保護猫飼育のYouTuberが猫の脱走を報告。
ビジネスライクな“裏垢”露呈で批判高まる
猫の飼育動画をYouTubeに投稿している男性が、保護していた6匹の猫がすべて逃走してしまっていたことを報告しました。
これをきっかけに男性のツイッターでの言動に注目が集まり、YouTubeチャンネルに対しても批判の声が寄せられています。
保護猫飼育のYouTuber、脱走を報告
2020年5月21日、YouTubeチャンネル「やまねこと猫」(登録者数5.1万人)にて「やまねこチャンネル最大の事件が起こってしまいました。」が公開されました。
自宅の庭に設置した猫小屋で6匹の保護猫を飼育していた男性ですが、この動画の中で
猫がみんな…脱走してしまいました
と報告。
すでに逃走した6匹すべてを連れ戻すことができたとのことですが、
これ。。発情してる
しかもただの発情じゃなく・・行為の後
原因は脱走中に野良オスに襲われて・・
と、うち1匹にトラブルがあった可能性を示唆しています。
この報告をきっかけに、保護猫の多頭飼育という男性の飼育環境について疑問の声が寄せられています。
「以前から脱走対策に関してご指摘あったようですし、ほんの少しの油断が…ですかね。」
「さすがにもうキャパオーバーしかけてるのかもしれませんね。」
「多頭飼育崩壊しないようにお願いします」(動画コメント欄)
“裏垢”が話題に
この動画と合わせて、男性が管理するツイッターの“裏垢”にも注目が集まっています。
チャンネルを運営する男性は、2019年11月に「やまネコの小言/YouTube(@NekoScolding)」というツイッターアカウントを開設。
保護猫と戯れる様子をYouTubeで公開するかたわら、ツイッターではチャンネルの運営に関する知識をビジネスライクに語っていました。
夢とか一生青春って結局都合の良い労働力を集める言葉にすぎない
お金以外の物が売りの会社や組織は100%ブラックです。
YouTubeドリームを実感してます。
4月3日時点の推定収益でサラリーマンの手取り額越えちゃった。
今までの収益がわかんないくらい伸びてます。もっと頑張る。会社辞める
昨日あげた動画がYouTube急上昇欄に載りました
ありがてぇぇぇぇぇ
これでまた爆伸びしそう
YouTube様に愛されると好循環しかない
YouTubeのアルゴリズムに愛される行動って大事
動画の公開をきっかけに、このアカウントが男性の“裏垢”だとして注目を浴びることになり、視聴者からの批判の火種ともなっています。
「この動画でめっちゃ稼ぐ気満々伝わるんだが……最低人間」
「可愛いと思ったので、見てたけど、途中からこの人本当に猫の事思ってる?と感じ不信感を持ちました。」
「重ねて思うが、発情メスとか猫の繁殖に関わるデリケートな内容に草つけてるあたりね。これは人間視点の下品な動画としか感じられなかった。
猫の尊厳踏んでたのしいですか?飼い方についてもう一度考え直して欲しいです」(動画コメント欄)
23日14時時点で、動画の低評価率は47.3%(高評価2000、低評価1800)にのぼっています。
5月18日にはチャンネル登録者数5万人を突破した「やまねこと猫」でしたが、この騒動以降4000人がチャンネル登録を解除、現在の登録者数は4.8万人となっています。
活動続ける方針
男性はその後、チャンネルのコミュニティ欄などを通じてコメントを発表。
23日に投稿した動画の中では、騒動についての謝罪も行っています。
視聴者からは批判的な声も寄せられていますが、男性は「今後も自分たちのできることを猫のためにやっていきありのままを動画としてお伝えできればと思います」と活動継続に意欲をみせています。