カンテレTIMES

“謎の男”オダギリジョーの言葉が染み込む第7話
「これは惚れてしまう」 岡田将生の告白にも反響

2021/05/29

松たか子演じる、バツ3子持ち社長の主人公・大豆田とわ子が元夫3人に振り回されながら日々奮闘する姿を描くロマンティックコメディー『大豆田とわ子と三人の元夫』。いよいよ5月25()放送の第7話からは第2章が開幕。第6話で予告なしで登場して視聴者から驚きの声があがったオダギリジョー演じる“謎の男”の言動が、今回もネット上をにぎわせた。


かごめ(市川実日子)の一件から1年が経ち、とわ子(松たか子)は自宅で一人暮らしを始めていた。高校に進学した娘の唄(豊嶋花)が、通学しやすい祖父・旺介(岩松了)の家に引っ越したからだ。なんとか引き留めようとしたが、唄は「ママがちゃんと育ててくれたから自立しようと思ったんだよ」と子離れできないとわ子を諭す。娘がいない寂しさを抱えながらも、「これからは丁寧な暮らしをしよう」と日々を満喫し始めたある日、ラジオ体操で自分と同じく、周りと体の動きが合わない“謎の男”(オダギリジョー)と出会う。

そんな中、とわ子はしろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドのマディソンパートナーズに会社の株を売却しようとしていることを聞かされる。会社としてのこだわりや職人気質の社員たちを守るにはどうすればいいのか。頭を抱えるとわ子を心配して、慎森(岡田将生)と鹿太郎(角田晃広)がマンションにやって来る。

後日、マディソンパートナーズの担当者から、人員削減の話を持ち出され、六坊(近藤芳正)はつい怒りをぶつけてしまう。反省する六坊に、とわ子は「悔しいです。六坊さんに先を越されて。面倒上等、厄介上等。それがしろくまの社風です。これからも誠心誠意いいものを作り続けましょう!」と精一杯フォロー。隠れてため息をもらすとわ子を、慎森は屋上に誘い、紙コップに注いだワインを飲みながら、「やっぱり僕は君のことが好きなんだよね」と突然の告白をする。とわ子から「らしくないよ」と返されても、「らしくなくても好きな人に好きって言いたい。そうやって続けていけばそれも自分らしくなっていくと思う」と、いつもは憎まれ口ばかりの慎森が素直な気持ちをぶつけるが、とわ子からは思わぬ言葉が…。元夫婦のせつないシーンに、ネットでは「慎森、人として成長した」「岡田くん、かっこ良すぎる」といったコメントが多数寄せられた。

 

一方、唄への届け物のために外出したとわ子は、帰りのバスの中で“謎の男”と偶然再会。公園で2人は夢中になれることや仕事について話していたのだが、ひょんなことから、話題はかごめのことに。今まで誰にも言えなかった親友への思いがあふれ出すとわ子を“謎の男”は優しく受け止め、とわ子の心は次第にほぐれていくのだった。中でも、とわ子が車内に忘れたパンのために、全速力で走って取り戻すシーンには、「これは完全に惚れる」「走り方もうしろ姿も何もかもがオダギリジョー!かっこいい」と熱いコメントが殺到。さらに、「人生には2つルールがある」に続く言葉が心に染みた人もかなり多かったよう。オダギリ演じる“謎の男”の正体はいったい…最後に待っていた意外な展開に「まさにホラー!」「先週に続いて、またやられた」とネットも大混乱。今後、“謎の男”はとわ子の人生にどう関わってくるのか?

印象的な食事シーンが数多く登場する脚本家・坂元裕二作品。第7話では、とわ子と八作が一緒にごはんを食べている頃、慎森と鹿太郎はなんだかんだ仲良く焼肉店で食事をしていた。2人の会話に「シンシン」「肩ロース」という肉の名前が“スパイス”として盛り込まれ、さらにはタイミングが合わず、なかなかトイレに行けない鹿太郎がおかしくて楽しいシーンだったが、鹿太郎が別れ際に口にした一言が心に響く。坂元作品はコミカルな場面の中にも奥深い言葉がさらっと語られる。ぜひ何度もドラマを見返して“新たな発見”をしていただきたい。

 

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』はカンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜夜9時より放送


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