ユニゾンライブ株式会社
・「VTuber」黎明期の2018年から活動し、クリエイターネットワークを構築
・「Vライバー」事業を通して「IP=知財」を作る
・成長市場への集中展開!32兆円の中国KOLインフルエンサー ※市場
・『YouTube』チャンネル「ウタゴエ放送部プロジェクト」登録者数6万5千人
・中国の動画配信サービス『bilibili動画』(月間利用者数1.7億人)と直接公式ライバー契約を締結し、3ヶ月で1万人の登録者を獲得
・IPを「NFTアート」化、最先端のコンテンツ市場を作る
・狙うは世界一のIPホルダー企業!
※「Key Opinion Leader(キーオピオニオンリーダー)」の略で、特に中国の消費者の購買意志決定の際に強い影響力を持つインフルエンサーを指します。
私たちは、キャラクターをファンの皆様と共に大きな存在に育てられる「Vライバー」事業を軸に、キャラクター、IP(コンテンツ・知財)をお届けして参ります。
「Vライバー」とはリアルタイムに視聴者とコミュニケーションをとるバーチャルな存在。今、国内外で非常に人気が高まっており、オリジナル楽曲の歌唱やゲーム実況など、提供コンテンツのバリエーションも増えてきています。
IPとは人間が創造的活動により生み出した知的財産を指します。自社で開発したキャラクターやストーリー、楽曲などの作品は全てIPの対象となります。
そしていま、IPビジネスは参入に必要なイニシャルコストが高騰の一途を辿っています。人気スマホゲームやアニメ等では最初に数億円から数百億円を投資し、数年かけて大きな勝負をしなければ勝てない状況です。一方で、失敗すればわずか数ヶ月の命で終わるタイトルも珍しくありません。しかしこれでは出資者もクリエイターも大きく疲弊してしまいます。
私たちは「Vライバー」の活動を通して、既存のIPビジネスに変革を起こします。そしてたくさんのクリエイターにより多くの機会を提供し、持続可能な活動環境を作り出します。
スマホゲームやアニメ等を通した既存のIP育成に必要なイニシャルコストは、少なくとも数億円、多ければ数百億円を要します。当社もこれまでは、数千万円をかけて開発した3DCG「VTuber」で活動をスタートしておりました。オンラインライブ活動で求められる高度なアニメーション表現のためには、このようなハイエンドな開発がとても重要となるためです。
しかし昨今は低コスト(製作費約40万円〜)の「2DCG(イラスト)」を用いた「Live2D方式」と呼ばれる「Vライバー」からスタートして、人気の出たキャラクターを購入型クラウドファンディングでの支援を元に3DCG化するのが主流になっています。ファンの皆様と「Vライバー」運営企業が協力してプロジェクトを成功させる過程そのものが、参加体験型のエンターテイメントとして人気を集めているのです。当社でも今回の調達後は「Live2D」でのスタートを計画。低コストで小さく始めて大きく育てる、ローリスク・ハイリターンのIP育成を目指します。
コロナ禍ではアニメーション業界でも制作中止が相次ぎ、制作会社や声優の皆さんにも大きな影響が及びました。一方で、自宅配信が可能で巣ごもり消費にも適している「Vライバー」は、コロナ禍の時代を追い風にする事業です。既存の業界で仕事が減ってしまったクリエイターも活躍できる可能性が大いにあり、私たちはそうした方たちの力になりたいと考えています。
現場に利益を還元し、クリエイターが活動を持続できる社会を作りたい
昨今ニュースにも取り上げられる、アニメ業界を中心にした現場の疲弊と困窮。
利益が現場に還元されず、クリエイターが生活を犠牲にする中で作り出される作品は、彼らの善意を搾取して成り立っているとも言えます。私たちは「Vライバー」をIPコンテンツ化するノウハウを利用して、この問題を解決したいのです。クリエイターに十分なインセンティブを還元し、経済的な理由で活動を断念する人のいない社会の実現を目指します。これから先の10年、100年と日本のクリエイターがより一層活躍出来る環境を作っていきます。
「Vライバー」をIP化し、アニメやグッズ、音楽配信などの様々な市場に展開していきます。
