月組 宝塚大劇場公演【珠城りょう 退団】千秋楽
2021/06/22
6月21日(月)、月組宝塚大劇場公演 ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』が千秋楽を迎えました。
月組トップスター珠城りょうが宝塚大劇場の最後の舞台に立ち、お客様の温かい拍手に包まれながらラストステージを終えた後、引き続き、記者会見を行いました。
初めに、珠城りょうより皆さまに感謝の気持ちを伝えました。
「応援してくださった皆さまのおかげで、無事に宝塚大劇場での公演を終えることができ、ホッとしております。本当にありがとうございました。」
会見では、以下のような質疑応答がありました。
Q. 楽屋入りの様子は?
A. 月組のみんなや、専科の一樹千尋さんに、本当に温かく迎えてもらいました。舞台上では感じない気恥ずかしさもありましたが、とても嬉しく、幸せを感じました。
Q. サヨナラショーについて
A. お客様に前向きな気持ちになっていただける舞台をお届けしたいという想いで、日々務めてまいりました。サヨナラショーでも、ファンの皆さまが観たいと思ってくださるシーンを盛り込んで、笑顔になってもらえるような構成を考えました。
Q. 最後の衣装に袴を選んだ理由
A. 宝塚大劇場で初舞台を踏んだ時に袴姿でご挨拶をさせていただいたので、卒業の時も、男役である前に“一人のタカラジェンヌ”として皆さまにご挨拶をしたいと思い、袴を選びました。
Q. 今日の公演を振り返って
A. 宝塚大劇場での最後の公演ではありましたが、自分の感情に流されず、一人の役者として、珠城りょうとしての男役人生を、しっかりと全うしたいとの想いでおりました。
Q. 宝塚大劇場とはどんな場所だったか
A. 私にとってのホームです。まだ宝塚大劇場での公演を終えたばかりで退団の実感がありませんが、長く過ごしたこの劇場は、出演者である自分にとりましても、まさに“夢の場所”だと感じています。