39歳からの婚活②
みほ(仮名)さん、39歳 からの相談
「野本さんのお話し、けっこうショックでしたが、婚活することへの抵抗が減りました。
今からでも遅いくらいなら、早速活動を開始しようと思います。
ただ、結婚相談所となると、お金も高額ですし、ハードルが高い感じがして、他に出会いのサイトやアプリではどうかなぁ?と思うのですが、どこが良いのでしょうか?」
結婚カウンセラー野本英司より
「みほさん、活動を始めることにしたのですね!
婚活へのモチベーションが上がってこられたこと、嬉しく思っています。
そして婚活の手段ですが、絶対のお勧めは結婚相談所ですが、やはり金額が気になるところですね。
そこでお試しくらいの気持ちで始める方法を、私なりにいくつかご紹介します。
① 出会いのサイトやアプリ
これはお手軽に始められる分、結婚を真剣に考えている人が少ないような印象です。
私自身、昔流行っていた出会い系サイトなどを試してみたことはありますが、メールのやりとりに時間を費やし、なかなか 会うまでには辿り着きませんでした。
それでもなんとか、数名とお逢いしたことがありますが、長くお付き合いできた人は一人も居ませんでした。
② 婚活パーティー
お手軽なのが婚活パーティーです。
例えば、エクシオさんは、
https://www.exeo-japan.co.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_content=DSA
私が婚活している以前から、長くパーティーのみを開催しているところです。
長期的に開催されていることもあり、さまざま工夫がされているようです。
他に、自治体による婚活支援もあります。
https://clip.zaigenkakuho.com/konkatsu_shien_pref/
たとえば、東京では港区が出逢いのイベントを開催しています。
屋形船に乗船できるフネ婚など、工夫のあるイベントが開催されているようです。
インターネットを検索すると婚活イベントは 様々ありますが、婚活パーティーは回転ずし のように男性が順に隣の席へ移動し、自己紹介を始めるといった形式のパーティーが主なようです。
これは気軽に始められ、直ぐに参加できて沢山の人と会話できるのが魅力です。
しかし、一人の人とお話しできるのは長くて3分、普通は1分くらいです。
これも参加したことがあるのですが、 1分で相手の何がわかるのだろうか、自分には無理だと思いました。
見た目と話し方くらいで決めるのか?
すぐに人が変わるので慣れていないと難しいですし、私はとても疲れた記憶があります。
そして、この方式は特定の人に人気が集中してしまうこともあり、参加人数に関係なくカップル成立は1~3組程度だったように思います。
初めての人と話をすることが苦ではない方、少しでも多くの方と知り合うチャンスが欲しい方には向いている活動ではないでしょうか。
③ 無料体験セミナー(趣味、自己啓発等のセミナーや展示会など)
無料セミナーへの参加は私のお勧めの一つです。
いわゆる婚活イベントではありませんが、各地で行われている無料セミナーや、大きな国際展示場で行われている様々な展示会に参加すると、自然な異性との出会いのチャンスがあります。
文化会館や各地の文化施設や企業の照会セミナーやスポーツクラブや料理やソムリエ体験、ワイン試飲、趣味の学校の初回無料セミナー。
ネットで探せば山ほどあります。
その中で特にお勧めなのが、写真のセミナー、なぜかというと男性が多数来る からです。
私もカメラが趣味でよく参加するのですが、男性が多数でありながら女性も自然に参加できる。女性にはちょうど良いバランスになることが多いセミナーだと感じています。
独身男性も結構参加していました。
これは個人的にお勧めしたいところです。
各カメラメーカーのサイトを検索すると見つけることが出来ます。カメラ量販店も開催していることがあります。
また東京でしたら、東京ビックサイト等の国際展示場で毎日のように開催されている各種 展示会も出会いの場になります。
多少なり興味のあるジャンルの展示会だったら参加し中で行われているミニセミナーに参加して、わからないことを近くの男性に質問してみてください。
きっと親切に答えてくれます。
全員とは言いませんが、男性は専門的なことや知識を話すのは大好きですから。
こういった所なら、自然な出会いが期待できそうです。
以上の3つは、身元が判明していないところですので、ご自身で注意深く相手を知る必要があります。
婚活にお金はかけられない、という方はお試しのつもりで初めてみて様子を見られてはいかがでしょうか?