実際に当社の「ウタゴエ放送部」のCD制作プロジェクトでも、購入型クラウドファンディングを通して388万円を超えるご支援を賜りました。ストレッチゴールもクリアし、2021年5月8日にはオンラインライブを開催するなど、着実に展開市場を広げています。
購入型クラウドファンディング事例:
https://camp-fire.jp/projects/view/214776
当社所属の「Vライバー」をご紹介します。音羽ララ、春歌みこと、三拍ユッコの3人のバーチャルシンガーから成る『ウタゴエ放送部』。通称『ウタ部』は、動画配信サービス『YouTube』や『bilibili動画』などで双方向性のある生配信を中心に活動をしています。コンテンツとして人気なのはゲーム実況や歌唱の生配信。そのほか配信ライブイベントへの出演、オリジナルソングのCD・配信リリース、グッズ販売、ファンクラブの運営など、コロナ禍の状態であっても幅広く活動しています。2021年5月20日には、待望のファーストアルバムをリリースしました。
今後『AKB48』さんのように、グループ活動の強みを活かした運営を展開していきます。すでにファンベースを持っている先輩ライバーと同じ場所で新人ライバーを活動させ、新人ライバーのスキルアップとファン獲得を早めるのです。当社の『ウタゴエ放送部』も徐々にメンバーが増えて現在3人の活動が好評。キャラクター同士の交流が見られることも人気です。当社では、今後2025年までに120人(6組)のライバーグループを育成し、各グループ全体を応援 =「箱推し」して頂ける環境づくりに取り組みます。
ここで課題になるのはクリエイター人材採用の難しさですが、当社にはこれまで累計2,000人のオーディション参加者と対話してきた実績があります。応募が多い理由は、一流のクリエイティブディレクターやイラストレーター、確かな技術力が揃っているため。何より「VTuber」黎明期から3年近く運営を継続してきた実績が、応募者からの信頼を獲得しています。
2021年3月11日、アートオークションで『ビープル(Beeple)』と呼ばれるアーティストのデジタルアート作品が約75億円で落札されました。この出来事をきっかけに国内外に専用のプラットフォーム(販売所)が次々にオープンしています。
ブロックチェーン技術を活用し、デジタルデータの非代替性を実現するNFT。この技術を使えば複製が容易なデジタルデータにも所有権を付加することができます。これにより、デジタルアートの価値が急速に高まっているのです。
日本には、ゲーム、アニメ、マンガ、イラスト、ライトノベル、アニソンなど、強力なIPが存在します。これらをNFT化し流通させれば、「NFTアート」市場は近い将来、日本のPOPカルチャーの評価を飛躍的に高める場になります。
IPをより多く生み出すための方法として「Vライバー」は最適解です。具体的には、自社所属の「Vライバー」の音楽、動画、イラスト、CG、世界観などのIPコンテンツをNFTプラットフォームにパブリッシングします。
また、自社の活動で得たノウハウで様々なクリエイターの「NFTアート」活動も支援します。私たちは常にクリエイターサイドに主軸を置き、拡大するNFTアート市場における活躍を支援します。
中国市場を皮切りにグローバルに展開
月間ユーザー数1.7億人を誇る中国の動画配信サービス『bilibili動画』での活動も強化していきます。
すでに『bilibili動画』運営会社様から日本での活躍が認められ、公式ライバーに認定されています。1日8時間の放送で、初動29万円の売上を記録するなど、順調に収益化しています。動画の中国語翻訳は「翻訳組・字幕組」と呼ばれるファンの皆様が作成を担当。中国でも着実に愛される存在に育っています。
私たちのビジネスをシンプルに表現すると「ネットの人気者」を育て収益化の柱とします。「Vライバー」120名を「◯期生」のグループ単位で育成し、配信。グループでの人気を高め、ライブ配信以外の活動に横展開していきます。そして、キャラクターのIP(知財)を活用した周辺ビジネスで収益力を高めます。
具体的には、下記の展開を基本として「IPホルダー」ビジネスを展開してまいります。
・ギフティング、スーパーチャット
いわゆるVライバーへの「投げ銭」による収益で、ファンの皆様の増加に伴い収益力が増すモデルです。
・ファンクラブ
