その間、高木はひたすら本を小説を書く。彼の小説は文壇で認められていて執筆の為に立井に代役を頼んでいた（表向きは）。そしてそんな生活が２年経とうとした頃、高木は失踪する。警察によって高木が殺人容疑をかけられている事を知る。アリバイがあった事でなんとか難を逃れるも高木は帰って来ないまま。立井は高木を探すことを決意。調査の中でゆっくりと明らかになっていく高木の過去。彼の送ってきた人生と吉田真衣という１人の少女の存在。高木の小説に残されたメッセージを読み解いていきながら立井は高木を追う。↓

道中で明らかになっていく高木の過去は立井よりも悲惨でどうしようもない閉塞感と絶望を見事に描かれていた。鎮魂と祈りが存在しない登場人物の想像の世界のあの世に、これほど届けと願うことは人生でなかなかないだろう。

うんうん、高木の過去は言葉にならないね。こういう子たちが少しでも救われる世の中にならないといけないよね。

ちょろこちゃん、重いテーマや思わず目を背けたくなるような描写を含みながらも生きることの大切さを強く訴えているように感じたね。こういう子たちが沢山いる現状になんとか救われることを切に願うね(´-ω-`)

守られ、慈しまれるべき子どもたちが辛い思いをする話は、読むのが苦しくてたまらなくなるよ(´⊂_｀；)でも現実にこういう子どもたちは多くいるのだろうね…

みっちゃん、この作品は読むのが本当に辛かったですね( ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀ )少年時代の壮絶な過去、社会的弱者が救われない現実がとても哀しくて。少しでもこういう子ども達の救済を望みます(._.)