「2021年現在Windows2000をアップデートする方法」

Windows2000及びWindows2000Serverは約11年ぐらい前(現在2021年5月15日)にサポートを終了してしまったOSなんですが、今でも使用している方が結構多く、黒翼猫様のカーネル拡張等を使用する場合や、互換性問題で新規インストールしないといけない場合などにどうしても必要になってきます。じゃぁ今からアップデートしようにもWindowsUpdateSHA-1のサーバーは2020年8月で閉鎖しましたし、WSUSでやろうと思っても中々難しいものがあります。なので今回はSP+メーカーを使用したほぼ完全アップデート方法を紹介します。なおこの方法を使用してアップデートする場合は自己責任でお願いします。

・必要なもの

1.Windows2000がインストールされたパソコン

2.SP4が適応されている。
SP4ダウンロード先（nazo98様)nazo2000様

3.CDドライブが使用可能な状態にあること

4.別のパソコンがネットを使えて尚且CDドライブが使用可能な状態にあること

・アップデート適応方法

1.まずWindows2000のPCとは別のPCでSP＋メーカーをダウンロード、インストールする。
SP+メーカーダウンロード先

2.SP+メーカーの自動ダウンロードを有効にする。

3.以下のサイトからアップデートリストのWindows2000Update修復版を手に入れる。
アップデートリストダウンロード先

4.ダウンロードしたアップデートリストをSP＋メーカーに読み込ませる。

5.リストの更新プログラム全てをチェックして、ISOファイルを作成、その後CDに書き込み。

6.CDを書き込んでいる間に以下のファイルを手動でダウンロードし、Windows2000PCへUSB等で移してインストール。
(これらを先に入れないと中途半端に更新プログラムがインストールされます)
・Internet Explorer 6 SP1 (黒翼猫様) ダウンロード先
・.net framework 1.1 ダウンロード先
・.net framework 1.1 LanguagePack ダウンロード先
・DirectX9 June 2008 ダウンロード先
・Data Access Components (MDAC) 2.8 SP1 ダウンロード先
・Windows Media Player 9 ダウンロード先

7.書き込んだCDをWindows2000PCで読み込ませ、SETUP.CMDを実行。

8.自動で更新され、数回再起動する。

9.全てインストールしたら成功です！

Windows2000は未だでも十分に需要があるので、出来るだけ配布された更新プログラムは入れておいたほうがいいですよね。でも一応サポートが切れたOSですので使用する際は自己責任でよろしくお願いいたします。