また、探偵会社では「結婚前調査」というのがありますので、婚約したけれど何かどこか不安がる。
そんな時は、やはりお金はかかりますが調査依頼してみるのも安心材料になると思います。
④ 企業運営系結婚相談所
最後に、金額は気になりますがやはりお勧めなのが、結婚相談所です。
結婚相談所も様々ありますので、いくつかご紹介します。
企業運営系結婚相談所
三菱系の結婚相談所が、ダイヤモンドファミリークラブさん
三菱が付く会社はもちろん、他にも関連企業100社近くが加盟しています。
私はここに入会し、結婚に至りました。
主宰者である国広は、大手結婚相談所のN社さんで活動をしました。
私が登録していた企業運営系相談所の特徴・メリットは、
その1、安いこと(だいたい5~8万円/2年間)
その2、ほぼ大手に務めている正社員しか登録していないので安心できる。
この二点が大きかったのです。
しかし登録するには自分自身が運営企業の関連会社に所属しているか、務めている人からの紹介が必要です。でも、かなりの数の会社が所属しているので、どこかに知り合いを探して登録されてはいかがかと思います。
他にも、三井グループ結婚相談所さん
ここは登録している方の平均年齢が30代と、比較的年齢が低いようです。
芙蓉ファミリークラブさん
ここも大手の会社が出資して運営している ようです。
調べれば他にもたくさんあります。
その他、大手結婚相談所だけでなく、IBJさんのような個人が運営する結婚相談所を束ねているところもあります。
ここも登録している会員数が多いようです。
そして、相談所でもパーティーは開催していますので、積極的に参加されると条件に左右されすぎずに良いと思います。
以上4つの方法を紹介させていただきましたが、今までの生活パターンを変えていき行動することが大切だと思いますが、いかがでしょうか。」
2018年8月20日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」講師 野本英司
39歳からの婚活①
みほ(仮名)さん、39歳 女性からの相談です。
「仕事に一生懸命で気がついたらこの歳になってました。
平日は、遅くまで残業でコンビニに寄って帰るくらい。
休日は、スポーツジムで汗を流し、同じ独身の女友達と流行のレストランに行ったり。
予定のない日は、好きな料理を作り、録画した映画やドラマを観て過ごしています。
結婚はしたいと思っているけれど、なかなか自然な出会いがない。
これまで付き合った男性とは、結婚まで行きつかなかった。。。
友だちに言わせると、好きになるタイプがダメ男らしい。
弟家族を見ていると子育てで苦労しているようだけれど、やっぱり子どもも欲しいと思う。
いい人が居れば結婚したいと思うけれど、会社の同僚やたまに飲みに行く仲の良い職場の男性も、仕事の話や世間話のみで結婚を意識する相手でもない。
若い時は、普通に恋愛し、良い人に出会い、自然と結婚できるものと思っていて、結婚に対してそれ程難しい物とは考えてもいなかった。
やはり、婚活しないとダメなんでしょうか?」
婚活カウンセラーの野本英司です。
今まで結婚について、自然にできるものと思っていたことで、真剣に考えたことがなかったのかな?と思います。
少し、ご一緒に考えてみましょうか。
まずは、家族を持つということについて、どんなイメージができますか?
現代は結婚しなくても、家族が居なくても、それなりに楽しい生活が送れる・・・。
いやいや結婚していないからこそ、お金や時間は自由に使えるし、好きな時に好きなことができる。
海外旅行や食べ歩きや楽しいことが沢山。
もしこれから婚活を始めるのなら、将来どう生きて行きたいのか?
また結婚に何を求めるのか?結婚で何が失われるのか?
今一度良く考えてから始めるのが、これから幸せな人生を築く一番の近道になると思いますが、みほさんはどう考えますか?
また、結婚したら相手に何をしてあげられるのか?
何はしてあげられないのか?
アラフォーからの婚活で、相手に多くのことは望めなくなるかもしれません。
また、望みたいなら自分もそれだけの与えられるものがなくてはならない。。。
そんなことを考えたことがありますか?
