香港情勢が不穏な今、今回はかなりヤヴァい海外のスーパーファミコンソフトを特集!
スーパーファミコンソフトなのに、『フロッピーディスク』で発売された・・・いわゆる『裏ソフト』です。
発売元が『HappySoft』なる、これまた名称からして胡散臭さ全快です。発売当時、一般人からゲームソフトの売り込みを募集しており、日本の住所(西新宿の雑居ビル)が告知されていた程でしたが、かなりいかがわしい雰囲気満開です。ヤサは既にもぬけの殻でしょうが(現在は河合塾新宿校)、ついうっかり訪れると某国に拉致されかねない位の胡散臭さでした。
さて肝心要のゲーム内容ですが、'97年に『ブルース・リーの親戚・陳』が香港に来襲してくる(中国)大陸からの人民を抹殺する・・・というシューティングゲームです。
画面上部から、まるでボタボタと落ちてくるかの如く出てくる大量の中国人を、プレイヤーは陳を操作して撃ち倒していきます。
中国共産党員は黒塗りのセダン車で出てくるという芸の細かさもポイントですが、陳は上方向にしかショットが撃てないという「スペースインベーダー」ライクな仕様ながら、中国人民は上から横からナナメからありとあらゆる方向から登場する上、中には弾を発射してくる輩までいるので、全て撃ち倒すのは大変です・・・。
一定の数の中国人を倒すと、ナンと生首だけの巨大化した鄧小平氏が登場!当然、鄧小平氏も頑張って撃ち倒します。
ここまででも相当『キテる』ゲーム内容ですが、本作は一発死!即ゲームオーバー!コンティニューなんてモノはありません!ついでに、エンディングもありません!
中国人民に触れただけで陳は絶命してしまい、画面全体に『陳死亡』なる字幕と共に"ホンモノ"の死体の静止画が画面に出てくるという地獄仕様!多分、アメブロではNG画像だろうなぁ・・・。
BGMは♪私の好きな天安門(我愛北京天安門) の1フレーズが延々とエンドレスで流れ続けるのでウンザリしてきます。
間違っても朝日新聞とかにチクらないで欲しいのですが、残念?ながら在庫はもう無いとのこと。純粋なシューティングゲームとしても、相当な"クソ"ですがご興味の沸いた方は動画のサイトを載せますので、ご覧下さいませ。動画の閲覧程度では某国に拉致されないでしょうから・・・(多分)。
香港97ゲーム動画スーパーファミコンだけあって、ビジュアルシーンはまずまずのデキ?/(C)1995 HappySoft
ゲーム画面。背景はゲームが進めば変化していきますが、かなりグロいです。鄧小平氏が背景の面も。/(C)1995 HappySoft