各ライバーのファンクラブをネット上で運営して収益化します。長期的な視野で応援して頂ける環境づくりを主眼とし、ファンの皆様とライバーが強い絆を結び、共に歩んでいく土壌を育てます。
・音楽CD/配信
オリジナルソングを作成し、CDや音楽配信で収益化します。配信により世界規模での視聴が期待でき、ここから大ヒットナンバーを生む環境を作ります。
・ライブイベント(オンラインイベント・VRイベント)
コロナ禍においてもオンライン・VRによる配信で、ファンの皆様には支障なくイベントにご参加頂けます。
・「NFTアート」の販売
「Vライバー」のデジタルコンテンツ(CG、イラスト、音楽、動画など)を「NFTアート」として販売します。『ウタゴエ放送部』は、日本のNFTマーケットプレイス『nanakusa』様の公認クリプトアーティストにも認定されております。
日本国内はもとより、海外、特に拡大成長を続けている中国の動画配信市場へ積極的に展開して参ります。
当社は中国の若い世代に支持を得ている動画配信サイト『bilibili動画』様(月間利用者数は1.7億人を突破)と直接契約を締結。日本国内では数少ない『bilibili動画』公式「Vライバー」として優位性を持って活動しており、すでに開始3ヶ月で登録者数1万人を獲得しています。
2021年には、中国におけるライブコマース市場は32兆円市場になると予測されています。
現にライブコマースサイト「淘宝(タオバオ)」では、日本の人気バーチャルアーティストの配信を1日に300万人が視聴し、30億円を売り上げました。当社でも、この大きな可能性を秘めた市場に自社「Vライバー」を出演させていきます。
NFTの売上をモニターしている機関「Nonfungible.com」によると、その市場規模は2018年の約4,000万ドルから3億ドル以上に。当社では急成長する「NFTアート」市場にIPコンテンツをパブリッシングし、販売して参ります。暗号通貨の成長により「NFTアート」市場への投資家の資金流入は高まり、一層「NFTアート」の価値も向上していくと予測されます。
2026年3月期には、売上42億円、税引後利益8.7億円でのIPOを目指します。
これまで当社は2018年から「Vライバー」の前身となるVTuber事業を展開。特にハイクオリティの3DCGを追求し、少数精鋭で最先端の技術開拓を行って参りました。このノウハウ、技術基盤は強力で、ライブイベントの出演依頼も多く頂いております。
今回の資金調達では事業の方向性をピボットし、「Vライバー」チームの運営をして参ります。
動画配信サイトのファン数(登録者数)をKPIに定め「Vライバー」チームを運営します。具体的には先輩と新人「Vライバー」でコラボ配信(例:ウタゴエ放送部)し、既存のファン層に訴求。新人も含めてファン数を底上げしていきます。新人「Vライバー」はデビューのタイミングで先輩のファンベースから新規ファンを獲得できる仕組みです。こうした活動を通して、各グループ全体を応援する「箱推し」ファンを増やし、ギフティング金額、月額制ファンクラブへの新規登録を獲得。売上増加に繋げていく狙いです。毎年新人「Vライバー」をデビューさせ、2025年までに合計6組・約120人規模のグループを形成します。
視聴者各々の好みに合ったキャラクターと出会えるように、多彩な個性を持つ「Vライバー」でグループを構成。万人にウケる人気者だけではなく個性の強い中堅や新人など、次世代を担う人材もしっかりと強化することでグループ全体の活性化、継続性を向上させます。
人気の出た「Vライバー」は前述の高度なCG技術基盤を用いて、3DCG化を行い、ハイエンドなライブイベントにもすぐに出演可能です。「Vライバー」と「VTuber」技術を融合して差別化を図ります。
2021年3月現在、『ウタゴエ放送部』は高倍率の審査を通過し、国内のNFTマーケットプレイス『nanakusa』様の公認クリプトアーティストにも認定されております。当社では今後キャラクターの歌唱3DVRアートやミュージッククリップなどを展開予定で、数十万から数億円の単価を見込んでいます。日本国内のVRアーティストの作品が1,300万円で落札されたことから、最大で数千万円から数億円規模の作品落札の可能性もあります。