だから相手に求める一番のことは何か?
そこをしっかり頭でだけでなく心で理解してから初めていくのが良いでしょう。
と。。。ここまで強く言うと引いてしまうかもしれませんね(汗)。
しかし、これからはそれだけの覚悟が必要なのが現実です。
そうは言っても自分でやって体験してみないとわからないですよね。
40歳を過ぎてからの未婚女性が結婚できる確率は、実に1%程度とも言われています。
しかし、真剣に婚活を行っている場合は、23.5%に上昇するそうです。
4人に一人ですがこれを多いと捉えるか?
こんなものかと捉えるか?
交際してから結婚までに月日がかかりますから、すぐにでも婚活を始めた方がいいと思います。
悩むより行動です!
焦っても上手くはいきませんが、年齢を重ねれば重ねるほど婚活は難しくなります。
悩みや抵抗感を一つずつ解決しながら、行動を起こしていきましょう。
次回のブログでは、みほさんに婚活を始める上でまず初めにするとよい方法をお話したいと思います。
2018年7月23日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」講師 野本英司
幸せになる心と体のカップルコミュニケーション
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」第4回は「幸せになる心と体のカップルコミュニケーション」というテーマで開催しました。
本講座ではこれまで3回にわたって、男性脳と女性脳の違いからくるすれ違いのパターンと、それを改善するアサーションについて学んできました。今回は少し視点を変えて、結婚前のカップルにありがちな性の悩みとその対処法をテーマに、よくある事例を取り上げて皆で話し合いました。
セクシュアリティのカウンセリングをしていてよく聞くのが「結婚したら何とかなると思ってたんですが・・・」という言葉です。しかし交際中に抱えた不安や不満が結婚後にいきなり解消するということはまずありません。今のうちに、相手を傷つけない伝え方を工夫しながら一緒に取り組んでいく姿勢が大切だと思います。
今回、一般の心理講座では聞き慣れないセクシュアリティに関する用語にとまどった受講生もいたかもしれませんが、みな熱心にメモを取りながら話し合ってくださいました。
今回用意した事例は、「セックスを上手に断りたい」「性交痛がある」「彼がヘタなので改善してほしいが言いにくい」「男性機能に問題がある」「匂いが気になる」というものです。実際にこういったことで悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし初対面の男女間では話しにくいテーマでもあるので、受講生は男女に分かれて話し合っていただき、その後に全体共有をしました。
するとそこでも男女の違いがくっきりと現れてきました。
女性が「したくない時はきちんと断ればいい。でも思いやりのある伝え方になるよう心掛けることは大事」「今度の土曜日に、というように代替案を伝えればいい」という意見を出したところ、男性陣からは「でも男性の場合、今この時!という衝動がある。欲求不満が溜まると他の女性が魅力的に見えてきたり、風俗等を利用してしまうことがあるかもしれない」「最後までしないでもいいから欲求の解消を手伝ってほしい」という反論が出ました。そこまでの衝動性は女性にはなかなかわからないことなので女性一同、「へえ~!そんなものなんですね」と驚き、やはり相手の本音を知ることは大切だとつくづく感じました。
基本的に、体の悩みの場合は、まず原因を探り、受診や服薬などで解決できるものか確かめること、改善するためのトレーニングをすること、そしてパートナーに協力してもらうことが必要です。アサーションを使えばパートナーを傷つけずに上手に自分の意思を伝えることができるでしょう。
体と心はつながっています。「スキンシップ」と「言葉」の両輪によるコミュニケーション、両方を意識してパートナーと向き合っていくことを心掛けていただきたいと思っています。
今後もこの講座では体の悩みや妊活などセクシュアリティに関わるテーマを取り上げていきます。今回参加できなかった方もぜひ次の機会にお越しくださるようお待ちしております。
5月にも婚活支援講座を開催の予定です。ふるってご参加ください。
2018年4月23日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」講師 潮田
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」~相手の心をゲットする!何れにしてもコミュニケーション~
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」では毎月婚活にまつわるセミナーを開催しています。
3回シリーズ「相手の心をゲットする」の最終回は、「何れにしてもコミュニケーション」というテーマでした。
シリーズ初回は、なぜ男女の気持ちはすれ違うのか、その原因は男性脳と女性脳脳の違いにあるので、それを踏まえたコミュニケーションスキルを身につける必要があることを学びました。
