Office 365 solo
「クラウドの衝撃」(城田真琴著)を再読したのだが、2009年出版のわりには内容が古くない。今からこの本を読んでも新鮮味はないので必読書ではないが、きちんと書かれている良書である。中央に鎮座する巨大なメインフレームに睥睨されながら味気ないダム端末で打ち込んでいた時代から、パソコンの時代に移り、そこから、何かしらメインフレーム時代への回帰のようにしてクラウドの時代が到来した。われわれはスマホやタブレットからデータセンターに問いかけ答えを返して貰っている。
クラウドコンピューティングについて語るのはわたしの手に余るので、ここではオンラインストレージとしてのクラウドの話だけにしよう。
わたしが契約しているOffice 365 soloについて書こうと思う。
マイクロソフトオフィスはいろいろあって分かりづらい。
Microsoft Office Professional
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Home and Business
これらはいわゆる永続版だが、要するにアップデートされないので寿命はある。
あと、プリインストール版(Premium)とパッケージ版の違いがあるが面倒なので説明を省く。
さて、Microsoft Office 365 Soloだが、これは一年ごとの契約である。
だいたい年額一万二千円である。
素晴らしいのは、OneDriveが1TB付いてくることである。
わたしはほぼこれのために課金している。
おまけとして、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Accessの最新版が常に提供される。
2台のWindows PCまたはMacと2台のタブレット(iPad、Android、Windows)、2台のスマートフォン、合計6台で利用可能である。これについてはルールが変化したかもしれないが、どちらにせよ、余程のことがない限り手持ちの端末すべてで使える。
クラウドは、要するに自分でハードを買うのではなく、回線の費用を負担するということであるから夢物語ではない。
回線に依存するのだから、通信環境次第では同期がうまくいかなかったりする。
速い回線を使っていても、みなさんWi-Fiを使っているご時世だから、都会はWi-Fiの電波で溢れかえっており、おとなりさんの電波と干渉してうまく繋がらないことがある。
先日、そういう回線の問題で同期がうまくいかないことがあり、端末のフォルダの同期を解除したら、なぜか、そのフォルダが根本的に消えてしまうという出来事があった。当然ながら、他の端末にも同期されて、鈴なりのように虚無の世界が広がった。
幸いながら、こういう削除を行っても、OneDriveのサーバーのゴミ箱にデータが移動する仕組みなので、ゴミ箱から復帰させただけで済んだ。
とはいえ、同期の不具合の怖さを体験したわけで、ゴミ箱というセーフティーネットがあるとしても、やはり懸念を絶無にすることはできない。
であるから、オンラインストレージこそが至高というわけではないし、たとえばサイズが大きい動画を保存するのであれば、外付けハードディスクかMicroSDの方が適しているかもしれない。
あと、WordやExcelが衰退する可能性についてであるが、SNSで繋がってない相手にはメールという貧弱なサービスを使わねばならず、PDFの扱いづらさ、もしくはファイルサイズが大きいものをメールに添付出来ないという問題があり、他人に見せるためにはプリントアウトするしかないこともある。
クラウドコンピューティングについて語るのはわたしの手に余るので、ここではオンラインストレージとしてのクラウドの話だけにしよう。
わたしが契約しているOffice 365 soloについて書こうと思う。
マイクロソフトオフィスはいろいろあって分かりづらい。
Microsoft Office Professional
Microsoft Office Personal
Microsoft Office Home and Business
これらはいわゆる永続版だが、要するにアップデートされないので寿命はある。
あと、プリインストール版(Premium)とパッケージ版の違いがあるが面倒なので説明を省く。
さて、Microsoft Office 365 Soloだが、これは一年ごとの契約である。
だいたい年額一万二千円である。
素晴らしいのは、OneDriveが1TB付いてくることである。
わたしはほぼこれのために課金している。
おまけとして、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Accessの最新版が常に提供される。
2台のWindows PCまたはMacと2台のタブレット(iPad、Android、Windows)、2台のスマートフォン、合計6台で利用可能である。これについてはルールが変化したかもしれないが、どちらにせよ、余程のことがない限り手持ちの端末すべてで使える。
クラウドは、要するに自分でハードを買うのではなく、回線の費用を負担するということであるから夢物語ではない。
回線に依存するのだから、通信環境次第では同期がうまくいかなかったりする。
速い回線を使っていても、みなさんWi-Fiを使っているご時世だから、都会はWi-Fiの電波で溢れかえっており、おとなりさんの電波と干渉してうまく繋がらないことがある。
先日、そういう回線の問題で同期がうまくいかないことがあり、端末のフォルダの同期を解除したら、なぜか、そのフォルダが根本的に消えてしまうという出来事があった。当然ながら、他の端末にも同期されて、鈴なりのように虚無の世界が広がった。
幸いながら、こういう削除を行っても、OneDriveのサーバーのゴミ箱にデータが移動する仕組みなので、ゴミ箱から復帰させただけで済んだ。
とはいえ、同期の不具合の怖さを体験したわけで、ゴミ箱というセーフティーネットがあるとしても、やはり懸念を絶無にすることはできない。
であるから、オンラインストレージこそが至高というわけではないし、たとえばサイズが大きい動画を保存するのであれば、外付けハードディスクかMicroSDの方が適しているかもしれない。
あと、WordやExcelが衰退する可能性についてであるが、SNSで繋がってない相手にはメールという貧弱なサービスを使わねばならず、PDFの扱いづらさ、もしくはファイルサイズが大きいものをメールに添付出来ないという問題があり、他人に見せるためにはプリントアウトするしかないこともある。