ソーシャルゲームビジネス、スマホゲームビジネスにおける「IPの歴史」を改めて見ても、自社オリジナルのIPを持つ会社が一番強い存在です。借り物のIPでは版権利用料が高く、利益率は大きく下がってしまいます。私たちは自社で権利を有する、オリジナルIPを作ることに注力していきます。映像配信大手のNetflixはオリジナル作品を継続的に作っています。そうした事例からも、企業がオリジナルIPを制作する重要さはお分かり頂けるかと存じます。
数値計画の詳細につきましては、こちらの書面をご覧ください。
新株発行概要書代表取締役社長
宮脇 元康
日本電子専門学校CG映像科、和光大学表現学部出身。学生時代より「いだてん〜東京オリムピック噺〜」等で著名なVFXプロデューサー結城 崇史氏に師事。株式会社光吉研究所にて3DCGIデザイナーとしてインターン後、映像制作者として芳文社刊KRコミックス「けいおん!」TVCM等、300作品のPV制作に携わる。新海誠監督著「DVDBOOKほしのこえ」へ巻頭記事を寄稿。2018年5月ユニゾンライブ株式会社設立。
サウンドディレクター
及川康平
フリーランス作曲家を経て、当社音楽監督就任。アーティストへの楽曲提供、スマートフォンゲーム『アイドルコネクトASTERISKLIVE』では音楽監督を務める。『ウタゴエ放送部』では、作詞作曲・サウンドディレクション全般を担当。
キャラクター設定
葉巡明治(本名・畑俊行)
小説家・クリエイティブディレクター。2011年 集英社より『嘘つき天使は死にました!』で作家デビュー。 同作のメディアミックス等を経て、スマートフォンゲーム『アイドルコネクト』クリエイティブディレクターをはじめ、数十作品にシナリオディレクターとして関わる。シナリオ制作会社Re,AER代表。
「ウタゴエ放送部♪」キャクターデザイン担当
フライ
イラストレーター・漫画家。累計発行部数120万部を記録するライトノベル・ガガガ文庫『弱キャラ友崎くん』イラストやREXコミックス『今日、小柴葵に会えたら。』、TVアニメ『色づく世界の明日から』のキャラクター原案などを手掛ける。
実績タイトル
2019.2.15 会える! 話せる! VTuberおしゃべりフェス on バレンタイン出演
2019.4.28 会える! 話せる! VTuberおしゃべりフェス in 超会議出演
2019.6.16 Re:AcT Presents音楽バラエティ番組「Re:ArizM」出演
2019.8.9~8.12 コミケ96 “upd8 & collaboration!”参加
2019.8.11 音楽的特異点 リアルライブ出演
2019.9.14~9.22 VTuber Land 2019参加
2020.2.22 「まりなすSHOWSTAGE 2ndSeason」ゲスト・VR/ARライブ出演
2020.2.26 cluster ウタゴエ放送部の放課後ONAIR VRイベント開催
2020.7.12 オンライン版わくわく!VTuberひろば すぺしゃる♪「わんおんわんオンライン」
2020.10.11 ライブイベント「VUCCANEER」 出演
2020.10.18 わくわく!VTuberひろばおんらいんVol.2出演(音羽ララ)
2020.10.24 わくわく!VTuberひろばおんらいんVol.2(春歌みこと、三拍ユッコ)
2020.11.7 Vtu”Bar"Vol.20 DAY1
2020.11.28 わくわく!VTuberひろば おんらいん Vol.3(音羽ララ)
2020.12.12 わくわく!VTuberひろば おんらいん Vol.4(春歌みこと)
2020.12.13 わくわく!VTuberひろば おんらいん Vol.4(三拍ユッコ)
2020.12.26 第3回V紅白出場
2021.4.18 TUBEOUT! vol.7出演
2021.5.08 ウタゴエ放送部♪1stライブ「ラ・ミューズメント!」主催・主演
投資するにあたっては必ず「契約締結前交付書面」をご確認ください。また株式投資型クラウドファンディングに関する一般的なリスク・留意点については「重要事項説明書」をご確認ください。
当該株式へのお申し込みは、株主間契約の締結が前提となります。 株主間契約についてはこちらをご確認ください。
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