そして2回目は、受容的なリスニング方法と、アサーションを使った会話術を理解した上で、グループになって失敗事例をアサーティブな会話に修正するワークを行いました。
そして最終回は、年度末の残業で不参加となった受講生もあり少人数となりましたが、皆で向かい合ってのグループワーク形式で和気あいあいと意見を出し合いました。
「今日は何食べる?」から始まりケンカになった事例を取り上げ、どう返答したら自分の気持ちを押し殺すことなく、かつ相手を怒らせずに円滑な会話になるのか、前回習ったアサーションを使って検討しました。
しかし…「自分だったらどうする?」という話になると、
「夫が洗濯物を取り込んでいなかったから、わざと嫌味を言ってやった」「メールしたよね~?と問いつめた」と口々に溢れ出て、なかなか実行できていない現実も。言うは易し、行うは難し。
仲間に入っていた講師陣やカウンセラーも反省しきりでした。
それでも、ちょっとしたコツを知っているのと知らないのとでは大違い。
カチンと来た時は相手を追い込まず、してほしいことをきちんと伝えることが大切です。
改めて、これからはアサーションでコミュニケーションを取っていこう!と誓い合いました。
また、今回は受講生が婚活体験談を披露してくださり、貴重なお話が聞けました。結婚相談所を利用したのだが、決まる時は直感でトントン拍子に決まるということで、パートナーとの出会いはやはりご縁なんだなあと思いました。
さて次回は、「心と体のコミュニケーション」というテーマで、結婚前に気をつけておきたいパートナー選びのポイントなどについてお伝えする予定です。
皆様のご参加をお待ちしています。
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」講師 潮田
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」~相手が何を求めているか~
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」
第2回セミナー「相手の心をゲットする~相手が何を求めているか~」を2月9日に開催しました。
結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』 主宰講師 国広多美
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」~相手の心をゲットする!男性脳と女性脳~
2018年1月より新開講の婚活セミナー。
初回は「相手の心をゲットする! 男性脳と女性脳」というテーマで、長年家族やカップル間の問題に取り組んできたカウンセラーの村上章子が講師を務めました。
当日は定員を超える13名の受講生にご参加いただきました。
お一人での参加の方もいて、最初はちょっと心細そうな様子・・・
でも講座が始まり自己紹介で受講動機を開示しあった頃から、自然と空気がほぐれてきました。
男性と女性は脳の使い方が違うとよく言われますが、ではどのように違うのか?
例えばそれはプレゼントをする場面で表れます。
合理的で結果を求める男性は、相手が欲しがっている物を最初に確認してから買えば喜ばれると思っています。
しかし女性はプレゼントそのものより、相手は何を考えながらそれを選んでくれたのか、買うまでの過程を重視します。
「私をイメージしてそれを選んでくれたのね」と思いたいのです。
夫自らが工夫して選んでくれたのならどんな物でも嬉しいのに、と思う女性は素直に夫のプレゼントを喜べずケンカになってしまう・・・
そんなすれ違いが、村上が過去に相談にあたった事例や、村上自身の新婚当時のエピソードを通して語られました。
特に村上の経験談は、まるでその情景が浮かぶようなリアルさで、一同思わず引き込まれてしまいました。
「男女の脳の違いはご自身にも当てはまると思いますか?」と各受講生に質問をした時には、
「確かに私も女性脳・・・」とか、「私はけっこう男性脳かも」など、様々な意見が飛び交いました。
今回の受講生はお仕事を持たれている方が多かったせいか、男性脳的思考をしている女性の割合が高かったようです。
ブレイクタイムにはお茶とお菓子で受講生同士の会話も弾み、後半には積極的な質問も出ました。
「ワガママなことばかり言うクライエントに、先生はどう対応しているんですか?」という質問には、
「Aさんはそういう気持ちがあったのね」といったんは受けとめ、
「ご主人は以前と較べて涙ぐましい努力をしてるな、と思う私がいるんですよ」
と伝えるとクライアントの胸にストンと落ちてもらえるということで、私も聞いていてとても参考になりました。
皆で熱く意見を出し合っていたら2時間はあっという間。
もっと聞きたい気がしましたが、続きは第2回目のお楽しみです。
次回のセミナーでは「相手が何を求めているのか」を知るコツがつかめるようになります。
男女の考え方に違いがあるのは仕方のないこと。
でも諦めたり我慢したりせずに、お互いをよりよく知ることができるコミュニケーション方法があるのです。
3回シリーズの本講座でそれをぜひとも身につけていただきたいと思います!
