでいただけます。
藤和那須ハイランド別荘地の一角。9,700㎡の敷地は、おたまじゃくしのようなの形で、公道に面した門扉から建物までは約200mのアプローチ。建物にいると木しか見えない、外から隔離された世界になっています。
町からは少し山を登った標高約750mの位置で、夏場も涼しく、風が抜ける環境。最寄りのコンビニまでは車で13分ほど。スーパーまでは車で約17分、道の駅までは車で約18分となります。近くには温泉施設があり、所有者さんは毎日温泉に通っているそう。
もともと週末に訪れ、別荘使いをしていた所有者さんですが、働き方の変化もあり、今はここに定住しています。今はインターネットでの買い物も便利になっているので、日常の生活も快適だそうです。
敷地の雑木林のメンテナンスに関しては、伐採や剪定なども一つの趣味として楽しんでいたそう。仲間を呼んで、都会では味わえない、この場所でのひとときを味わっていたみたいです。
ただ年齢や今のライフスタイルに合わせてもう少しミニマルな環境に合わせて移住ということで、ここは次の方に引き継げたらとのことです。
敷地一帯も含め、壮大な芸術作品のような物件。この中で過ごす、ぜいたくな時間を手に入れてみませんか?
【ランニングコスト】 ・固定資産税(令和3年度分):288,000円(年額) ・別荘地管理費:税込438,570円(年額) ・浄化槽メンテナンス費:約30,000円(年額) ・水道代基本料金(15リュウベイまで):税込2,750円(月額) ・水道メーター使用料:税込330円(月額) |