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作家が過ごした家 | ||||||
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所在地: | 静岡県伊東市八幡野 |
交通: | 伊豆急行線「伊豆高原」駅 徒歩12分/伊豆急行線「伊豆高原」駅 1㎞(車約3分) |
管理費: | なし |
修繕積立金: | なし |
ノーベル文学賞作家、大江健三郎氏が過ごした別荘。 1975年頃に建築家の建畠嘉門氏と吉沢朋子氏による設計で建てられたものです。 約46年の時を経ながらも、大切に使われてきたため状態は良好。洗面台や風呂、キッチンなどの設備、木製サッシ、建具、タイルなども含め当時の状態が保存されています。 さらに売主が購入した際、シミ抜きなどの表層的な修繕のみならず、一部配管の交換なども行い、それなりの費用をかけ修繕されている状態。 まず1階は、書斎兼寝室や和室、浴室などの水まわりが、玄関に続く階段室を中心に配置してあります。 書斎は遮音性を高めるためか、扉がかなり厚く、窓からは緑が美しく切り取られた空間。執筆活動によりストイックな時間を過ごし、作品を生み出してきた大江氏の姿が目に浮かぶようです。 2階はキッチンとダイニング、一段上がったところいリビングという配置。リビングは暖炉を中心に囲まれた空間として計画されているよう。暖炉を囲む夜の団欒など、あたたかな日常を勝手に想像してしまいます。 リビングとダイニングを2階に設けたことで眺望がひらけ、日当たりはよく、プライバシーも守られています。 当時は2階からは海が見えたようですが、あたりを囲む樹木の背がだいぶ高くなっているようで、今は見えません。 ですが波の音が聞こえる森の中、鳥のさえずりも相まって、いつまでもここに居たいという気持ちになりました。 さて写真では分かりにくいのですが、この家と共通の概観、仕上げ材料で計画された建物が、となりに2棟立ち並んでいます。 同じく建畠氏による設計ですが、実はこの場所は、当初は大江氏の友人であった画家の中谷貞彦氏、そして建築家の建畠氏が、東京から離れて暮らす「作家と画家と建築家の週末の家」として、合計3棟の別荘を同時期に立てた場所なのです。 敷地を探す際、それぞれ異なる仕事をされていた友人どうしが条件としていたのが、自然の残っている土地、駅より歩いていける場所など。 ここは伊豆急行が開通した昭和36年頃に間も無く開発された別荘地ですが、伊豆高原駅から歩いて行けるところが特徴のひとつでした。 また海岸線の内側に帯状の保護林が10kmにわたりつづき、住居はもちろん人工のものは規制で立てることができないようになっているため、自然の環境がよく保たれているのです。 管理も良好で、まさに彼らにぴったりな場所だったよう。 地方で暮らすという選択肢が急速にリアルになった近年。今回引き継がれた方が、この場所をつくった彼らと同じように、週末の家として使うというのも良いと思います。 もちろんこの場所だけで暮らしていく、ということも全然ありえると思います。店をやりながら、なんてことも出来るかもしれませんね。 何はともあれ、大切に引き継いでくださる方をお待ちしています。 【面積】 1階:80.24㎡ 2階:70.18㎡ 【温泉を利用する場合】 温泉権利金等:2,200,000円 温泉使用料:月額10,450円(7㎥まで)、超過分385円/㎡ ※全て税込金額 ※室内の家具、展示中の作品は付属しません |
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価格 | 3,850万円 |
専有面積 | 150.42㎡ |
管理費 | なし |
修繕積立金 | なし |
所在地 | 静岡県伊東市八幡野 |
交通 | 伊豆急行線「伊豆高原」駅 徒歩12分 伊豆急行線「伊豆高原」駅 1㎞(車約3分) |
建物構造 | 木造2階建て |
所在階 | |
築年 | 1975年 |
土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 560㎡ |
都市計画 | 非線引き区域 |
用途地域 | その他(無指定) |
建蔽率/容積率 | 20%/60% |
その他費用 | 別荘地管理費(月額):2,948円/水道使用料(月額):2,090円 |
設備 | 私営水道/浄化槽/プロパンガス |
備考 | 現況:空室/引渡時期:即可/駐車場付き(3台駐車可能)/国立公園第3種特別地域(高さ10m以下、2階以下、外周線後退距離2m)/宅地造成工事規制区域/設計:建畠嘉門・吉沢朋子/ペット可 |
取引態様 | 媒介 |
情報修正日時 | 2021年6月17日 |
情報更新予定日 | 2021年7月6日 |
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。 |
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