結婚活動支援講座「好きな人と暮らす」講師 潮田
結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』への想い
30才になったら結婚しよう!
そう心に決めてで交際を進めて婚約したことが2回ありました。でも、結婚の準備を進めていくうちに不安になり婚約を解消してしまいました。
他に好きになって交際する人ができても、「この人との結婚生活は無理だな!」という気持ちが少しずつ強くなっていき、結婚までたどり着きません。わたしが好きになる人は、どこか信用に足らない人ばかりでうまくいかなかったのです。
結婚って、こんなに難しいことだった?
そんな訳のわからない何かに悶々とするなか、30代半ばでカウンセラーに転職をしました。
天職だと思い仕事に夢中になっていましたが、今思うと、結婚相手を探す自信を失っていることを仕事でゴマかしていたようにも思います。
カウンセラーとして、ようやく一人前になれたと思った頃には40歳になっていました。
そこでようやく、自分の幸せを一番に考えられるようになり、婚活をはじめたもののなかなかうまくいかず、イヤイヤながら勇気を出して結婚相談所に登録に行った時にはもう43歳になっていました。
「まだ、子どもは産めるかもしれない。」そんな漠然とした期待と、たくさんの人に出会えるだろうという大きな期待を持って、大金を投げ出して登録し、本格的に活動を始めました。
結婚相談所で婚活することが最後の手段と思っていた私にとって、婚活の大きな落とし穴に気付いたのは登録期間が終了するころで、取り戻しができないタイミングでした。
婚活には、人が気づきにくい大きな落とし穴があります。それが、結婚相談所の成婚率が低い理由だと判りました。
婚活を就活と同じような感覚で行っていると傷つき体験が増えるだけで、結果が伴わなくなってしまいます。
(この内容は講座でお話ししたいと思っています。ぜひ参加してください)
カウンセラーには教育分析といって、自身の成育史と向き合って改善していくスキルアップがあります。
その教育を受けるなかで、親子関係やトラウマに焦点をあてて探っていったことで結婚への不安が高かったり、信用しにくい男性を好きになる原因も理解できていきました。
そして40代後半の時に、心から信頼できる誠実な男性とめぐり合い結婚することができたのです。
カウンセラーとして学び続けてきた中で自分自身の理解が深まったことで、異性の見方、結婚への考え方に変化したことがこの結果につながったように思います。
私の20年間のカウンセラーの職歴は、男性のカウンセリングが中心でした。多くの男性のカウンセリングを経験させていただいたことで、男性心理の理解が深まりました。
他にも、離婚を経験された方のご相談から再婚する前にしておくと良い心の整理の仕方。良い出会い方をする方法、配偶者の不倫に悩むご相談もあり、共に解決の道を探らせていただきました。
このような経験を、結婚に対し不安がある方や既婚者の結婚生活の不安解消のお役に立てたい。いつしかその思いが私の中で大きく膨らんでいきました。
この気持ちを折に触れて話すうちに、徐々に同じ気持ちを持つカウンセラーが集まり、何度も何度も話し合い講座の形を作ってきました。
私の婚活経験の中で得た経験と知識、カウンセラーの仕事を通して理解してきたこと、この内容を講座という形でみなさんにお伝えし、結婚に対し不安がある方や既婚者の結婚生活の不安解消のお役に立ちたいと心から願い結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』を開始します。
結婚活動支援講座『好きな人と暮らす』 主宰講師 国広多美