12月20日(金)に、いよいよ『ライオンキング』が日本上演15周年を迎えます!
東京公演は1998年に四季劇場[春]のこけら落とし公演として開幕。以来、日本演劇史上初となる無期限ロングランを継続してきました。
12月20日時点で東京公演の総公演回数は、5,195回、観客動員数は約599万人に上る見込みとなり、今や "国民的ミュージカル"となりました。
その記念すべき15周年に合わせて11月1日(金)から新作TVコマーシャルが登場します!今回のコンセプトは、「さまざまな世代や性別を超えて愛され続けてきた15年間を、日本中を巻き込んでのお祭り感と親しみやすさをもって表現する」というものになりました。
監督を務めるのは、これまでも劇団四季のCMを多く手掛けてきた英 勉(はなぶさ つとむ)氏。プライドロックの上でシンバが「うぉー!」と雄叫びを上げる『ライオンキング』を象徴するシーンに呼応して、商店街の皆さんやサラリーマン、カップル、中学生たちが元気な雄叫びを続けていきます。
まず撮影が行われたのは、商店街のシーンから。10月某日、都内の商店街に、まだシャッターが閉まっている早朝からスタッフや俳優・エキストラが集まります。今回のCMには、シンバ以外にも劇団四季の俳優たちが数多く出演しています。パン屋の主人に扮するのは吉谷昭雄、パン屋の女性店員は岡本瑞恵です。準備万端となり、商店街のシャッターも開き始めて雰囲気が出てきたところで撮影開始。朝の町に元気な雄叫びが響き渡りました!
続いては、場所を移動して中学生のシーンの撮影。演じるのは、かつて『サウンド・オブ・ミュージック』に出演していた子役の皆さんです。現役の中学生とあって、学生服もぴったり! 撮影が始まると、子どもらしい元気な声が上がりました。
若いカップルを演じたのは、上川一哉と若奈まりえの二人。監督いわく、イメージは「大学生を引きずった社会人1年目のカップル」とのこと。完成した映像では、普段の舞台では見られない二人の新たな表情を見ることができました!
サラリーマンのシーンに出演したのは牧野公昭と宇龍真吾。こちらは「外資系企業のサラリーマン」のイメージです。エキストラと協力し、上司と部下のコラボレーションによる熱い雄叫びを聞くことができました。
そして最後は、四季劇場[春]に移動してシンバのシーンの撮影です。プライドロックの上に登場したのは田中彰孝。監督とはこれまで何度もCMやウェブシアターで撮影を共にしてきただけに、息もぴったりと合っています。撮影とモニターチェックを繰り返し、納得の絵を作り上げていく監督。
「普段見ている俳優さんの舞台とは違った一面をぜひ楽しんでいただければと思います。俳優の皆さんはとても楽しそうに演じてくれて、非常に嬉しかったですね。もちろん、CMだけでなく、その後は舞台もご覧になっていただきたいです」(英監督)
劇団四季の俳優たちが画面狭しと躍動する新CMも完成し、いよいよ間近に迫った『ライオンキング』15周年。この機会に、どうぞ劇場へお越しください!
完成したCMは、こちらよりご覧ください!
『ライオンキング』テレビコマーシャル