滋賀が発表『ワクチン接種済みで感染した人が30人』“打てば感染しないは幻想認識”
更新:2021/06/16 10:36
6月15日、滋賀県は新型コロナウイルスのワクチンを接種していて感染した人が30人確認されたと発表し、接種後も感染対策を徹底するよう呼びかけています。
滋賀県によりますと、県内で6月14日までに新型コロナワクチンを接種した人は1回目が約15万6000人、2回目が約6万4000人となっています。
このうち30人が新型コロナウイルスに感染し、うち5人は2回目の接種後に感染したということです。県によりますと、30人は医療従事者や高齢者などで、全員がファイザー製を接種していて、中等症が10人、軽症・無症状は20人で、重症はいませんでした。
(滋賀県 三日月大造知事)
「ワクチンを打てば、1回打てば2回打てばそれでもう感染しない、何をやっても大丈夫、かのような幻想認識があるならば、それは違うという事を明確に申し上げなければならない」
滋賀県は、ワクチン接種後も感染することが想定されるとして、感染対策の徹底を呼びかけています。