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部屋の内覧に訪れた女性に対する強制わいせつ事件で、不動産仲介会社の元社員の男が起訴されました。

強制わいせつの罪で起訴されたのは、不動産仲介会社エイブルの元社員、宮崎有情被告（４２）です。

起訴状などによりますと、宮崎被告は社員だった２０２１年４月、福岡市博多区のマンションの一室で、内覧に訪れていた女性（当時２６）に無理やりわいせつな行為をしたとされています。

検察は宮崎被告の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと「わいせつ目的で触っていない」などと否認しているということです。

事件後、会社では内覧の際は社員がともに入室するのを控えるほか、一人で来店した女性客には女性社員が案内できる体制に見直すことを明らかにしています。

宮崎被告は５月２７日付けで懲戒処分を受け、退職しています。