キム・ハクボム監督率いるサッカーの五輪韓国代表チームが最終エントリー発表を控えて行った最後の「模擬試験」で勝利したが、試合内容も結果も物足りなさが残った。
韓国五輪代表チームは15日、ガーナと行った親善試合第2戦(済州ワールドカップ・スタジアム)に2-1で勝った。ガーナは20歳前後の有望選手からなるチームで、今月初めに日本の五輪代表チームに0-6で負けた。日本がこの時、年齢制限がない「ワイルドカード」の3人も含む「完全体チーム」だったことを考慮しても、韓国と対戦ガーナは選手構成や競技力を見た時、1段階下のチームと評された。韓国五輪代表チームはそのガーナを相手にした今月12日の第1戦(3-1で勝利)でも、激しいファウルで1人退場という状況になって1ゴールを許したが、この日も失点してディフェンスで不安な面を見せた。攻撃の過程では互いにかみ合わず、パスミスが多かった上、選手たちの体も重かった。
■最終エントリー、30日に発表予定
キム・ハクボム監督は「招集後、15日間の筋力トレーニングをたくさんして選手たちの体が重かった。困難な状況でも試合でうまくやらなければ五輪本選で良い成績を出せないと考えた」「第1戦・第2戦とも失点した点は直さなければならない部分だ」と語った。韓国代表選手のイ・ガンインは「競技力も結果も思ったほど良くなかった。残りの期間でうまく準備して息ぴったりになれば、五輪で良い成績を残すことができるだろう」と語った。